“しなやかに、清々しく”

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イルカに迎えられた首都圏真野人会のふるさと交流会。

2013-04-23 08:28:54 | Weblog
 4月20~22日の3日間、首都圏真野人会一行25名は、佐渡真野地区(旧真野町)に於いて真野商工会を主体とした地元有志との第3回目のふるさと交流会を開催した。
 今回真野出身参加者の友人で、佐渡が好きでもう数回訪れている東京育ちの友人2名が加わっている。
 21日正午前に佐渡汽船新潟ターミナルに一人の遅刻者もなく集合、おけさ丸に乗り込む。
 佐渡両津港に入る手前で、おけさ丸のすぐ近くにイルカ数頭の群れが海面に現れ、私どもを迎えてくれた。
 70歳を超えたこの歳まで、年に少なくとも一度はこの越佐航路を利用しているが、イルカに会えたのは今回でやっと二度目。
「何て運がよいのだろう。これは先々良いことがあるよ」と胸を弾ませる。
 両津港に到着すると真野商工会池田会長等が私どもを迎えてくれ、早速、商工会で用意してくれたマイクロバスに乗り込み、先ず、“トキの森公園”に向かう。

出迎えていただいた真野商工会池田会長ほか。


トキの森公園入り口に向かう一行。

3月にオープンした「トキふれあいプラザ」に胸を弾ませる。
“アッ”。 なんと1mほどのところで本物のトキが餌をついばんでいるではないか。


餌をついばむトキ。


ほんとに50㎝ほどに近寄ったトキ。

「いや~これは素晴らしい。こんな近くで観れるなんて!!」。一行は、“すばらしい”の連発。

余韻を残して次の私どものふるさと“真野”に向かう。真野公園の桜まつりの会場へ。
ところが早く着いた(午後5時前)せいで、期待していた“ハッタンぼんぼり”に明りが入っていない。


真野公園ステージ前でふるさと交流会出席者による記念写真。

冷たい雨も降りだし、売店に入って明りが入るのを待つ。




ハッタンぼんぼりに明りが入らない、さみしい光景。


祭り会場隣りの真野宮入口。

雨雲のためにまわりは暗くなっているが、6時過ぎになってもぼんぼりに明りが入らない。嫌なムードが漂う。
関係者に電話で問い合わせたところ、午後7時まで点灯しないとのこと。皆言葉もなく、がっかりして今日の宿に引き上げる。関係者の配慮がなされていなかったようだ。
 一行は、次のカラオケ会場に向かうものと夕食会場に入るものとに分かれた。


カラオケ会場「レストラン・たいがあ」内のカラオケ一行。


真野人会の山田ふるさと交流推進委員が加わって、ダンスを披露する商工会女性有志。


初参加の佐々木さんの熱唱。80歳を超えてなおハツラツした発声だったとか。


真野人会遠藤夫人の哀愁のこもった歌を熱唱。

「たいがあ」のママさん(歌謡ショウに出演するほどの歌謡力の持ち主)が、殊勲賞に真野人会の遠藤夫人、敢闘賞に真野の中川夫人並びにふるさと交流会に初参加の佐々木照男さん等を選出、表彰された。

また、夕食には、女性部の手料理、白魚のおつゆが振る舞われたとか。

夕食会場に向かった一団は、新鮮なしらす料理を含む盛り沢山の料理。冷えた体を地酒で温め、笑顔が戻る。


夕食会場で笑顔が戻った居残りグループ。

21日、一行は、真野商工会に集合。半数近くは、地元の人たちとの「囲碁・将棋大会」に参加。団体と個人で地元の人たちと首都圏から来た人とのそれぞれ総当たりで5回戦を行い、競う。

囲碁・将棋大会に参加した面々。


対戦情景。

前回の地元での第1回大会では、囲碁部門では、首都圏側が完敗であったが、今回、わずか一勝の僅差で首都圏真野人会が勝利した。


囲碁部門で団体勝利し、池田商工会会長から賞品を受ける真野人会囲碁将棋会長野代表。

将棋部門では、前回は、両団体トントンであったが、今回は、地元は猛者を集めたようで、真野人会は、8勝17敗の完敗であった。


将棋部門で団体勝利した地元真野。山口さんが代表して表彰を受ける。

 なお、将棋で全勝した鍵原さんは、“初段”となっていますが、まだまだ上段の実力の持ち主だ と こちらから参加した人達の評判。

囲碁・将棋の面々は、真野商工会の肝いりで豪華なお弁当並びに白魚のおつゆがふるまわれたとのこと。大変おいしかったそうで、我々が会館に戻ると、早速そのことを話された。商工会の皆さん、温かいおもてなしでありがとうございました。

 囲碁・将棋戦に参加しない人は、マイクロバスに乗り込み、冷たい雨が降り注いでいるが、お寺や七浦海岸、佐渡金山を廻る観光に出発。中川前商工会会長が途中から一行に同行して案内役をしてくれる。皆、大変感謝、感激する。


先ず訪れた「清水寺」。808年、賢応法師が京都から布教のおり、京都の清水寺を模して建立したもの。


実相寺、右側の木は、「千年杉の大木」。1272年塚原から一谷に移ってきた日蓮上人自身の開基だそうです。


妙照寺の入口から。日蓮上人が1272年幽居され、出世の本懐を遂げられたところと言われています。

めおとの売店・レストランで昼食となる。めおとの経営者は、真野新町出身の佐々木さん。今回の旅行に東京から叔父さん、社長の弟さんも参加していた。


夫婦岩前で記念写真に収まる観光グループの面々。

一行は、金山道路の満開の桜のトンネルを通り、鉱山口へ。全員で坑内を見学。


相川金山出口付近。


阿佛房妙宣寺の仁王門。


妙宣寺内に在る新潟県唯一の五重塔。


真野御陵に拝礼。

午後4時過ぎに真野商工会に戻り、囲碁・将棋一行と合流。今日の地元有志との懇親会場「長浜荘」に向かう。

午後5時、宴会が始まる。
今回の主催は真野商工会。真野商工会の役員の方々、佐渡市から金子副市長(旧真野町出身)、藤原地域振興課長、前市長の高野宏一郎さん並びに真野の有志の方々がご出席下さり、総勢50名ほどの大宴会となる。
 池田商工会会長、佐渡市金子副市長の歓迎挨拶、逸見真野人会会長の御礼の挨拶と続き、高野前市長による歓迎挨拶と乾杯で会場は一気に盛り上がる。
 料理も大変な量。


池田商工会会長の歓迎挨拶。


佐渡市金子副市長の歓迎挨拶。


逸見真野人会会長の御礼挨拶。


高野前市長による乾杯情景。




商工会女性部による余興“太鼓”。


料理いっぱいの懇親会情景。

余興が始まったころ、真野湾の向こうにまんまるい太陽が沈みかける。窓に一斉に寄って太陽が沈みゆくのを観る。


真野湾に沈みゆく太陽。

今回、囲碁・将棋戦に参加した真野四日町出身の庭師「若林吉則」さんが、特技を生かしてスケッチしてくれた絵をご紹介します。


彼の特技を聞き、翌朝8時ごろお電話で「1枚書いてもらいたい」とお願いしたところ、数十分で書き上げ、出発の商工会館まで届けてくれたものです


宴会での輪おどり。


真野人会カラオケ会他有志による返礼の「ふるさと」合唱。


料理が沢山の中で懇親を深める一団。

宴会終了後、数名の方は、更なる懇親を深めるために町に繰り出したとか。
昨日のカラオケ会場となった“たいがあ”に再度お邪魔して・・・。


中川夫妻のダンス。すばらしかったとか。真野人会総会に出演してもらおうとの話あり。


前記の“庭師若林さん”の熱唱。

また、数名は実家に。小生を含む10数名は、今回の宿、「潮津の里」に送ってもらう。

翌22日、9時30分に真野商工会館に集合。佐渡市長への表敬訪問に佐渡市役所に向かう。
全員市長応接室に通され、待つこと数分。昨日東京で「東京両津の会」に出席してお疲れの甲斐市長がお見えになる。
2年目に入った市長は、現在進めていることや今後の市の方針についてお話。20分の訪問予定も話が弾み10分ほどオーバー。


甲斐市長を囲んで佐渡市の将来等についてお話を聞く一団。


聞き入る一団。


今回、真野出身者の知人として初参加した野地さんは、佐渡市準市民として登録したい旨を申し出て、甲斐市長からトキバッチをプレゼントされる。
市長自らが野地さんの胸に付けて上げるというリップサービス。

 佐渡市職員のお見送りを受けて一行は、両津港に向かう。
途中、下車して、港の橋上に展示されている両津出身で昨年日展で内閣総理大臣賞を受賞した「親松英治」さんの作品を見る。


親松英治さんの作品の一つ。


親松さんの作品に見入る一団。

2泊3日の中行事がいっぱいだったので、実家に帰る時間がなかった故、なお、1泊するものが半分以上。
 小生は、初日の夕食後抜け出し実家へ。車を借りて宿に戻り、翌朝早くに車でお墓参りを済ます。
10名弱の人がまとまって、正午過ぎ発のこがね丸に乗船、帰途につく。


両津港を離れるこがね丸。目頭が熱くなる。


カモメが我々を送ってくれた。

 今回の交流会旅行では、真野商工会の役員の皆さんはじめ本間事務局長他職員全員並びに真野商工会女性有志の皆さん等などの絶大なる歓迎を受け、大変楽しい交流会となりました。また、マイクロバスを3日間ご提供くださった潮津の里の支配人はじめ職員の皆さん、大変ありがとうございました。
 私ども交流会の一行は、この生れ故郷真野地区を、命・体の原点と考えています。
 ふるさと真野並びに佐渡市全体が活気ある島として発展することを常に熱望しております。
 今後とも、機会あるごとにこのような交流会を開き、親睦を深めたいと思っています。
 ご協力いただいた皆さん、温かいおもてなしを頂き厚く御礼申し上げます。
 また、首都圏真野人会のふるさと交流推進委員会の石塚委員長はじめ菊地委員、山田委員並びに遠藤会計らの世話人の皆さん、本当にご苦労様でした。ごゆっくりお休みください。










 

 

コメント (2)
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