今日、栃ノ心が引退した。
今場所は左肩から腕にテーピングがされていた。
そのため持ち前の左上手からの投げが打てず、
連日かなり苦しそうな相撲を取っていたので、
「ひょっとして引退するかも?」と思っていたが、
まさか千秋楽を待たずにいきなり引退するとは思ってもみなかった。
松鳳山や錦木と同期なので応援してきたが、
これでまた一人贔屓の力士がいなくなった。
ジョージアから来て大関まで務めた栃ノ心関お疲れさまでした。
今日、栃ノ心が引退した。
今場所は左肩から腕にテーピングがされていた。
そのため持ち前の左上手からの投げが打てず、
連日かなり苦しそうな相撲を取っていたので、
「ひょっとして引退するかも?」と思っていたが、
まさか千秋楽を待たずにいきなり引退するとは思ってもみなかった。
松鳳山や錦木と同期なので応援してきたが、
これでまた一人贔屓の力士がいなくなった。
ジョージアから来て大関まで務めた栃ノ心関お疲れさまでした。
地元の物産館「メタセの杜」に掲げられた松鳳山の幟旗
メタセの杜で行われた三役昇進の激励会
宇佐場所の松鳳山
小結まで昇進した郷土力士の「松鳳山」。
その松鳳山が昨日、引退を発表した。
今まで応援してきた力士だっただけに残念であるが、
現役最高齢の38歳まで相撲を取り続けたことを誇りに思う。
今後、相撲協会には残らないと言うので、
その姿を見るのも会見が最後かもしれない。
松鳳山関、無事引退おつかれさまでした。
元関脇の勢が引退を発表した。
勢いは2005年春場所初土俵で、12年春場所新入幕。
1メートル90を超える長身を生かした右四つを武器に幕内に44場所在位した。
十両だった今年初場所で左手親指を骨折して初土俵以来初めて休場。
関取の座を失い、春、夏場所は全休した。
敢闘賞4度、金星5個を獲得した。
荒磯親方(元横綱稀勢の里)、武隈親方(元大関豪栄道)ら実力者がそろう
1986年(昭和61年)生まれの「花のロクイチ組」の一人で、
美声を生かした歌唱力でも人気があった。
これは余談だが、
取組前の土俵では ” 白鵬 ” ではないかと思うほど、
四股やその呼吸までも全ての所作が完全にコピーされていた。
豪栄道に続き、難波の名力士がまた一人いなくなった。
豊響の出身地の山口県豊浦町の隣に豊北町に特牛(こっとい)という地名がある。
その特牛のような ” こって牛 ” を思わせた豊響が引退した。
日本相撲協会は7日、元幕内の三段目・豊響(境川)の引退、
年寄「山科」の襲名を承認したことを発表した。
また、同日付で元幕内・佐田の富士の年寄「出来山」の襲名を発表。
引退会見は9日を予定しているという。
豊響は山口・下関市(旧、山口県豊浦郡豊浦町)出身。
2005年初場所で境川部屋から初土俵を踏み、
07年初場所に新十両、同名古屋場所で新入幕を果たした。
幕内在位は52場所で、347勝403敗30休、敢闘賞3回。
金星は1個で、12年夏場所に白鵬から奪った。
183・4センチ、180キロ。得意は突き押しだった。
こって牛のような巨体から繰り出す豪快な突きは強烈だった。
豊響お疲れさまでした。
師匠の伊勢ケ浜親方から渡される優勝旗を受け取る照ノ富士
優勝賜杯を手にする
コロナで異例の無言での国歌斉唱が行われる
今日、幕尻の番付の照ノ富士が5年ぶり2度目の優勝を果たした。
優勝経験者が関脇以下で2度目は44年ぶりの快挙だそうである。
大関で、しかも優勝経験者で、怪我や病気で序二段まで陥落していた力士が、
ここまで這い上がって来たのは奇跡に近い。
まして幕内復帰だけではなく、優勝という快挙まで達成した。
そんな地獄を見た人間の復活劇に感動した。
それはモンゴルとか日本とか言った垣根を超えたものだった。
「 よくここまで・・・ 」 やって来れたと思う。
その地位も知っていたし、応援していたので、その感動もひとしおだった。
これは相撲に限らず、どんな世界でもいえることだと思う。
” 諦めたら前に進まない! ” 。だから諦めずに努力して前に進む。
その努力をするという気持ちと行動が賜物だと思う。
昔、スランプの時に先輩の青木宏親さんからアドバイスをもらったことがある。
「 諦めんで努力ばしよっと、元おった位置まで戻るっけん、頑張らにゃんたい! 」
って言われた言葉を思い出した。
33歳で初優勝を果たした徳勝龍の影に隠れた形になった同い年の豪栄道。
徳勝龍は幕尻からの快挙であったが、
豪栄道は9度目のカド番で負け越して大関からの陥落が決まったが、
それでも途中休場などで逃げることなく千秋楽まで相撲を取り続けた。
それは、まさに豪栄道が見せた ” 大和魂 ” であった。
これからは、その大和魂を胸に武隈親方として後進の指導にあたってほしい。
15年の力士人生と大関33場所在位を土俵に残した勇姿を僕らは忘れない。
豪栄道関、お疲れ様でした。
貴景勝に勝って勝ち名乗りを受ける徳勝龍
千秋楽結びの一番で大関と幕尻の異例の対戦
徳勝龍の勝利に場内がどよめいた
奈良県出身では98年ぶりの優勝となった徳勝龍。
前頭17枚目の幕尻での優勝は感動的だった。
応援していた熊本県宇土市出身の正代との決定戦を期待していたが、
貴景勝をやぶった徳勝龍が強かった。
今まであまり目立たない力士に日が当たったのは
他の力士のやる気にもつながったのではないかと思っている。
目的があれば無駄になる努力はひとつもない!
それを叶えた徳勝龍おめでとう!
注目の新大関の貴景勝が琴奨菊に勝って2連勝し、
一人横綱の鶴竜も勝って盛り上がる大相撲夏場所。
そんな夏場所の健闘を祈る松鳳山の地元の築上町に幟が立っている。
初日に栃煌山。そして今日は輝に勝って2連勝と好調である。
貴景勝など、新進の若手が活躍するなかで大変だと思うが、
最低でも8勝を挙げて勝ち越してもらいたいと思う。