3月23日の中日新聞の記事です。
「駆け込み購入の動きはこんなところにも。スウェーデン発祥の人気家具販売店IKEA鶴浜店(大阪市)には今月に入り、中部地方からの客が増えている。」
「店の駐車場には正午過ぎから名古屋、岡崎、三重などのナンバーをつけたクルマが次々と現れる。午後2時台には中部ナンバーのクルマが1/2台のペースに」
「名古屋から大阪までは高速を使っても2時間半~3時間。・・・・(中略)・・・・・中部は自動車産業に携わる人が多く、長い運転も苦にならない人が多いのではと”分析”していた。」
大阪モーターサイクルショーは、毎年春分の日あたりに開催されます。
もうかれこれ、20年以上、ほぼ毎年通っております。
自宅から会場のインテックス大阪まで180kmありますが、上記の新聞記事のように根っからの愛知県人である私は少しも自動車運転が苦になりません。
ただ、通り道の名阪国道は伊賀~天理の山地地帯を通り、この時期でも雪が舞ったり、きわめて寒かったりするので、バイクでは辛いものがあります。
前日、1日中外で仕事をしていて体を冷やしてしまい、ひどい下痢になっていたこともあり、この日は自動車で出かけることにしました。
バイクでなく自動車で出かけると、なぜか罪悪感を感じてしまう特殊体質の私です。
昨年末にモーターショーがあったためでしょうか。
今回もニューモデルは少なかったように感じます。
では、気になったバイクをいくつか紹介します。
SUPERLOW 1200T(ハーレーダビッドソン)
バランス良く、乗りやすそうですね。
行き帰りの高速ではカスタムしたハーレーをたくさん見ましたが、中にはずいぶん乗りにくそうに改造したものもありました。
まあ、好き好きですがわざわざノーマルのバランスを壊さなくてもと思ってしまいます。でも、最近カブマフラーを換えた人間が言う台詞ではないですね。
失礼しました。
SR400(ヤマハ)
ご存じのSRですが、クランクケース上に注目してください。
「POWER BEAM」なるものが装着されています。
コレにより振動が軽減されるそうです。
長距離ツーリングの際の疲れが軽減されるのではないでしょうか。
MT-09(ヤマハ)
新開発した水冷直列3気筒846cccエンジンを搭載しています。
徹底した軽量化による188kgの車重、ネイキッドとスーパーモタードの異種交配造形による個性的デザインなどが特徴だそうです。
開発の狙いは、近年の大型バイク市場で高まっている「身の丈にあったスポーツ性能」や「扱い易さの中での走りの楽しさ」を求める声に応えることだそうだが、それならばむしろこちらのモデルの方が良いのではないでしょうか。
MT-07(ヤマハ)
車重179kg、排気量689ccですから、扱いやすいと思います。
ただし、こちらは2気筒ですからここは好みが分かれるところですね。
TRICITY Concept(ヤマハ)
前輪2輪バイク、MP3のパクリっぽいのですが・・・。
ひときわ混雑が激しかったです。
需要は望めるのではないでしょうか。
最近思っているのは、
① 我が国の交通事情や日本人の体型から考えて、ベスト排気量は300~700ccである。
しかしながら、二輪業界はリーッターバイクに加担しすぎている傾向がある。
② 初めてのバイクは250cc以下が望ましい。
しばらくコレに乗ってみて、物足りなから大きい排気量にかえていけば良い。
いきなり大型自動二輪の免許が取れるようになったのはいいとして、すぐにリッターバイクに乗るのはどうなんだろうか。
結局、もてあますことになり、バイクのおもしろさもわからないまま、離れていくことになるような気がします。
①に関しては、少しずつ改善されているような気がしますが、②については、まだまだ魅力ある250ccモデルが少ないような気がします。
NM4(ホンダ)
超カッコイイ~
ポジションは楽ちんそう
パニア部分の容量も大きそうでGOODです。
とにかく、すごい人でした。
日曜日のせいなのか、バイク人気が戻ってきたのかわかりませんが、ゆっくり写真も撮ることもバイクを近づいて見ることも難しいくらいです。
だったら別の楽しみもあるわけで。
先日購入した、望遠ズームを使ってみて・・・
ストロボが小さいので上手く写せません。
モーターサイクルショーは実車に触れたり、跨がったりできるので、毎年訪れていましたが、今年はそれが十分できませんでした。
人混みを移動するだけで疲れてしまいました。
来年は、行くのやめようかなと思っています。