ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

今度はネタバレないぞ~(笑)

2005-07-08 22:15:47 | ナルニア・C.S.Lewis
子供の時,アリスは愛読していたのに,どうしてホビットやナルニアには出会わなかったんでしょう? と言うと年がバレる?(爆) それにしても,どちらも私が子供の時にちゃんと翻訳版が出版されていたはずです。でも,学校の図書室で見た覚えもないし,親が買い与えてくれた本の中にもなかったです。

考えられる理由としては,当時はインターネットなどなかったので,子供向けの良書が出ても,浸透するスピードが桁違いに遅かったはず。それに,当時小学生を持っていた親や先生の世代は,今のその年齢に差し掛かった世代(それって私の世代だ!)と違って,いい年して「童話」を読む事はなかったでしょう。だから,子供達に紹介するチャンスがなかったのでしょうね。

で,ホビットやナルニアが学校の図書室や,家の本棚に納まるのは,たまたまそれを見つけて読んだ,まだかろうじて童話の似合う年代の若い人達が,親や先生になる年に差し掛かるまで,お預けになったのでは? ‥と,推測。

前振りが長くなり過ぎましたが,ナルニア第2弾。あれれ?今度はタンスではなくて,駅からいきなり,なんですね。いい年してると,なんかシチュエーションにちょっとムリがないか?って思ってしまいますが(笑),子供には夢があっていいのかな。
その建物,やっぱり,あのお城,ですよね。2章に入ったらさすがにすぐそんな気がしてました。

映画の予告編で結構ネタバレしているLWWと違い,PCは全然事前の知識がないので,また全然別の楽しみを感じながら読んでいけそうですが,その代わり,注意深く読まなきゃついていけなくなりそうなので,スピードがちょっと遅いかも。(汗)

FOTRの映画を観て,LOTRの原作を読み始め,TTTに差し掛かった頃を思い出しました。まさに同じ感触で。


聞き取りやすい英語

2005-07-07 23:58:35 | 英語・一般
NPRの番組で使われる英語は,ワシントンに本拠地がある為,基本的にアメリカで1番聞き取りやすい(と私は思っていますが)北東部の標準語。ですが,世界各地のレポーターや現地の人達も喋るので,意外といろんな訛りが聞けます。

比較的よく耳にする,BBC,中国,ラテン系アメリカ人(カリフォルニア,テキサス等のニュースはこの頃大抵ラテン系です)の英語は,子音がはっきりしていて,聞き取り易いです。シアトルなどアメリカ北西部の英語は,カナダ英語に近く,これもよく聞こえます。

で,次に聞き取り易いのは,意外に思われるかもしれませんが,中東の(現地の)人達の話す英語です。実は,ヘタな日本人の英語に発音が似ていて,親しみを感じます。(笑) ただ,この辺りの人達の話す英語に,時々,アメリカ標準英語を話すアナウンサーの声が補足的に被さる事があります。「へ?日本人には聞こえるぞ」なんですがね。(汗) その他,ネイティブスピーカーでない人の英語は,原則として聞き取り易い傾向です。

しかし,NPRを聴いてて,1番イラつかされるのは,意外にも,アメリカ英語なんですよ。北東部,北西部と南西部は大変よいのですが,実はそれ以外の地域は‥‥(汗)。若い女の子に,子音という子音を全部抜いて長時間話された日には,天気が悪かった事もあって,思わず「この○ソガキァ~!」とつぶやいてしまいました。(大汗;) また南部のどこかの町での80年前の宗教教育に関する裁判の話,を放送された時,「全ての文章全ての単語が全部同じに聞こえる」おじいさんに出会ってしまい,思わず1トラック進めましたね~。

私の通う某英会話学校は,特に初心者クラスの生徒のワガママは比較的聞いてもらえるんですが,アメリカ人の先生を指名する生徒さんもごくまれにいましてね~。‥‥後ろで笑っているヤツがいたら要注意,ですぞ!(爆)



Chapter XIX : The Journey to Bree (3)

2005-07-07 23:41:05 | Tolkien・HoME
Genealogy of the Tooks


いよいよ「待望」のトゥック家家系図登場です。ホビットの冒険から読んでいた人達にとって,ビルボにトゥックの血が入っている事はさんざん言われていたし,フロドはその甥と言うし,メリーはその従兄弟と言うし,ピピン(このバージョンではフォルコですかね(汗))はメリーの(フロドとは違う方向の)従兄弟でかつ本家の御曹司と言うし,で,「一体トゥック家ってどういう家系なんだ?!」だったと思いますので,これが出てきたというのは,画期的な事だったでしょうね。(笑)

#ハリポタファンが,ブラック家の家系図って本当はどうなっているんだ?!,と言うのと同じで‥‥(爆)

‥でも,このトゥック家の家系図は今追補編で見られるものとちょっと違います。正式版との構造の違いというのも少しありますが,それ以上に全然違うのは,生年没年が全く書かれてなく,その代わりに,ビルボ・バギンス 111,メリアドク・ブランディバック 26,フォルコ(のちにペレグリン) トゥック 21,のような数字が書かれています。つまり,ビルボのお誕生日の日に,その人が生まれて何年経ったか,を示しているんですね。バンドブラス 353,なんていうのもあります。注目すべきは,

Gerontius(the Old Took) 220 (died at age of 125)


でしょうか。私,ここで初めて,トゥック翁がゲロンティウスという名前になったのを見ました。(最初はフロド1世でしたよ)ちなみに,フロド・バギンスはありません。亡くなっている人には「短剣」マーク(私はずっと十字架マークだと思ってました(汗))がついています。

ちなみに,どうなっているかをできるだけ簡単に説明すると,トゥック翁には四男三女(これが噂のthree remarkable daughters)がいて,フォルコ(のちのピピン)は三男Flambardの息子Faramondの長男の息子,メリーはFaramondの長女の息子,という設定になってます。で,ビルボはもちろんトゥック翁の長女ベラドンナの息子,フロドのお母さんのはずのPrimulaは,トゥック翁の三女ミラベラの娘,という事になってます。

この辺りで,いよいよ,フォルコ,メリー,フロドは,それぞれシャイアを代表する旧家,トゥック家,ブランディバック家,バギンス家の御曹司という構造になってきてますね!

Chapter 2 : Ancient History

<クリストファーさんコメント>
この版のこの章は,変更がたくさんあって,いろいろ難しいそうです。しかも原稿があちこちに散乱しているそうで。

(ようやく登場した)フロドは,ビルボが去った後,シャイアを歩き回る趣味はだんだん縮小していったようです。彼が付き合っていた主な友達は,メリー,(フロド・トゥックとオド・トゥックが合体した)フォルコとオド・ボルジャー(このオドはもはや以前のオドとは別人なので注意)でした。
</クリストファーさんコメント>

で,ガンダルフが指輪についてフロドに説明する所(いろいろ調べて指輪が「1つの指輪」かもしれないと疑い始めた事)の文章があります。これを読んだら,ふと,ガンダルフは,ビルボが持っていたのは「1つの指輪」だと心のどこかで確信していたのだけれど,自分でそれを認めるのがすごくイヤだったので,ホントにそうなのかどうか,サウロンがそれを作った意図まで含め,長い時間かけて,ぐずぐず調べていたんだなあ,と思いました。

<本文>
「3つの指輪が何の為に作られたのかはわからぬ。エルフの王がある所に隠していると言う者もあるが,わしは,それらはもう既に大海の向こうに運ばれたと思っておる。」
</本文>
‥なんちゃって,自分で持っているくせに~(笑)

<クリストファーさんコメント>
ギル=ガラドとLast Allianceについては,一緒に戦った王様の名前はヴァランディルからエレンディルに変更,また彼らは西方国から中つ国に移ってきたヌメノール人という記述も入りました。そしてイシルドアはイシルドゥアに,イシルドゥアを殺したのは,ゴブリンからオークに改められました。
</クリストファーさんコメント>

Alice's Adventure Under Ground 2章

2005-07-07 23:29:33 | 読書
2章は,アリスが洪水に見舞われた部屋で,不思議な鳥達に会った所から始まります。正式版には「コーカス・レース」があるのですが,この版では見当たりませんでしたね。ようやく大きな違いを発見。で,いきなり,ネズミがお話を始めます。彼は"a long tale"と言うのですが,アリスは"a long tail"だと思ってしまうんですね。尻尾を思い浮かべながら,アリスが5番目の曲がり角までかと‥と言うと,ネズミが不機嫌に"I had not!"と答えるんですが,彼女は"A knot!"と上げ足を取って,ますます気まりの悪い事に‥。この辺り,日本語の訳も絶妙だったと思いますが,英語の原文も,素直にダジャレがおかしいです。この版,ドードーの絵がはっきり描かれてないので,てっきりいないのかと思いましたが,ちゃんと,いました。実はドードーってこの話のお陰で世界的に有名になったのだそうですが,話だけあってもテニエルの挿絵がなかったらこれほど記憶に残らないかもですね。挿絵の影響って結構大きいのかも。

ちなみに,ドードーという鳥はモーリシャス島に住んでいた七面鳥より大きな(でかい!)飛べない鳥で(でも)ハトの仲間だそうですが,人が食べ物として乱獲して,17世紀には絶滅してしまったそうです。う~んこの話,ニュージーランドのモアの話にそっくり。。(汗) それにしても,ハトなら,確かにおいしいかも。。。;

うさぎがやってきて,公爵夫人に処刑されてしまう!と言う所,正式版はDuchess(公爵夫人)なんですが,この版はMarchioness(侯爵夫人)なんですね。いや,たまたま,Marchionessって何だろうと思って辞書を引いたので,わかったんですが(笑)

そしてアリスがうさぎにMary Annと間違えられて,彼の自宅に手袋を取りに行くお話です。彼の家には"W. RABBIT ESQ."の文字。"ESQ."って"esquire"の事? この言葉,LOTRで見た覚えが‥。映画でも,エオウィンがメリーにローハンの騎士の格好をさせて,"True Esquire of Rohan!"と言っていたのが聞こえました。だから,私は"esquire"には「騎士」の意味があるのかな?と思っていましたが‥,辞書には~様,~殿の意味と書いてありました。

ここでアリスは手袋を探している時にまた瓶を見つけて,今度は注意せずに飲んでしまうんですね。で,部屋一杯サイズに。。(汗) さぞかし気持ち悪い光景だったろうなあ~。(笑) ここで彼女はまたまたオヤジ臭いダジャレ連発。「もうこれ以上大きく(grow)なれないかしら,それなら年を取ら(grow)ないですみそうだわ。」とか,「(年を取らないとずっと勉強しなくてはならないけれど)もう空きスペース(room)がないんだから勉強する部屋(room)もないわ」‥,そーか,この辺の日本語訳はなんとなく覚えてますが,英語だとそう言うんですねえ。。

その後,外に集まってきたいろいろな「人」たち,彼女はとかげのビルを蹴飛ばしてしまいますが,実は集まっていたのは,みんな動物だったんですね。
テニエル版の挿絵にはないんですが,ルイス・キャロル直筆のかわいい挿絵があります。テンジクネズミが,げそ~っとしたビルを抱きかかえ,もう1匹のテンジクネズミが飲み物を差し出そうとしてます。うしろからうさぎも心配そうに飲み物を持ってきてます。反対側にはいろいろな動物が,きょとんとして上を見てます。

アリスが自然に小さくなって家を抜け出した所で,この章は終わりです。


Odyssey : 24 The Feud is Ended (1)

2005-07-06 23:32:54 | BookClub
Hermesに連れられて,Suitor達の霊は,キーキー泣き喚きながら,House of Hadesに向かいました。途中,彼らはAchillesやPatroclus,Agamemnon等,Troy戦争の英雄達を見ました。

その頃AchillesとAgamemnonはこんな会話を。Achillesは,あなたは戦いの中で死ねば皆に称えられたのに,あのような死に方(妻に裏切られ)をして残念だったですねぇ~,と言いました。Agamemnonは,Achillesの死後皆で涙にくれた話を話します。彼のお母さん(=immortal sea-Nymph)にそれを知らせた時の話を読んでいて,私はにわかに,彼のお母さんてCalypsoと同種だったのか~と気付きました。では年取らないはずですね。

映画Troyでも,原作通りのThetis見たかったですねぇ~。(あっ,でもお母さんがキーラ・ナイトレィじゃブラピに襲われそう(笑))

ひとしきり,Achillesの盛大な葬儀の模様を語った後,Agamemnonは,ふと大量のIthacaの亡霊達に気付き,驚きます。彼はTroyと戦争を始める前,Odysseusをリクルートしに行った時に見覚えのあるAmphimedonに,これは一体どうした事かね? Poseidonのたたりか?(笑) それともIthacaに大きな敵でも攻めてきたか?と尋ねます。


Odyssey : 23 Odysseus and Penelope (2)

2005-07-06 23:28:17 | 読書
そして彼らは夜が明けるまで2人で泣き続けました。Atheneも呆れて,思わずDawnの登場を遅らせてしまいました。(笑) しかしここでOdysseusは,まだまだやらなくてはならない事がある,と言います。Penelopeはすぐさま,次の試練は何ですの?と尋ねます。彼女のこの利発さはOdysseusをまた驚かせましたが,彼はこの後,バランスの良いオールを持って旅に出て,海を全く知らず,食べ物に塩を入れた事もなく,赤い船も知らない人達に出会うまで歩かなくてはなりません。そしてそこで誰かが彼のオールを指して"Winnowing-fan"と言ったら,彼はそこでオールを置き,Poseidonにお供え物を捧げて,家に帰る事ができます。そしてそこで全てに神にお供え物を捧げれば,Teiresiasによれば,もう海で死ぬ事はなく,死ぬ時は豊かな人達に囲まれて安らかに死ねる,のだそうです。(でも噂によると彼はCirceに生ませた息子に殺されたとか‥(汗;))

その後,PenelopeとOdysseusは,楽しくお互い離れていた間の話をしました。(これは今までの繰り返しになるので省略)

翌朝,Odysseusは,Penelopeに,自分が帰ってきたことをしばらく誰にも言わないようにと告げ,Telemachus達と一緒に旅立ちます。


Cair

2005-07-06 01:27:53 | ナルニア・C.S.Lewis
LWW,読み終わりました。
そうそう,14章,何か裏がありそう,と思ったら,すぐ,アレでしたね。やっぱし。以前会ったイギリス人の英会話の先生が,イギリスの児童文学ではヒーローは絶対死なないんだ(彼はハリポタの4巻にショックを受けたらしい)と言っていたのを思い出しました。
私は宗教的な知識をまるっきり持ってないんで,Animal Farmが歴史的な出来事を表していた如く,これが何か宗教的な教えを表していると言われても,細かい事は結局全然わからないのですが‥,まあ,「復活」,はさすがに,あの人ですか?と何となくわかりましたけどね。

宗教とは関係ありませんが,不思議だったのが,Cair Paravel。4人が君臨する事になったお城の名前ですが,LOTRを先に原書で読んだ方は,あれれれれ~?と思いませんでした? (そう思ったのは私だけか?(笑)) Cair Paravelは,C.S.ルイスの作った造語なのでしょうが,LOTRには,Cair Andros(カイア・アンドロス)という地名が出てくるんですね。これもトールキンの作った造語で,アンドゥインの大きな中州の名前で,ゴンドールにとってはオスギリアスと並んでモルドールからの敵を防ぐ重要な拠点の事(なんで私はこういう荒っぽいボキャブラリが得意かって‥(^^;)),なんですが。

でも,何故同じ"Cair"という単語を使っているんでしょうね? 偶然なのでしょうかね? ちなみに,トールキンの造った言語の辞書,An Introduction to Elvish(左)には,Cair Androsはシンダール語で,"Cair"は船。ラテン語の"carina"(=keel→船の竜骨)から来たのだそう。また"Andros"は"long-foam"(長い泡?)の意味。ただ,この本もかなり古い(1978年出版)のでホントかなあ?という部分もあるのですが。。

戦いの後,成長した?4人兄妹の喋り方がおかしかったですね。英語はOdysseusなどに比べたら「ぜーんぜん」読みやすく,初めて原書を読む方にもおすすめかなと思いますが,あの会話はちょっと面食らいました。(笑)

次はPC(Prince Caspiann)行こうと思います。途中でHBPで中断してしまうかも(汗)ですが。。


Odyssey : 23 Odysseus and Penelope (1)

2005-07-05 22:33:35 | 読書
Eurycleiaは休んでいたPenelopeを起こしに行きます。歓喜の余り,彼女はつまづいたりしました。「Odysseus様が戻られましたよ! この家を食い物にしたSuitorを全部始末して下さいましたよ!」 しかしPenelopeは,Eurycleiaがおかしくなってしまったのかと思ってなかなか信じません。Eurycleiaは,城に来ていた物乞いがOdysseus様だったと言い,もし嘘だったら殺して頂いても結構です,とまで言うので,彼女はようやく,まず息子と話をする事を決めました。

彼女は彼に会ったらどうしようかと迷いながら下に降り,ホールに入り,Odysseusと反対側に座りました。Odysseusは彼女が何か言い出すのを待っています。しかし,彼女の心は困惑で一杯で,顔を見れば彼のように見えるけれど,一方,服装があまりに汚いので信じられないという気持ちもありました。

するとTelemachusは,お母様らしくない! 何故すぐに傍に行って話しをしたり質問したりしないのですか! 夫が20年振りに我が家に帰ってきたのにこんなにつむじ曲がりの女はいませんよ!と彼女を諌めます,が,Penelopeは,私はショックで動けないのです。2人だけでお話して,本当に私の知っている人かどうか確かめたいのです。するとOdysseusは,私が汚い格好をしているので,信じられないのだろう。(Telemachusに)私達は,Ithacaの優れた若者達をたくさん殺してしまった。これからどうするか考えなくてはならないな,と言いました。

(小賢しい?(笑))Telemachusは,それは父上にお任せします,と言います。
Odysseusは,まず皆に着替えさせ,吟遊詩人にダンス音楽を奏でさせる事にしよう,外を通った人達は結婚式でもやっているんだろうと思うだろう。(ひぇ~;) そうすれば,我々が農場に行く前に,Suitor達が殺されたというニュースが広まるのを防ぐ事ができる。そこで神が我々に何を与えるのかを見よう。

そして,言われた通りに皆着替えて踊っていると,通行人は,王妃様はついに結婚されたのか! 結局,王がお帰りになるまで待てなかったんだな,と,噂し始めました。(汗;)

Odysseusはお風呂に入って,Atheneにすっかりきれいにしてもらってホールに戻ってきましたが,「なんという女だ! 20年振りに帰った夫にこれほど寄ってこない妻はいないぞ! ベッドを用意しろ! 1人で寝る! 私の妻の心は鉄のように冷たいからな!」するとPenelope「なんという方でしょう! 私はお高くとまっているのでも軽蔑しているのでもありません。私はあなたがIthacaを発った日を余りにはっきり覚えているのです。そのベッドを彼の部屋の外に置きなさい!」

これはPenelopeのテストでしたが,Odysseusは怒り出し,そのベッドは自分で作ってしっかりくくりつけたものだから動かせるはずがない!と言い出します。

これを聞いてようやくPenelopeは,Odyseeusが本物と確認します。彼女は,今までいろいろな男が彼女を騙そうとしてきたり,Helenのように神に騙された人もいた位なので,彼を今まで信用しなかったと言い,これを詫びます。(HelenはTroyに言っても心休まる事がなかったそうな→映画と違うな(笑))


あれれ?

2005-07-05 01:08:05 | ナルニア・C.S.Lewis
今日はLWWの14章まで読みました。でも全く初めて読んだ私にとっては,12章~14章って,「???」 ついにアスランが,期待を背負って登場!‥かと思いきや,いきなりピーターにかなりキツイ事をさせるし,かと思えば,あれれ~~??な行動にでる所です。何か裏がありそう?ですが,初めて読むお子さんには,ちょっとショックなシーンではないでしょか?(汗)

それにしても,Wraith,Hagなどはお馴染み(笑)ですが,Efreets,Orkniesって何? Woseなら知っているけど,Woosesって何? Entなら知っているけど,Ettinsって? (WoseもEntも悪い種族じゃありませんが)

さて,あと3章になりました。Dogsbody以来久々に「最近読みました」のリスト(プロフィールにあります)に載るのは,Odysseyが先か,LWWが先か。(笑)


Odyssey : 22 The Battle in the Hall (2)

2005-07-04 23:30:05 | BookClub
Agelaus等に鼓舞され,6人がOdysseusと仲間達を撃とうとしますが,Atheneが彼らの狙いを全部はずしました。すると4人は,それぞれ槍を持って勇敢に戦いました。やがてSuitor達は劣勢となり,アブやらハゲタカやらも参戦?し,Suitor達は逃げまといます。(おっと,この辺ちょっと残酷な表現アリアリです)

ここでLeodes(最初にOdysseusの矢を撃った元神官)が命乞いにきましたが,Odysseusは聞き入れず,彼の首を切ってしまいます。

次に吟遊詩人Phemiusが命乞いに来ました。自分は常にSuitor達の命令によってここへ来てました,私のような神に歌の心を与えられた吟遊詩人を殺したらあなたは後悔します,Telemachus様がご存知です,と訴えます。Telemachusは,ちょっと待って!彼とお触れ役Medonは無罪です!と言います。それを聞いたMedonもすぐやってきて命乞いをします。Odysseusは,ふとこの2人(を助ける事)は何か役に立つだろうと思い,彼らを許してやります。

Odysseusは他にも隠れている奴がいないかと捜しますが,ホールは倒れたSuitor達で一杯でした。次にかれはEurycleiaを呼びます。彼女はこの光景を見て喜びます(こわ!)が,Odysseusはそれを諌めて,女官の中で「恥ずべき者」をここによこすよう,命じます。そして彼はEumaeusに,彼女達に死体の片づけを手伝わせ,その後,剣で彼女達がSuitor達と行った辱めを忘れさせるように命じます。

で,お掃除が終わった後,Telemachusは,女達を狭い所に集めて,‥‥,ひぇ~,すみませんっ;,多分皆さん気分悪くなるでしょうから遠慮しておきます(汗;)。さらに,皆で悪い家畜商人Melanthiusの死体に対してした事に至っては,‥‥‥(大汗;) どこかに翻訳版もあると思いますので,知りたい方は,ど,どーぞ。

あ,そしてOdysseusは,硫黄を使って消毒するように(正解!)命じました。


Run!Run!Run!