デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/ssp20100712506.html

というわけで、El pulpo Paulことタコのパウル君は、W杯で予想したゲームのすべての予想を的中させたわけだが、パウル君の頭の中では実はW杯すべてのゲームの勝敗を予測し的中させてたりするのだろうか。いやもっとすごくて、全試合のスコアまで的中させてたら、驚異だろうな(笑)。予選での最大得点差がついた試合は「ポルトガル対北朝鮮」の7-0だから、表現しようと思えば足(手?)でも可能だったわけだし。
サッカーの神様がいるとしたら、このタコは晴れて神々の仲間入りを果たすことになるだろう。少なくともドイツとオランダと、そしてスペインでは後世の語り草になるだろうし、タコを悪魔の魚どころか聖タコに格上げするやも。(決勝の前にオランダの勝利を予想したインコかオウムの映像もあったが、鳥の方は本当に焼き鳥になったかもしれない?(笑))。
この「神秘」ネタで、創作落語の「鯛」を思い出した。これは生け作りを出す店の水槽の鯛たちの噺で、そのなかに店の水槽にいる鯛の中には開店から20年も生き延び続けている銀次郎という鯛がいる。銀次郎は他の鯛たちから尊敬されていて、そんな銀次郎の夢は「この水槽で老衰で死ぬこと」なのだ。
そんな噺もパウル君ならば現実にありえるかもしれぬ。もちろん、スペインが身請けを申請し続け、ドイツの水族館が快諾すればの話だが。どの国にいこうが、しばらくはタコを礼讃する人が絶えぬかもしれない。でも、これからは住み着いた国が負けるという神託を下すと、復讐されるは我にありを実践されるかもしれぬ。そうなれば老獪に自らシミュレーションを起こして寿命を全うするかもしれない…。

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