デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



1年と7ヶ月前、某旅行社サイトからクレジット・カードで先払いする形でホテルを予約した。現地のホテルでは支払い確認書を提示して支払いすることなくチェックインする形でホテルに宿泊したのだが、その際、プリオーソライゼーション(チェックイン時に一度「仮チャージ」をすることで、通常1泊分 に相当する額がチャージされる)のためクレジット・カードを提示してプリオーソライゼーションがなされた。このホテル側にとってみれば保険ともいえる「仮チャージ」、一般的にデポジットともいわれる。
ホテル側が、某旅行社を通しての先払いがきちんとなされていると確認すれば、ホテル側はリファンド(払い戻し)に相当するもの、この場合は宿泊者である私への「仮チャージ」をキャンセルすることで一連の手続きは完了する。たとえばプリオーソライゼーションが2万円分ならば、クレジット・カードの「ご利用可能枠」が100万円であるとしたら、キャンセル手続きが終えるまで「ご利用可能枠」が98万円のままであり続けるが、キャンセル手続きが完了すれば、当然「仮チャージ」の2万円は引き落とされることなく「ご利用可能枠」が100万円に戻ることになる。
しかし、私のクレジット・カードは、このプリオーソライゼーションが一年経過してもずっとキャンセルされないままになっているのだ。通常ならプリオーソライゼーションがなされて2ヶ月、遅くとも3ヶ月後には、キャンセル手続きが完了するものが、一年間も放置状態である。
某旅行社の担当者Mさんに調査を依頼してからしばらく経ち、昨日連絡があった。Mさんいわく、ホテル側は調査に同意したものの、「昔のこと」だから結果が出るまで時間が掛かると、Mさんに返事したらしい。
1年しか経っていないのに「昔のこと」扱いとは…。もしホテル側に業務上の過失があったらどうするんだ、その一言(笑)。Mさんも困惑されていた。
こんなに便利な世の中になった、それどころかクレジット・カードがないとやりたいこともままならない世の中になったとはいえ、完璧な運用というのはまだありえないのだとつくづく思う。

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