この前テレビで、フラーの渋谷会長が「アウェイツーリズム」って話をしていたのを「週アル」でも取り上げました。「アウェイ観戦を兼ねてその土地をプチ観光」そして「地元の居酒屋で祝杯(もちろんアルビのユニを着て)」っていうのは本当に楽しいですよね。今までもこれからもこの「週アル」の話題になっていきますし、わが家の合言葉「老後はアルビレックス」の根幹をなす考え方だと認識しています。
ところが昨年からの新型コロナ騒動は、ボクらのアウェイ観戦の大きな障害となっています。わが家の2020シーズンのアウェイ観戦は、開幕戦の群馬戦1試合のみでしたし、2021シーズンはまだ実現できていません。「早く安心してアウェイ戦を楽しみたいなぁ…」というのが、ボクらの強い願いです。
そんなボクらの「アウェイ観戦願望」を、少しだけ慰めてくれそうな本をこの前見つけて購入しました。それがこれ。
「スタグル大百科」(エルゴラBooks:1150円)です。「日本のスタジアムグルメ&球場飯が大集合」の表題どおり、サッカーのスタジアムグルメだけでなく、野球場の球場飯も一緒に特集したムック本です(まぁ出版元がエルゴラですからサッカーの比重が大きいですけどね)。1000円を越える価格の割にちょっと薄い(79ページ)のがやや難ではありますが、「あ~これ食べたよね」って懐かしいものもあれば、「え~知らなかった!今度絶対に食べよう!」とか「このスタジアムに行ってこれ食べたいなぁ…」なんてメニューがたくさんあって、気分はすっかり「アウェイツーリズム」でした。
で、ビッグスワンに関しては、「スタグル旅のススメ」っていう能田達規さんのマンガで2ページ特集されていたほか、「みかづきのイタリアン」が「地元民熱愛の新潟のソウルフード」として、でっかく紹介されていましたよ。嬉しいねぇ。まぁボクはイタリアンに関しては断固「フレンド派」ですけどね。
さらに、これ。
カレー編のページにはでっかく「バスセンターのカレー」も紹介されていて、こっちはちょっと複雑な気分になりました。だって今シーズンのビッグスワンは、今まで「バスセンターのカレー(万代シルバーホテル)」は出店されていませんからね。ボクも毎試合のホームゲームで残念な気持ちを味わってきたし、もしかしたらアウェイチームのサポが、「ビッグスワンで新潟名物の『バスセンターのカレー』を食べてみようか」って思って来県し、食べられずにがっかりしているかもしれません。
この幟(のぼり)旗がビッグスワンに復活し、ボクらもアウェイのサポも「バスセンターのカレー」をスタジアムで楽しめる日が来ることを、心から願っています。なんたって「バスセンターのカレー」は「史哉・青春の味」ですからね。この灯を消してはいけません。万代シルバーホテルさん、よろしくお願いします。