(訳に自信がないのでフランス語のタイトルでは、Bacchanale a la joueuse de guitare, dit aussi La Grande Bacchanale となっていることを併記しときます)
プッサンの絵で事前にぜひ見たいと思う作品を見れて心底感動したが、解釈のため大昔の文学作品を事前に知ってなければ意味が分からない作品というのは、実は心を落ち着けて見ることが難しいかもしれない。
でも、プッサンの絵でも最後に拙訳の題で紹介する「バッカスの祝宴」は、見ていて気持ちが落ち着いた。バッカスは酒の神なので、ブドウや酒の類の解釈もあろうが、私はこの作品に親しい仲間でピクニックやキャンプに出かけて「ええ気分」になっている垣根なしの状態を思った。そして牧歌的な宴とはこんな風なことをいうのかもしれないなぁと。