徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

接客の基本のお話

2022-02-22 12:31:00 | その他

実家の近くに、カラスの巣窟と化している場所があります。未確認ですが、餌を撒いているので沢山のカラスが集まっていると噂されています。その隣に今、マンションを建てているのですが、今のままだと、カラスの糞害もあるし何よりカラスが大好きと言う人も少ないでしょうし、鴉をどうするか注目しています。

 

私は隔週火曜日にクリーニング屋さんに行くことにしています。

と言うことで、今日も行ってきましたが、

実はちょっと前からクリーニング屋さんを代えようかな?

と少し思っていました。

理由は、初めて行った時の店員さんの対応が抜群に良く、

長いお付き合いをしたいなと思っているうちに、

その方が辞め、その後、次から次へと店員さんが代わり、

どこか不満を感じるようになったことが原因です。

最近の方は、最初は慣れない応対に時に不快も感じましたが、

途中で正社員になれたと喜んでいらっしゃり、

その後、対応も向上しもうしばらくこのままで良いか、

そう思って今日訪問しました。

何回か対応していただき、顔を覚えてもらったらしく、

店員さんから「お仕事は何時からですか?」と聞かれ、

13時45分からですと答えると、

以前、開店時間が10時から9時になったときに、

早くなって嬉しいと行ったことを覚えていたらしく、

10時頃からお仕事が始まる方だと思っていましたと言われました。

 

内容はともかく、数ヶ月前に何気なく交わした会話を、

しっかり覚えていて下さったことに、

私としても嬉しかったし、顧客対応の真髄と言うか、

お客様に対し、あなたのことを覚えていますと言うアクションは、

お客様をもてなす最高の対応であることを思い出させて下さいました。

今、高田郁さんの、あきない世傳金と銀と言う本を読んでいますが、

売っての幸い、買うての幸せではなく、

買うての幸い、売っての幸せが大切。

要するに企業は、売り手は、

売りたいものを売って、御客様に喜んでもらうのではなく、

お客様が欲しいものを売って、売り手も儲けさしていただく。

 

接客も、売り手の事情を優先するのではなく、

常にお客を優先し、その時は儲からなかったり、

時には損をしても、巡り巡っていつか帰ってくること。

まさしく情けは人のためならず!なんですよね。

今日、クリーニング屋で学んだことでした。

 

さて、今年の目標である年間読書150冊。

47冊目です(今年52日目)。

「あきない世傳金と銀 六 本流編」 高田郁

勝手に評価10点満点中8点

大坂天満の呉服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、
江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。
その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。
女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。
「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。
果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、
との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!
 
誠実な商売の基本が大切にされていることが、
読んでいて非常に気持ち良いです!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スポーツの裾のを広げるために | トップ | YBCルヴァンカップ  エス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿