デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



私の区域では台風は恐ろしい風の音を立てて過ぎ去ったが、いよいよ通過しようかといった頃から停電に見舞われ、懐中電灯で一晩を明かした。
照明・エアコン・扇風機、モバイル類の充電、電気を使うものはすべて使えなくなった。街灯も信号機も消えているので外に様子を見に行くにも億劫になり、電化生活の便利さを思い知った。
自分のなかで腹の立ったことがあった。それは他の地区では停電が起こっておらず、それに対して後ろ向きな羨望を覚えたことだった。他の地区へ車を走らせファストフード店やファミレスで一晩明かしたら多少ラクかもと考え、同時に夜になればもう寝るしかない電気の通っていないような所を旅した経験が生きてこないことにも苦笑いせざるをえなかった。人間はどんなことにも慣れてしまう動物であるのは確かだろうが、不便を強いられた時のストレスをいかに転換するか耐性があるかといった、いざという時の人物像が問われるような場面ってこういうときだろうなぁと分かったようなことを思ってしまった。

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