デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



ジャン=ルイ・ドゥマルヌ「街道沿いの農場」(1800年代)

プーシキン美術館展ー旅するフランス風景画に行ってきた。12年前のプーシキン美術館展から数えて私は三度目(二度目は5年前)の鑑賞だが、毎回楽しませてくれる内容だなぁと改めて思う。
見どころについては公式サイトで十分に紹介されているし、実際そこで紹介されている作品は目を見張るものがあった。私の好きなクロード・ロランとユベール・ロベールの作品も来ていてうれしかった。さらに12年前にも来ていたラファエリの「サン=ミシェル大通り」とまさか再会できるとは思わなかったので驚きも伴われているとは有り難かった。


フランソワ・ブーシェ「農場」(1752年)



クロード=ジョセフ・ヴェルネ「パンフィーリ邸の庭園、ローマ」(1749年)

ドゥマルヌ「街道沿いの農場」、ブーシェ「農場」、ヴェルネ「パンフィーリ邸の庭園、ローマ」は行ったことの無い所とはいえ、旅先のイメージをくすぐるような感じがした。また貴族たちをモデルに神話や風俗を描くことの多いイメージのあるブーシェが農場の絵を描いていることも意外だった。
今回も美術全集には載っていないが質の高い作品をプーシキン美術館は所蔵していることが分かる展という感じだった。

(画像を上げておいてなんですが、私のクセのある色になってしまうカメラを通した色合いよりも実物の方がはるかに美しいので、実物は決して拙画像のようではありません)

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