
中京競馬場でのランドヒリュウ
今日、日本ダービーが行なわれ、
フェノーメノの追撃をハナ差しのいだディープブリランテが
第79回日本ダービーの覇者となった。
過去のダービー馬は記録にも記憶にも残るものだが、
2着、3着の馬は思い入れがなければなかなか思い出せない。
でも、そんな馬だからこそ思い出す馬もいる。
カンパーリ、ラグビーボール、シンチェストなど
3、4着だからこそ、その敗北が忘れられずにいつまでも思い起こしてしまう。
ランドヒリュウもまた、シリウスシンボリ、スダホーク、スクラムダイナの4着だった馬である。
直線半ば、一瞬 「 おっ! 」 と思わせたシーンがあっただけに忘れられない。
ダービーという晴れ舞台で走れた経験や雰囲気を 「 もう一度味わいたい 」 と思う
人間の気持ちを馬が代弁した動画 ( 詩 ) である。
『 アンコール 』 ランドヒリュウ
緑の府中を想い出しています
もう一度
あのダービーを走れたなら
結果はたとえ変わらなくとも
あの大観衆のなかを走ってみたい
白いスダホークが頭を外に傾けて
先頭に立ったのを見ながら
一生懸命に走りました
目の前をシリウスシンボリが
もの凄い勢いで追い込んでゆきます
もう一度 夢でもいいから
ダービーを走りたい