ピラミッドのような島の頂部に灯台が立つ
沖にある三角形の島は興味をそそる
名瀬港沖防波堤の向こうに立神島が見える
50cmほど高さの手すりの鎖を頼りに細い道を上って行く
頂部に近づくにつれて断崖は険しく狭くなる
頂部に近づくと灯台が目の前に見える
立神島頂部と灯台下部
初点が昭和12年とあるが当時はかなり困難であったろう
灯質が群閃白光で毎6秒に2閃光の灯器
登りはそうでもなかったが下りはシビレた馬の背ほどの幅の道
下から見ると壁のようにそそり立つ岩壁
途中のヘアピン付近からの光景
立神島の周りは青い海が広がる
「 鹿児島県立大島高等学校 」 の校歌
立神を 繞 ( めぐ ) りて清き
新潮 ( にいしお ) の 香にたつあした
相和 ( あいわ ) して われらうたわん
夢若き 自律の調べ
研学の 理想に燃えて
見よ挙 ( こぞ ) る 大島高校
上の歌詞は、先日、春の選抜高校野球大会に出場した
鹿児島県立大島高等学校の校歌であるが、
その歌い出しに出て来る 「 立神 」 にある灯台である。
灯台表番号 / 6941
ふりがな / なぜこうたちがみとうだい
標識名称 / 名瀬港立神灯台
所在地 / 過去島県名瀬市 ( 名瀬港立神島 )
北緯 / 28-24-30
東経 / 129-29-55
塗色 / 白色
灯質 / 群閃白光 毎6秒に2閃光
光度 / 実効光度640カンデラ
光達距離 / 8.0海里
地上~頂部の高さ / 8.87m
平均水面上~灯火の高さ / 39.03m
地上~灯火の高さ / 8.38m
業務開始年月日 / 平成12年2月1日
現用灯器 / LD管制器Ⅱ型
名瀬港立神灯台は、憧れの灯台である。
「 あの場所に行ってみたい 」 そんな思いで見ていた灯台であった。
名瀬港のシンボル的な島にある灯台の初点は昭和12年と古い。
その当時にあの島の頂上に灯台を作ることは困難であったと思われる。
それゆえに灯台まで辿り着いた時は感慨ひとしおだった。
この島まで来ることに協力して頂いた森崎さんに心から感謝を申し上げたい。
本当にありがとうございました。
名瀬港立神灯台へのアクセス
名瀬港立神島灯台へは、近くの浜辺や防波堤から遠望を撮るか、
瀬渡しで島に上陸するかのどちらかである。