赤い橋を見る熊本地震で倒壊崩落した立野にある 「 阿蘇大橋 」 を思い出す。
ボクが選手になった頃は ” 立野ん赤橋 ” って言っていたような気がする。
早朝練習で、この橋の先にあった 「 白馬 」 を通る時は午前5時前で、
湯之谷のゴルフ場の時計が5時だったのを思い出す。
ほとんど毎日のように早朝に阿蘇まで往復80キロの道を練習していた。
その後も内大臣橋を一周し80キロ、そして午後から競輪場でバイク誘導。
それから甲佐一周を40キロして帰ってローラー練習をしていた。
そういえば、 ” 当時東洋一のアーチ橋 ” と呼ばれていた。
「 内大臣橋 」 も赤かったような気がする。
話題が本末転倒になったが、
この 「 平戸大橋 」 も若戸大橋を彷彿させる魅力ある橋である。
1977年4月4日に有料道路として開通した平戸島と田平町を結ぶ朱塗りの吊り橋で、
(歩行者天国としては3月27日に開通) 4年の歳月と、56億円をかけて架けられた。
橋は全長665m、トラス吊橋構造で主塔間465.4m、幅10.7m、海面上30mに吊られている。
大橋の下には公園があり、洋風庭園や遊具広場が整備されている。
平戸大橋をバックに写真を撮るには最高の場所でもあるため、休日の利用者は多い。
<橋の概要>
橋長 665.1m(中央径間465.4m) ※工事延長966m(内橋梁665m)、
有料区間880m ・幅員 10.7m ・橋格 一等橋 設計自動車荷重20トン
型式 ストレートバックステー2ヒンジ補剛吊橋 ・桁下高 満潮面から30m
主塔高 海面から87.9m ・ケーブル直径 364ミリ
使用鋼材 約6000トン <平戸大橋通行止め基準>
車は平均風速25m以上 ・バイクは平均風速15m以上である。
内大臣橋は、内大臣峡への入口にあたり、
熊本県と宮崎県にまたがる国有林の開発のため架橋された。
水面よりの高さは86メートルで、当時は東洋一のアーチ橋と言われ、
有料橋として運営されていたが、昭和55年に無料化し、
併用林道として利用されている。
当時は、万坂トンネルが出来るまでは、ほとんどこの橋の道を前を通っていた。