龍岡城より、デミオで移動。
昼食時間を含めて、1時間20分でした。
諏訪市役所の駐車場が観光用に開放されており、そこに駐車しました。
歩道橋を渡って城跡へ
歩道橋からみた堀と石垣
1592(文禄元)年から1598(慶長3)年にかけて、諏訪氏に代わってこの地に治めることとなった日根野高吉によって高島城は築かれました。
1601(慶長6)年、日根野氏は下野国壬生藩に転封となり、譜代大名の諏訪頼水が2万7千石で入封。再び諏訪氏がこの地の領主となり明治維新まで続くこととなしました。
城跡は現在、高島公園として市民に開放されています。
石垣の上の塀は復元されたものですが、これがあるだけでずいぶん雰囲気が変わります。
角櫓
高島城が一番美しく見えるアングル
冠木門
亀石
水をかけると生きた亀のように見えるためこの名が付きました。
1970(昭和45)年に造られた復興天守
所在地: 長野県諏訪市高島1丁目
入場料: 大人300円,小人150円
開館時間: 9:00〜17:30(10/1〜3/31は16:30まで)
休館日: 12/26〜12/31,11月第2木曜日
続日本100名城スタンプは、天守閣一階で押すことができます。
天守最上階からの眺め
北西側に諏訪湖が見えます。
元々は湖岸に浮くように見えた城であり、日本三大湖城の一つに数えられています。
ちなみに、他の日本三大湖城は、 松江城(島根県松江市)と膳所城(滋賀県大津市)です。
南東側の眺め
足元に目をやると本丸が見えます。
その本丸を散策してみました。
多門跡
古絵図には「御多門」とあります。
おそらく、多聞櫓があったのでしょう。
多聞櫓は防御のための長屋状の建物で囲んだ物です。
持方月櫓跡
能舞台跡
公園北にも専用駐車場があります。
公園北側の石垣
これは後世に詰んだものでしょうね。
三の丸御殿裏門
高島城は明治時代に破却されましたが、この門は移築されていたため現存することができました。
かつては、この門を抜けると湖だったそうです。
土戸門
その脇には信州らしく道祖神が祀られていました。
高島公園を一周して、諏訪市役所に戻ってきました。
このあたりはかつて三の丸がありました。
この三の丸は湿地に囲まれて孤立しているため、幕府の罪人を預かる場所となったそうです。
徳川家康の六男で越後高田藩主だった松平忠輝や、吉良上野介の養嗣子である義周がここに幽閉されました。
松平忠輝公館と刻まれた祠
見学所要時間 約1時間
おまけ
龍岡城から移動中、猛烈な眠気に襲われ、みどり湖PAで休憩することにしました。
昼食は諏訪市内でとるつもりでしたが、この「山賊焼」という幟が気になり注文しちゃいました。
山賊焼定食
ようは鶏の唐揚げですね。
ただ、その大きさは並みのとんかつぐらい。
これにニンニクと生姜、醤油につけてあり、なかなかの美味でした。
なお、山賊焼カレー,山賊焼ラーメン,山賊焼そばなんていうのもありました。
デミオかっこいいです!1番美しいアングル良いですねぇ!堀に橋に石垣に天守ですもんねぇ~こう見えるように設計されてるように思うくらいです!最後の山賊ですが、もしかしてカレーもラーメンも蕎麦も唐揚げのような気がしますが間違えていたらごめんなさい!
市民生活と密着した城・・・といった感じ♪
正面から見て迫力があるように設計された城もけっこう存在します。
たしかに、カレーもラーメンも山賊と銘打っていました。じゃぁ唐揚げと山賊はどう違うのかといえば、山賊の方が大きく、下味も濃いめ。ですけど、唐揚げの中にも大きなものもあるし、味もいろいろ・・・となると、店がどう名付けるかでしょうか。
この日は典型的な梅雨空で、曇りときどき雨でしたので、一般市民はあまり見かけませんでしたが、普段はジョギングやウォーキング、犬の散歩などに利用されていることと思われます。