まだボクがアルビのサポーターになる前の話ですが、ビッグスワンが完成した20年前に初めて開催された公式戦は、J2の京都戦だったんだそうですね。この2001年のできことについて、今週初めの新潟日報のコラム「座標軸」に書かれていました。
この「ビッグスワンこけら落とし」のゲームには3万2000人の観客が集まり、「ゲームは延長戦に突入したものの、審判の不可解な判定により京都にPKが与えられ、新潟は晴れ舞台を飾れなかった」と、記事にありました。反町監督はゲーム後に「全てを失った」と嘆いたそうです。
この年の11月、アルビは再びビッグスワンで京都と対戦して敗れ(当時は同一チームとホームで2戦、アウェイで2戦の対戦だったんですね)、J1昇格を逃したそうです。アルビがJ1昇格を決めるのは、その2年後の2003年ということになります。
なるほど。京都とはそんな20年前の因縁があるのですね。明日の京都戦は、「20年前の借りを返すゲーム」でもあるわけですな。それにしても、この20年間でビッグスワンがこの新潟県で果たしてきた役割は、とても大きいですよね。
現在、補修工事が行われながらゲームが行われているビッグスワンですが、いつまでも新潟のシンボルとしてボクらを熱狂させる舞台であってほしいです。
さぁそのビッグスワンで、20年前の借りを返し、現在のJ1昇格のライバルとの直接対決となるビッグゲームが、明日行われます。なんかもう、今から興奮していますよ。明日の京都戦、そして来週の琉球戦、絶対に連勝したいですね。いや絶対に連勝しましょう。ボクらの熱い気持ちで、選手の背中を押しましょう。頑張れ!アルビレックス!
勝負の連戦!白鳥よ!高く翔べ!