芭蕉布会館
芭蕉布を蒸すカマド
芭蕉布会館の入り口
喜如嘉のメインストリート
喜如嘉集落の入り口にある農村環境改善センター
芭蕉布会館の下にある喜如嘉公民館
喜如嘉集落
喜如嘉で買った芭蕉布のコースター
大宜味村の喜如嘉といえば、
個人的には、喜如嘉グスクのある山に咲く緋寒桜を思い浮かべるが、
いっぱん的には芭蕉布であろう。
その芭蕉布会館で芭蕉布で出来たコースターを二枚買ったが、
使うのがもったいなくて、そのまま大事に取ってある。
芭蕉布といえば、ハワイアン調の唄を思い出す。
それは和田 弘 と マヒナスターズが唄ったものだが、
ゆったりとしたメロディーと甘い歌声が歌詞のようにゆったりと波打つ青い海と青い空。
それと風に揺れるサトウキビの葉を思い出させる。
『 芭蕉布 』
作詞 吉川安一
作曲 普久原恒勇
海の青さに 空の青
南の風に 緑葉の
芭蕉は情けに 手を招く
常夏の国 我(わ)した島 沖縄(うちなー)
首里の古城の 石だたみ
昔を偲ぶ かたほとり
実れる芭蕉 熟れていた
緑葉の下 我(わ)した島 沖縄(うちなー)
今は昔の 首里天じゃなし
唐ヲゥーつむぎ はたを織り
じょうのうささげた 芭蕉布
浅地紺地の 我(わ)した島 沖縄(うちなー)
石橋が架かっている大祗神社(だいぎじんじゃ)
架橋 / 天保年間 ( 1830~1843 )
石工 / 不明
長さ / 5.5m
幅 / 2.2m 高さ / 2.1m
大祗目鑑橋は、周辺の産神として親しまれている大祇神社の正面に架かる目鑑橋である。
橋の上を通るコンクリートの町道の下で石橋と気付く人も少ないものの、
側面から見ればしっかりと輪石でアーチが石組みされている。
大祗目鑑橋へのアクセス
大祗目鑑橋へは、御船インターより国道445号線から443号線を経由し、
旧橋の方を緑川を渡り、左へ入って寒野集落の大祗神社へ行くと神社の前が橋である。
駐車は、路上駐車になる。
熊本県上益城郡甲佐町西寒野
真壁按司の無念を鎮めるために建立されたグスク内の真壁神宮寺
グスク裏側の城壁
うるま市平安名にあるワイトゥイや斎場御嶽のサングーイのように見える
グスク内にある展望台
グスク展望台から望む三和中学校方面
真壁グスクは、三山鼎立の時代13世紀~14世紀ごろに、
南山グスクも出城として、真壁按司によって築かれたとされる。
グスクは真壁集落の北川の丘陵に築かれ、三つの郭からなる連格式になっており、
グスクの周囲は野面積みと切り石積みからなっている。
グスク内で最も高い所が一の郭(主郭)で、
その下に二の郭があり、入り口の真壁神社あたり一帯が三の郭にあたる。
白馬物語
真壁按司は、見事な毛並みの天馬のような白馬を育てていた。
その白馬の噂は国中に知れ渡り、国頭按司の耳に入る。
そんなある日、ぜひ白馬を譲ってもらおうと、国頭按司が真壁按司のもとを訪れるが、
「こればかりはどんなことがあっても譲れない」と要求を断ると、
国頭按司といがみ合いになり、とうとう戦になってしまう。
大軍で攻めてくる国頭軍に対して、真壁按司の弟の垣花按司に応援を頼むが、
ともに滅ぼされてしまい、
真壁按司が大事にしていた白馬も国頭按司の手に渡ってしまうが、
白馬は何も食べ物を口にせず、衰弱して死んでしまう。
その後、真壁按司の倒れた森を子孫が歩いていると、
白馬のような白い石が宙を浮いている不思議な現象に出くわす。
その石は今現在でも、霊石として拝所に祀られている。
真壁グスクへのアクセス
真壁グスクへは、国道331号線を具志頭方面に進み、
ひめゆりの塔を過ぎて米須交差点を左折して県道7号線に入り、
三和中学校入り口の方へ行き、中学校の前から右に入ると突き当たりに公園がある。
その付近一帯がグスクになっている。
駐車は、真壁公園駐車場に駐車できる。
( 沖縄県糸満市真壁 )
田川高校前を走る平成筑豊鉄道のブルーのちくまる号であるが、
この “ ちくまる号 ” は、ブルーとグリーンと、
きのう紹介した黄色の「なのはな号」の3種類がある。
愛嬌たっぷりの 「 ちくまる 」 くんがデザインされた車体を見ると思わず微笑んでしまう。
そんな地域愛があふれた平成筑豊鉄道の電車たちである。
架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 5.1m
幅 / 2.8m 高さ / 2.6m
堂迫目鑑橋は、大祗目鑑橋の近くにある小さな橋で、
周りをコンクリートで補強工事をされ、上部も舗装されていて一見石橋には見えにくいが、
側面から見れば石組を見ることが出来る。
現在も現役として活躍をしている。
堂迫目鑑橋へのアクセス
堂迫目鑑橋へは、途中までは大祇目鑑橋を参考にしてもらいたい。
その大祇目鑑橋のある神社をすぎてさらに400mほど進んだ所に店屋(酒屋)がある。
その右裏になる。
駐車は店屋の手前の広くなった場所に路上駐車になる。
熊本県上益城郡甲佐町東寒野
新型車両400型「なのはな号」は、筑豊・京築地域の活性化につながる鉄道にふさわしく、
開業以来初めてのフルモデルチェンジを行い、
振動・車両騒音の低減、空調の改善等による乗り心地の向上を目指したほか、
清涼感のあるブルーのシート、車いすスペースを設け、バリアフリーにも対応した車両である。
車両の外装は、沿線に春を告げる「菜の花」をイメージした温かみのある黄色をベースに、
豊かな自然を表す「水・緑・空」の3本ラインをリボンに見立て、
車体を包んだシンプルなデザインになっている。
架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 22.0m
幅 / 5.0m 高さ / 10.5m
御手洗橋は、上積みの多い目鑑橋の代表のひとつである。
阿蘇大明神 ・ 健磐龍命(たけいわたつのみこと )が手を洗ったとされる清流に架かっている。
現在は上部が舗装され、姿は橋脚に残るばかりだが、
田のあぜ道から眺めると細長くスラリとしたアーチの全景を見ることが出来る。
御手洗橋へのアクセス
御手洗橋へは、途中まで往還目鑑橋を参考にしてもらいたい。
往還目鑑橋から100mほど行くと右側に甲佐神社がある。
その脇を左に入って300mほど上って行くと集落の手前にコンクリートの橋がある。
その橋が御手洗橋である。駐車は、路上駐車になる。
熊本県上益城郡甲佐町安平
グスク入り口に立つ路標
南に開いたグスク内の城門
周囲を囲む石垣
積み重ねられた石垣
拝みの対象となっている大岩
米須グスクは、三山鼎立(ていりつ)時代、
南山グスクの出城として米須按司によって築いたとされ、
石垣を二重にめぐらした珍しいグスクといわれている。
城は二つの郭からなっており、上にある主郭(一の郭)には家屋跡の石列や井戸跡、
拝所などが残ってある。
一の郭から米須小学校方面が下が二の郭になっている。
一の郭の城門は南に向いて開き、二の郭の城門は西に向いて開いている。
この二つの城門は側面からの防御を考えた構造になっており、沖縄でもあまり例がない。
米須グスクの按司の夫人は、絶世の美女として有名であった。
その美しい夫人を横恋慕しようと家来の我瀬之子(がせのし)は、
自分の想いを遂げようと計画し、按司を舟遊びに誘い出し殺してしまう。
按司亡き後、グスクを出て塩売りをしている夫人を見つけた我瀬之子は、
自分の妻になるように夫人に迫る。
一計を案じた夫人は、その申し出を受けた条件に、新しい家を作って欲しいと頼む。
夫人の頼みを聞いた我瀬之子は、山に入り木を切って運び出していたその時、
隠し持っていたノミを我瀬之子の手の甲を木に打ち込み、按司の仇を討ったという。
( 沖縄県糸満市米須 )
天草崎津港灯台は、崎津天主堂から対岸に見える出っ張った鼻に立つ灯台である。
灯台の初点は昭和45年3月25日で、港内にある南灯台よりも5年早く設置されている。
地上から頂部までの高さは9.31mで、平均水面から灯火までの高さは24.44mとなっている。
そんな灯台の灯質は等明暗白光で、明3秒暗3秒の間隔で点滅している。
現用灯器はLED灯器 ( Ⅱ型白 ) である。
( 熊本県天草市河浦町崎津 )
先日、月と星のランデブーが観られたらしいが、
今日は春なのに、 “ たなばた ” を感じられる焼酎を呑んだ。
そんな七夕は、鹿児島県いちき串木野市大里にある田崎酒造の芋焼酎である。
初代当主が水を求め、いちき串木野市に創業して百有余年。
湧き出る水は稀にみる良水と讃えられている。
この清水と、厳選されたさつま芋が結びつき、精魂こめて吟醸した焼酎『薩摩黒七夕』。
芋は厳選された黄金千貫を使い、ひときわ味の冴える黒麹で仕込んでいる。
黒麹ならではの表情豊かでボディのしっかりとした風味は、水割りやお湯割に相性が抜群。
熟成させたことで、とろりとした甘味にほのかな苦味の余韻が残る、
重厚な味わいに仕上がっている。
杜氏のこだわりが香り立つ、熟成いも焼酎である。
架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 3.0m
幅 / 6.0m 高さ / 2.0m
※ 撤去・解体され、現存しない。
往還目鑑橋は、県道220号線が大幅に拡幅された際に橋自体が隠れてしまったが、
川に下りて見ると目鑑橋らしいアーチの石組みが見られる。
今でも交通量の多い県道を支えていたが、道路工事のため撤去され、
現在はこの橋を見ることは出来ない。
今後架橋が予定されているらしい。
往還目鑑橋へのアクセス
往還目鑑橋へは、御船インターより国道445号線から443号線を経て、
甲佐市街地を左折して県道220号線のやな場の先にある上揚集落の道路になる。
駐車は、路上駐車になる。
熊本県上益城郡甲佐町上揚
石原グスクは伊原集落の北方に位置し、
石灰岩の丘陵地に築かれたグスクである。
主に東側がグスクが中心とされ、野面積みの石垣がある。
また南側の石垣は、ほとんど崩れ落ちているが、
その辺りに「伊原遺跡」があり、土器や青磁などが採集された。
他にも鉄製品が多く出土した事から、鉄器生産場所ではないかとされている。
石原グスクへのアクセス
石原グスクは、国道331号線を琉球ガラス村よりひめゆりの塔方向へ進み、
「ひめゆりクリニック」の前にある「琉風の塔」の入り口から左に入って、
約200mくらい行った左側の階段の上に位置する。
グスクの反対側は産業廃棄物処理場になっている。
駐車は、グスク入り口の空いたスペースに路肩駐車した。
( 沖縄県糸満市伊原 )