直方市古町アーケード街にある「アートスペース谷尾」
このアートスペース谷尾は、
大正時代に旧十七銀行直方支店として建てられた建物です。
煉瓦造二階建、レンガ張りのレトロな外観と
風格は当時の姿を今に残しています。
建設当時は、屋根にドームを戴いた優雅な建物でした。
十七銀行直方支店はその後、昭和20年に福岡銀行直方南支店となり、
平成9年に故谷尾欽也氏により、
直方市美術館別館(通称アートスペース谷尾)として
ガラス工芸品の展示館に生まれ変わりました。
チェコ・ドイツ・フランス・中国などのエングレーブ(彫刻)やゴブレット(飾り瓶)、
日本の江戸切子など約260点のガラス工芸品と
高取焼(宅間窯・内ヶ磯窯)発掘出土品を約90点展示しています。
館内には、喫茶部もあり、ギャラリー喫茶としても親しまれています。
入館無料です。