台湾の淡水にて
人生100年時代という言葉を耳にすることが珍しくないゆえか、谷村さんの死去に「まだ若いのに」と思ってしまった。
私の中では、谷村さんの曲で印象深いのは「チャンピオン」と「昴」だ。とくに「昴」は酒の席でギター弾き語りで友人や先輩たちと合唱したこともある。
そして、台湾の淡水でギターソロの「昴」を耳にした思い出も決して忘れることはできない。年代にもよるのだろうがアジア圏で意外と知られているんだ、と実感したものだ。
淡水は夕景が美しい
「昴」を弾いていたおじさん
夕景の雰囲気にとても合っていたし、淡水から台北に戻る時間だったこともあり、さらに名残惜しくなった。
谷村さんの訃報で旅行先のことを思い出せたのは楽曲の力以外の何物でもないし、「昴」は私の中でずっと生き続けると思う。
名曲をこの世に送り出してくださってありがとうございます。ご冥福をお祈り申し上げます。