良く、目から鱗、正確には目から鱗が落ちると言うけれど、先日それほど大袈裟ではないけれど、その言葉を思い出すシチュエーションに遭遇した。何度も書いている肘痛に伴う通院で行った勝又医院。ピンポイントで痛かった右肘の骨の部分。先生はここが痛いんだよね、と触った後、でもね、わるいのはここじゃなく、そこから指先に伸びる?繋がる?腱が悪いんだよと教えてくださった。たったそれだけのことですが、物凄く納得しました。
私が本を読む理由。
人間の行動はたった一つの理由や、原因で動く訳ではありません。
ただ今回の読む理由に対し、
それでも間違いなく根底にあるのは「現実逃避」。
細かい理由はいくつでも付けられるけれど、
全てに共通する理由は現実逃避。
人間関係やら、義務やらからの逃避。
私たしの弱さの発露と言うか、現れと言うか。
別に読書でなくても、
ゲームでも、テニスでも、ゴルフでも、グルメでも、
ブログでも、浮気でも、
もちろん浮気はしませんが、
と言うより相手がいないので出来ませんが。
それならいればするのか?
と、
泥沼に陥る前に。
何かにのめり込めば、嫌なことを忘れられる。
じゃあ、そんなに嫌なことがあるの?
と聞かれても、具体的には無いんだけれど。
何となくモヤモヤしている中途半端な気持ち。
今の自分に感じる、具体的なことが全くない焦り。
奥様や子供たちには真っ当に生きろと言いながら、
自分では感じられない生き甲斐。
困ったものです。
さて、今年の目標である年間読書120冊。
159冊目です(今年287日目)。
「灰の旋律」 堂場瞬間一
勝手に評価10点満点中6点
神奈川県警を辞し、探偵事務所の看板を掲げたものの、相変わらず、無聊(ぶりょう)をかこつ真崎薫(まさき・かおる)のもとに、レコード会社の中山秋穂(なかやま・あきほ)が音楽プロデューサーの矢吹調(やぶき・しらべ)を捜して欲しいと訪ねてくる。矢吹は、若手バンドのアルバム・プロデュースを依頼されていたのだが、レコーディングが始まる直前に姿を消して……。真崎が追う酔いどれの音楽プロデューサーに、失踪したギタリスト。かつて一世を風靡(ふうび)したロッカーたちを切り裂く一発の銃声。みたび猟犬が横浜を奔(はし)り、音楽業界の闇に迫る!
堂場さんの小説は安心して読めます。
だけど、私の問題で最近の楽しめない。
理由は上に書いたように、不安定な私の精神状態。
困ったものです。
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