デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
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井波律子 訳『完訳論語』
小説
/
2018-07-04 02:39:18
孔子像(北京の孔廟にて)
井波律子 訳『完訳論語』(岩波書店)読了。
分量的には大したこと無いのに読了まで何ヶ月かかったことか。昨年末の時点で読み始めていたから丸半年か(笑)。
アジアに住む人々の習俗の血肉となっているというか、日常や重大な局面での判断基準になっている言葉が多いなと思ったし、とくに喪については3回忌の考え方が孔子の言葉が根拠になっていることを思うと『論語』がもたらしたもの計り知れないものがあると改めて感じた。
ただ、『論語』が高邁な思想を偉そうに垂れ流すための教材ではないことを初めて知った読書でもあった。穴埋め問題で正解しさえすればよい教育を受けてきた私にとってはそれは大きな発見かもしれない。それに論語読みの論語知らずとはよくいったものだが、論語読みの論語知らずのような人にとって『論語』こそが実は最も厳しく辛辣な書物であるという思いを強くした。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」?(笑)。
孔子によるいくつもの金言のありがたみやおもしろさについては私の理解力では「割愛」せざるを得ない。
こういっちゃなんだが、『論語』で一番魅力的でおもしろく読めたのはやっぱり弟子とのやり取りで、孔子がついつい喜怒哀楽をそれも豊かに発揮してしまうところではないか。個人的に私が感情移入できたのは子路と子張などの弟子に対してだったし(笑)。二人とも孔子にピシりとたしなめられたり叱られたりすることの多い、いわば「出来の悪い」弟子なのだが、私は二人に対して大いに同情できた。また孔子も同じテーマを説明するにも弟子によって言葉を変える細やかな心遣いを発揮しているさまがよくわかり、これらのこと、つまり弟子によって孔子の感情が変化するところが一番魅力的ではないかとも。出来はそこまでじゃなくともやんちゃでどこか可愛げのある弟子や一番出来のいい弟子が先立ってしまったりして悲しみに襲われた孔子の心情を察せざるをえないところも大いに考えさせられるし読みどころでもあるように思う。
それに孔子は後世からはまるで神様あつかいされているが、人間味にあふれけっして聖人君主でないところにもホッとさせられる面があった。理論のみならず実践が大事といってはばからない理想主義者ゆえに仕官が叶わず、教えを説いて回る長い旅の間に命が危ぶまれる目にも遭ったこと、それゆえか夏王朝の時代に「昔はよかった」と理想を投影させてしまう懐古的な感情を読み取れる記述も興味深かった。じっくり読んでみれば本当に味わい深い言行録のはずなのに、どうしてこうも詰まらないものとして倦厭してきたのだろうか・・・。
やっぱり、魯迅作品も『論語』も、およそ子供に教えるにも教えるほうが手におえないものだからかもしれない。とはいえ『論語』の場合、洞察力に優れた先生と生徒というかなりコアな関係の間柄でじわじわと発せられるような人間臭さをマニアックに楽しめる魅力は、あけっぴろげな会話で噛み砕くことで案外大人から子供に伝わるのではないかと思ったりもした。
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