橋本屋吉次郎電子日誌

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知多四国八十八箇所 その10

2012-08-11 | 知多四国八十八箇所巡礼

武豊町には4か所の札所がありますが、それぞれが近いところに位置するので移動が楽チンです。


24番【慶亀山 徳正寺】知多郡武豊町字里中


山門


本堂
こういう本堂を見るとなぜか心が安まります。


弘法堂


巡礼の際には納札を用意し、このような箱に入れます。
この札には弘法大師に対する名刺で、住所・氏名・年齢・願意を記入しておきます。
巡礼を始めた頃は自分の名を書いておりましたが、いつしか母の名を書いて長寿を願うようになりました。
この日は出がけに急いで書いたので私の名前の下に74歳なんて書いてしまいました。


撫地蔵
治してほしいところを撫でます。


地蔵堂
子安地蔵尊が祀られています。
子宝はもういいかな・・・

推定樹齢200年のウバメガシ


山門を出ると、

武豊町には装飾に工夫を凝らした11輛の山車が現存します。
各地区の祭で使われるのだが、5年に一度、一堂に集まる武豊ふれあい山車まつりがおこなわれるそうです。
ちなみに次回は2014年の10月です。


25番【法輪山 円観寺】  知多郡武豊町富貴


山門


本堂


仏足石
かつてはお釈迦様の像を作ることは恐れ多いこととされ、足跡を信仰の対象にしていたそうです。


弘法堂


なぜか境内のすみに鳥居が・・・


その奥には金比羅大権現が祀られている護摩堂がありました。
そもそも香川の金刀比羅宮は、神仏習合で神社となっっていますが、明治初期の神仏分離・廃仏毀釈が実施される以前は真言宗の寺院だったそうです。


西国観音、真ん中に鎮座するは「ぼけ封じ観音」です合掌


実はここは富貴城の跡でもあるのです。


隣接する白山社の脇を見ると


土塁に見えなくもない


近づいてみると瓦を入れて補強したあとがあります。
やっぱりね。


つづきます。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (ムック)
2012-08-12 12:54:05
「世界一痛い足もみ」 の近澤さんという方がとっても気になる今日このごろ
「仏足石」 は面白いですね。
確かに古くは、「お釈迦様像」 (顔の部分?)を造るのは恐れ多かったという話は聞いたことがありますが、足跡というか「足の裏」 が信仰の対象。 なんとなく、足のツボ絵に見えてきます。
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足裏 (ひえぴた)
2012-08-12 16:03:31
ここのお釈迦様の足裏は、↑同様、足ツボのように見えます。押されたら痛そうな所ばかり。
タイの涅槃像の足裏は宇宙観の108場面が細工されています。
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足もみ (橋吉)
2012-08-12 18:31:49
>ムックさんこんにちは
「世界一痛い足もみ」 の近澤さんって名古屋の方なんですよね。何ヶ月も先まで予約で埋まっているのですよね。足ツボは慣れもあるのでしょうか、健康サンダルをはじめて試したときは痛くて数分しか履けませんでしたが、慣れると1日中でも大丈夫になりました。
釈迦像を造るのを避けていたのは、入滅後2~3百年後ぐらいまでの話だそうです。
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行ってみたい (橋吉)
2012-08-13 08:26:12
>ひえぴたさんこんにちは
知多四国八十八箇所を始めたのは今年になってからですが、思いたったのは5年ぐらい前にさかのぼります。当時は冬場のお手軽ツーリングコースとしか思っていませんでしたが、だんだん仏教にも興味を持つようになってきました。タイなどの東南アジアの寺院にも興味があります。機会あったら行ってみたいです。
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