B&G沖縄海洋センター内にある 「 浜元サチピン貝塚 」
浜元サチピン貝塚
Hamamoto Sachipin Shell Mound
( 県指定史跡 )
Prefectural Historical Monument
指定年月日 : 昭和 49 ( 1974 ) 年12月26日
Designaed Date : December26,1974
所在地 : 沖縄県国頭郡本部町字浜元 北原
Location : Hamamoto,Motobu-cho,Kunigami-gun,Okinawa-ken
浜元サチピン貝塚は、B&G沖縄海洋センター内にあり、
西海岸に突出した琉球石灰岩台地の上および海側崖下斜面部に形成され、
沖縄貝塚時代後期 ( 約3500年前~2500年前 ) ~ 中期
( 約2400年前~2100年前 ) に属している。
台地上からは無文の土器と石器類が多量に出土し、海岸側の崖下斜面の貝層からは、
主として伊波・荻堂式土器などが出土している。
しかし本格的な発掘調査が実施されていないので、遺跡の具体的な性格については分かっていない。
台地上は中期、崖下部は前期と沖縄貝塚時代における遺跡立地をよく示しており、
遺跡の占地形態を知る上で貴重なところである。
また、前期の遺跡としては沖縄本島北部における数少ない例の一つでもある。
The shll mound is on a Ryukyuan limestone plateau that juts out into the west coast
and slope under the seaside cliff which are in B & G Okinawa Marine Center.
It belongs to the early ( approx. 3500~2500 years ago ) to the middle
( approx. 2400~ 2100 years ago ) Okinawan Shell Mound Age.
Among the excavated articles are many pieces of pottery with no patterns,
Iha and Ogido pottery.
However, no specific characteristics are known because there has not been
any serious investigation.