デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



ドイツだ!W杯トロフィー壊したのは…(日刊スポーツ) - goo ニュース

いつだったか、アメリカのNHLアイスホッケーの優勝トロフィーを公開展示して一般市民にも触れられるようにしたら、触れる力やトロフィーを抱きしめる力にも個人差があって数日間でデコボコになって、優勝チームはトロフィーの修復だったか新調させるための費用を負担しなければならなくなったニュースがあった。その時に私が感じたのは、トロフィーよりもチームやファンには何より優勝したときの記憶や映像がしっかり残っていることが何よりも素晴らしいことじゃないかという思いだった。
表彰商品や記念品は貴重で大切なもので、それは獲得した選手たちにはもちろん、それに思いをはせるファンたちにとっても同じだろう。記念品に触れたい気持ちも分かる。
ただトロフィーに触れたいという気持ちは一瞬の熱狂に過ぎないとも思う。あくまで物質的な"品物"で、語弊があるかもしれないけど歴史的建造物や美術品みたいな唯一無二なものじゃない物ならば、また個人の所有物にはならない作り変え(新調)自体が可能な物ならば、それ自体は大した物じゃないと上のニュースを読んで改めて思った。人々は試合における一瞬一瞬の場面、選手がいかにプレーしたかといった、優勝までの軌跡やそれを彩る映像には残らない関係者の貢献を語り継ぐのである。

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