“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

胸に入っているステンレスを抜く。

2018-09-19 15:31:33 | Weblog
 今から14年前の平成16年12月16日、新宿区新大久保に在る東京山手メディカルセンター(旧社会保険中央総合病院)で心臓バイパス手術を行い、順調に来ていましたが、今年に入ってあばら骨を結んでいるステンレスの針金4つの内の上部の一つが、上皮側に刺激を与えるようになり、時々ウズラの卵ほどのこぶができるようになった。
 このままでも大丈夫とのことでしたが、気持ち良いものでないため、今日19日、切開しステンレスを抜くこととなった。
 
 心臓外科の先生は、週一回の外来診療のため今日となり、朝9時前に処置室に通された。


心臓外科室の入口。

 当時手術を担当したT心臓外科部長と助手の先生、看護師の3人で、直ぐに局所麻酔を注射して切開が始まった。
 結んであるステンの一方を切断し、他方をペンチでぐいぐいと引っ張る状態でした。
 こちらが時々痛がるので、再度局所麻酔注射をするなど助手の先生と苦労をしていたが、約20分ほどですべてが抜けた。
 術後は、助手の先生と看護師が、消毒をしておしまいだった。すべてが30分ほどで終了。

 看護師に抜いたステンレスを記念に取っておきたいのでと申したら、捨てたところから取り出そうとするがうまく出ない。その内にT先生がいらして、ひっくり返してとってくれ、消毒のされたガーゼに包んでビニール袋に入れ手渡された。
 それが次の写真です。


家で熱湯で再度消毒し撮影。

 太くてびっくり。一方の先端は切り取っていますが、長さは約6cmもありました。

 切開部分は、約2.5cmとのこと。抜糸は来週水曜日。


切開した部分。この下の手術跡は、14年ほど前のバイパス手術跡です。

胸には、あと3本のステンレスが入っています。 

 手術後T先生の部屋でいろいろとお話頂きました。
 このステンレスを抜く手術は、2十数年前に母校に居た時に一回経験があるのみで、今回が2例目とのこと。
 年齢とともに表面に出てきたものかしら? もう無理をしないで行こうと思っています。
家内が手術室の前で心配して待っていてくれた。ありがとう。

 
 
   
コメント (2)
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