1/5(月)
あんまり食べられなくなりました
25歳女子がそんなことを言う。
歳なんです
どんなイヤミだ?いやはや
昨日、OKストアでこんなものを買ってきた。
北海道産黒毛和牛 A4 肩ロース
449g@100gとかなり安いけれど、
けっこうウマそうなので買ってみた。
白滝をから煎りして味が入りやすいようにして、
白菜とネギ、焼き豆腐ですき焼きにした。
ただ、333g、つまり1枚あたり80g、
3枚でも多いぐらいだけれど、3枚も食べた。
25歳女子だって食べられないぐらい?
いやはやなんとも
目が覚めたら、寝汗でぐっしょりとしていた。
年末からの風邪はまったくよくなっていない。
つまり、病院に行け、ということだけれど、
10時に厚木に初校を送らなければならないし。
夜明け前のグラデーションは寒さと晴天を告げていた。
けれど・・・
なんだかぼやっとした富士山。
寒すぎるぐらい寒いのに。
会社に着いて、まずは厚木への荷物の整理しに秘密の小部屋へと。
もうなくなっていると思っていたけれど、
まだ2階を残して、1階に止まったダンプに積んでいた。
10時にチャーター便のドライバーに渡し、
自席に戻る暇もなく、年始の挨拶対応にいそしむ。
13時ぐらいに3年生と一緒に会社を出る。
神楽坂の制作会社に出張校正に行くため。
先に昼ごはんでも食べるか
そう聞いたら、帰ってきた応えが、
歳なんです
彼女が歳ならオレは何者だ?
何がどうなっているんだか。
ホントは違う店に行こうと思っていたけれど、
何度もその制作会社へ行っていながら、来たことがない、と。
そんなこんなで、龍朋へと入る。
チャーハン(770円)
相変わらず、バカみたいにうまい。
ただ、量も相変わらず多いので、
特にチャーシューの量が多すぎるので、
さすがにツラい。
何しろ、昨日だって動物性たんぱく質の過剰摂取だし。
な、喰えるか?3年生よ。
1/4(日)
運転、荒いよな
静岡県を2日がかりで走った感想。
強引な右折、左折はもちろん、
横道からの急発進などなど、けっこう恐ろしい想いをした。
信号が少ないから、そうでもしないと走れないのかもしれない。
東京はまだいい方なのかもしれない、
なんて思っていたけれど。
昨日は晩ごはんも当然、ブリ大根。
風邪はいっこうによくならず、むしろ悪化。
コンタック風邪総合を服用して早く寝るけれど、
目が覚めたら、咳まで出始めた。
さすがにマスクをするけれど、
嫁さんまで咳をしはじめた。
そんな状態だけれど、ビールがないので、
9時過ぎに黄色いマーチを引っ張り出す、
OKストアに向けて。
東京の道はいいよな
嫁さんがそんなことを言い出す。
静岡はやはり乱暴というか、荒いというか。
それに比べれば、東京はホントにのどかだ。
OKストアは空いていたけれど、カートが静岡状態。
いったい何が起きている?
買うものは決まっているので、さっさと済ませて店を出る。
そして帰りの環八もなぜか静岡県。
何だ何だ?
OKストアがあまりに寒すぎたので、
帰りのマーチの中で昼ごはんは決定する。
寿がきや「みそ煮込うどん」
豊橋に行けば、買って帰ることが当たり前になった。
冬にはちょうどいいし。
ただ、しっかりと出汁をとらないとダメだともわかった。
土鍋に昆布1枚、そして日本酒50ccと水600ccを。
ネギを4cmぐらいに切って、弱火で煮出す。
鶏胸肉をそぎ切りして土鍋へ。
蓋をして弱めの中火で煮込む。
白菜4枚を芯と葉に分けて、
芯は縦に、葉は横に切り分ける。
また、蓋をして中火で、葉がしんなりするまで。
乾麺を放り込んだら2分間放置。
麺をほぐしたら粉末スープを加えてさらに2分。
玉子を入れてさらに2分。
しっかりと出汁をとれば、ホントにウマい。
簡単にできるし、ぽかぽかとなれる。
そして、すぐに昼寝・・・。
1/3(土)
冬休みも終わりだな
嫁さんがそんなことを口走る。
そんなことはない、明日までだ、休みは。
いや、明日は掃除をしてだな、日常なのだ
ああ、なるほど・・・かあ?
今日も6時過ぎまで寝ていた。
素敵な夜明け前。
そして今日もまた、けっこうな寒さ。
できれば今日は篭城したい、そう思っていたけれど、
目薬を買いにいくゾ
昨夜、嫁さんの左目が腫れていた。
だから朝イチでドラッグストアに行く、と。
1人で行けば・・・なんて言える訳もなく、
10時前に家を出る。
なあなあ、あの苦労はなんだったんだ?
確かにねえ、田子の浦まで行っても見えなかったのに、
歩いて5分もかからない跨線橋から見えちゃうんだもん、
わからんでもない。
まずは近所の神社で嫁さんが初詣。
空いてはいたけれど、驚異的に長い女性が1人。
あっという間に行列はでき、嫁さんも巻き込まれる。
ドラッグストアで嫁さんが目薬で迷い、
さらにまたもユニクロへと。
ヤマダ電機でドライブレコーダー用のSDカードを買い、
今日もあおばに寄って帰宅すれば、12時半過ぎ。
早く行ったのは、早く目薬を差したかったなのに
嫁さんはぶーたれるけれど、しかし、遅くしたのは誰だ?
ただ、昼ごはんは簡単である。
昨日、昼ごはん前に東急ストアへ行った。
そしたらこんなものを売っていた。
愛媛県産の養殖ぶりが450gで498円。
1.1円@1gというバカみたいな値段、
しかも、あらとはほど遠いようなものばかり。
夕方、豊橋でもらってきた大根を切り分ける。
米粒を放り込んで、水から中火で1時間ぐらい下茹でする。
鍋に出汁昆布3枚を入れて、日本酒と水を加えて水から煮出し、
一旦、火を落として冷ます。
ブリは塩をふり、熱湯を回しかけて霜降りにする。
ブリを鍋に放り込んだら、弱火にかける。
甜菜糖大さじ2、みりん大さじ4を加えて、まずは甘みを。
醤油大さじ4を加えて、そのままとろ火で。
下茹でした大根を加えて、30分ほど。
その間に、腹側の身に塩、白コショウ、タイム、ナツメグをふり、
小麦粉でコーティングしたものをバターでソテーする。
強めの中火で、両面に焼き目がつくぐらいまで火を入れる。
残った焼き油に白ワインと粒マスタードを加えてソースを。
コレで十分な感じだけれども、メインはこっちではない。
ブリ大根なのである。
ただ、ソテーを先に食べてしまったので、
山のようにブリが残った。
なので、コレに火を入れ、
大根の葉を刻んだ漬物をご飯に混ぜ込むだけ。
ブリ大根の味はこの時点がベストだったかもしれない。
昨日は若干物足りなかったけれど、
今日の晩ごはんではかなり味が濃くなっていた。
つまり3食続けてブリ大根。
冬休みの終わりにコレ?いやはや
1/2(金)
ホントに相撲取りは豚肉や牛肉は食べないのか?
自由が丘から帰ってくる道すがら、嫁さんがそんなことを言う。
場所中は食べないかもしれないけれど、
焼き肉屋にだって行くだろうし、
谷町が喰えと言われれば、何だって食べるんじゃない?
しかし、ちゃんこ料理屋に行けば、魚が鶏肉ばかり。
何でだろ?
目が覚めたら6時半を過ぎていた。
昨日までの疲れが全身にくまなく行き渡り、
さすがに起きられないし、起きる気もない。
それに、4日も家を空けたので、シャッターを閉めたまま、
時間の感覚が全くなかったし。
呆れるぐらいにキレイな夜明け直前。
こんな空なので、当然のように気温は低い。
ぐずぐずだらだらと過ごして11時ぐらいに家を出る。
11時過ぎなのにキレイに富士山が望めた。
29日にはココから半分、45kmの三保の松原から、
わずか1/4程度の25kmの田子の浦からも、
ほとんど見られなかったのに。
1月は外で仕事をする機会が多いので、
ユニクロでヒートテックの下着を買う。
ドラッグストアでコンタック600を買い、
東急ストア、あおばに寄って家路に着く。
あまりに寒いので煮込みラーメン?
なんて話をしていたら、ああ、鶏肉がない、と。
そしたら、嫁さんが言うのだ、
相撲取りは四つ足は食べないのか?と。
そう言われているけれど、今ではどうなんだろ?
永谷園「煮込みラーメン」
家に帰って、早々に2週間前の残りを引っ張り出す。
フライパンにオリーブオイルをひいて乾燥ニンニクを。
豚ロース肉を放り込んだら強火にする。
さっと火を入れたら日本酒を加えて、さらに水を。
豊橋でもらった大根を薄切りにし、キャベツは細切りにしておく。
薄く切った大根を加えて中火で煮込む。
大根が透き通るまで。
キャベツを加えて、しんなりするまで火を入れる。
油揚げも刻んで加える。
ホットプレートに移したら、麺を放り込んで2分。
菜箸でほぐしたら、液体スープを加えてさらに煮込む。
カラダを暖めるにはこういうメニューが一番。
味がどうのではないし、もちろん相撲取りとは無縁、
豚肉だっていいのだ、味が出れば何だって。
1/1(木)
777km
東京IC→豊川ICを往復するだけなら538km。
200km以上も寄り道をした訳で・・・。
片道269kmだから2回ぐらい休んだって、
4時間もあれば東名を走破できるハズ、
もちろん渋滞がなければ、だけれど。
目が覚めて、6時ぐらいに動き出す。
豊橋の空は暗かったし、何やら白い塊が落ちてきた。
東京は雪の予報・・・義母はやたらと脅すけれど、
まあ降らんだろ、そう高をくくる。
パッキングして9時過ぎに嫁さんの実家を後にする。
県道2号から国道259号を進むと札木交差点からは国道1号となる。
豊川を渡ってすぐに県道400号に入り、
豊川放水路を渡って国道151号に入って、豊川ICへと。
15kmもない道のりだから、ホントにすぐ。
東名も空いているし、ずんずん進む。
浜名湖サービスエリアには寄ろうな
ただ、嫁さんがすぐにそんなことを。
まあ、1月1日、たいした渋滞もないだろうから、
SAとPAを巡る帰路にしてもいいし。
浜名湖サービスエリア
1時間もかからずに到着すれば、
鬱陶しかった雲よりも太陽が優位になっていた。
嫁さんが高校時代にバイトしていたらしいけれど、
その頃とは全く違うらしい。
こんな所はなかったような気がするんだよなあ
たぶん当時からあったと思うのだ、
キミが忘れているだけで。
ただ、こんなものはなかったのかもしれない。
錠前がわしわしと着いているけれど、
こんなことで何が?
昨日は穏やかだったけれど、
浜名湖を吹き抜ける風は強烈すぎる。
こんなものを見ている間に、
またも鼻も咳も咳も出始める。
黄色いマーチに戻って、帰路に復帰する。
吉田ICを通過する時に富士山が望めることを期待したけれど、
やたらと雲が多い辺りがそう?
大井川6回目の渡橋を終えて、さらに焼津ICを越える。
日本坂パーキングエリア
浜名湖SAから100kmぐらい走ってきたので、
一休みすることにする。
PAだからと期待していなかったけれど、
焼津さかな工房があったり、かなり充実。
缶詰を3個も買ってしまったり・・・。
福袋も売っていた、
中に封筒が入っていて、当たれば、蟹1杯だったり
マグロのカマだったり・・・無茶苦茶だよなあ。
静岡ICを過ぎ、清水JCTを通り越し、
ホントは下りに寄りたかったパーキングエリアへ。
由比パーキングエリア
下りは海しか見えないけれど、上り側はこんなに絶景。
富士山頂に雲がかかってなければ、さらに・・・だけれど。
かなり小さいPAだけれど、
桜海老やシラスを使った蕎麦や丼があったりと、
かなりメニューも充実していた。
ココで昼ごはんでも?
しかし、嫁さんは富士山に近づくことを優先する。
東名を15kmぐらい?
EXPASA富士川
富士川サービスエリアだけれど、
今ではエクスパーサなる妙な名前になっている。
そして、ココで相棒テラスなるイベント。
グッズ販売やら、花の里のお茶漬けやら、
まあ、盛大に。
しかし、なんでココ?
道の駅富士川楽座
サービスエリアと道の駅が合体、
なので一般道からのお客さんも当然うろうろと。
おかしな所だよなあ。
こんなものまである。
もちろん、相棒ファンの嫁さんも入れて撮ったけれど、
富士山は今イチ、おまけにココでは富士川が映らない。
道の駅なので当然、ご当地の物産もあるし、
ご当地ものだって食べられる。
しかし・・・
元祖博多とんこつ(750円)
一風堂の新業態なのか、店名だって和文ではない、
IPPUDO RAMEN EXPRESS
ラーメン運送?
何だ?それ?
もやしなんてのっていたっけ?
一風堂の記憶があまりないけれど、
豚骨スープはなかなかウマい。
昨日まで、魚ばかりだったから違うものを食べたかったし。
富士宮やきそば(550円)
SAのものだからとバカにしていたら、
これがしっかり肉かすとイワシ粉、そして麺もしっかりと。
しかも、コレがけっこうな量で呆れる・・・ウマいからいいけれど。
再び富士山を見にいく。
かなり下の方まで見えてきたけれど、
今日はこれが限界かも。
てか、秦野中井辺りから渋滞が始まりだした。
しかし、1月1日なのに、しかも、事故もないのになぜ?
富士川サービスエリアから黄色いマーチを引っ張り出し、
東名をひたすら北上する。
駒門PAを過ぎた辺りでおかしな雲に遭遇する。
それまで、ホントにキレイに晴れていたけれど、
分厚い雲がココから先を分断する。
足柄サービスエリアに進む頃には、
サイドミラーには晴れた空、進む先は真っ暗になる。
驚くほどに激変する天候にかなり驚き、
嫁さんは怖いを連発する。
確かにおかしな天気だし、何がどうなっているんだか。
大井松田ICぐらいで前方の車がハザードを出す。
渋滞の列に付き、何もないまましばらく進む。
すると白い物体がフロントウィンドにへばりつく。
気付けば制限速度は50kmに規制され、
いや、50kmだって無理な状況に。
5台先だって見えないし、
50km規制に感謝する、それぐらい。
海老名サービスエリアぐらいでほぼやむけれど、
結果、大和トンネルを抜けるまでは渋滞が続く。
港北パーキングエリア
今日5つ目のSAPA、
休む気はなかったけれど、富士川を出て既に2時間半以上。
腰やら肩やらを伸ばして縮めて、ちょっとだけ休む。
その後は渋滞もないし、環八だってすいすいと。
16時半ぐらいにようやく家に到着する、
渋滞があったとはいえ、普通の倍ぐらいの時間をかけて。
4日間で777km。
今日だけで290kmぐらい。
ホントにさあ、どんだけ寄り道した?
時間も何もかもを浪費した。
しかし、それが旅・・・
12/31(水)
舌の根が乾かぬうちに
そもそも、舌の根とはどこか。
舌根とはほぼ咽頭なので、そんなところが乾いていては、
命に関わるような気がする。
乾くとしたら、むしろ舌の先だろうけれど、
舌先三寸
口先だけ、適当にあしらうという意味になり、
言った先からという意味とは異なってくる。
いや、だからって?
雨戸が閉まっているので、目が覚めても真っ暗。
義母は6時過ぎに起き出すので、それぐらいで起き上がる。
今日はのんびりしよう、そう思いながら。
しかし、すぐに起きてきた嫁さんに打ち砕かれる。
伊良湖に行くゾ
いや、キミも休んだ方がいい、間違いなく。
しかし、冒険癖がついた嫁さんを止められる訳もなく。
義母を後部座席に乗せて、10時前に出発する。
県道2号を下り、東大山交差点で左折、
県道31号をかすめて国道259線を下っていく。
昨年と一昨年の正月飾りを納めたいということで、
渥美線やぐまだい駅の北側を右折して、
神社に立ち寄り、そして、義母の弟妹の住む家へ。
そこで毎度の困った事態に陥る。
キャベツ1玉に白菜1株、大根1本に人参3本、
サツマイモ3本を押し付けられる。
長仙寺西交差点から県道を南下して、
六連交差点を右折、国道42号を西へと進む。
嫁さんと義母の思い出話を聞きながら10km、
ロングビーチ北交差点を左折する。
ヤシが連なる坂を下るので、
夏にはけっこういい感じである。
岩がけっこう多い上に、何しろ太平洋、
波が高いから泳ぐには不向きだけれど。
ただ、この辺りは釣り人が多かった。
そして、彼らが路駐するので、走りづらいことこの上ない。
海沿いを1kmぐらい走って、国道42号に復帰する。
しかし、3kmも走らないうちにまた左折。
道の駅あかばねロコステーション
平仮名なのは、赤羽ではなく根がつく赤羽根だから?
東京の人間なら、あかばねね?ってなるだろうし。
裏がすぐ漁港で、なぜか大漁旗を掲げていた。
初漁にはつきものなのかな?
テラスから眺めると遠州灘は穏やかだった。
昨日、一昨日と寒風に吹きすさばれ、
ダウンを着ていても寒かったけれど、
今日はウールのニット2枚で十分なぐらい。
ちょっと土産物を見るけれど、コレならば帰路でも?
な感じだったので、手ぶらで国道に戻る。
表浜街道と呼ばれるけれど、海沿いを走っている感じはない。
しかし、15kmぐらい走ると坂道を駆け上り、
伊良湖ビューホテルの横を抜ける頃には、海な感じになる。
伊良湖港には向かわず、その手前で左折する。
岩がき・活魚料理 灯台茶屋
店の前だと店主がやたらと声をかけてくるから、
ここまで引きになってしまったけれど、
中央の下品な色使いの店がそう。
岩がき定食(2,160円)
巨大な岩牡蠣が2個、大アサリが3個、
山のような刺身にもずく、ごはんとみそ汁。
昨夜、明日は絶食でもいい、なんて言った
舌の根の乾かぬうちにコレである。
岩牡蠣はミルキーな感じではなく、
どちらかというと食感が強烈で、
牡蠣とはまったく別物。
かなりウマいけれど、2個は無理なので、
嫁さんに1個を押し付ける。
岩がきと大あさりのお見合い丼(1,000円)
そもそもは、この渥美半島どんぶり街道なるメニューを食べにきた。
ただ、揚げ物は苦手なので、こっちは嫁さん。
コレ、牡蠣か?
揚げ物なので姿が見えない。
嫁さんが見事にバカ舌ぶりを発揮する。
そして、表には絶滅危惧種となった暴走族が走り回り、
さらに普通のツーリングで来ていたライダーが迷惑そうに。
例によって1時間ぐらいかけてのんびり食べる。
義母がトイレに立った隙に、会計を済ませる。
すると、なぜかキャベツ1玉、そしてパイナップル串3本。
断りきれずに、コレでキャベツ2玉をマーチに積むことになる。
腹ごなしに周囲をぐるっと。
伊良湖ビューホテルを望む、すぐ横には鐘があった、
たかの友梨の名とともに。
この下が恋路ヶ浜って名前だからね、
しかし、なぜ?
帰りは国道259号で北上する。
いや、正確には北東へ、だ。
それがバカボンの素だし。
道なりに27km進む。
道の駅田原めっくんはうす
旅の目的の一つなのだ、道の駅を巡ることは。
赤羽根にあった田原ポークを使ったソーセージを買おう、
そう思ってぐるぐる・・・なんで豊川のソーセージ?
15kmの道のりを辿って嫁さんの実家に戻る。
あれ
義母が素っ頓狂な声を上げる。
何があったのかと玄関に向かうと、そこには段ボール。
中にはキャベツが4玉・・・。
♩これでいいのだぁ これでいいのだぁ♩
天才バカボンの世界はある意味、諦観というか、
仏教的な思想が見え隠れする。
しかし、それは意図したものなのか、そうでないのか。
今となっては尋ねることすらできない。
かんたろうを出て、国道1号を南下する。
このまま進んで、愛知県道31号に入れば、
すぐに嫁さんの実家に着く。
45kmぐらいだから、1時間ぐらい?
しかし、黄色いマーチは中田島交差点を左折してしまう。
1kmぐらい南下して、左折して駐車場へと。
中田島砂丘
日本三大砂丘の一つらしいけれど、
鳥取砂丘とあとどこ?
近くまでは来たことがあるけどな
嫁さんも来たことがないらしい。
確かに風紋もあるし、広い。
ただ、砂漠でキャンプまでしている身からすれば、
単なる砂浜にしか見えないんだけれど・・・。
太平洋、ここでは遠州灘の荒波がざぶんざぶん。
またも強風に吹かれて体温が急降下、
鼻水もまたもひどい状態になる。
1時間弱も風に吹かれたので、
近くのサークルKでコーヒーを買ってから、黄色いマーチに戻る。
寄り道をしなければ、もう実家に着いているぐらい?
ただ、コレが家の旅・・・これでいいのだ。
国道1号に戻って西進する。
浜松バイパスから浜名バイパスに名前は変わり、
そしてぐんぐんと上って、浜名大橋を渡る。
もう少しガードレールを工夫してくれれば、
眺めもよくなるんだけど・・・脇見運転はいけません。
潮見バイパスと名前が変わり、北上する手前でまた寄り道。
道の駅潮見坂
浜松を走っていたときに気になった、
うなぎいもなる奇妙なサツマイモがあるけれど、
普通のサツマイモと何がどう違う?
牡蠣の炭焼きのようなことをやっていた。
ウナギの養殖が尻窄みなので、業態変更?
足湯があったけれど、16時までで、ぎりぎり間に合わず・・・。
1号線に戻ると、すぐに23号とのジャンクション。
ここで長かった静岡県と別れを告げる。
二川を過ぎた辺りで県道3号に入り、
そのまま進めば南栄駅の北側に出る。
マックスバリューに寄り、
18時前ぐらいにようやく実家に到着。
着いて早々に晩ごはんは・・・となる。
おいおい、もう喰えないって。
そんな抵抗は無駄である。
19時前にいつものいちょう 中野町本店へと。
予約の電話を入れていたので、待たずに2階の座敷へと。
田楽「雪」定食(1,450円)
最もベーシックな定食を嫁さんが発注。
ただ、こんなに食べられる訳もなく、
ほれ、喰え
田楽が飛んでくる。
自然薯麦とろハーフセット(1,240円)
コメが一番少なそうなので、コレを発注。
それに自然薯、消化の助けになってくれそうだし。
しかし、毎度の満腹ツアーぶりにとっくに限界突破。
これでいいのだ?
いや、まったくよくない。
明日は絶食でも・・・
12/30(火)
西から昇ったお日様が東へ沈む
天才バカボンになったような気がしてならない、
てか、方位がさっぱりわからんってどういうこと?
天気がいいのにそんなことってありえる?
昨夜、さわやかから戻って、屋上の露天風呂に行った。
しかし、周囲は真っ暗で、どこがどうなっていることやら。
かろうじて、ホテルの北側を東名が走っていることはわかった。
そして、南側にオリオン座が見えていた。
夜が開ける前に目が覚めた。
屋上の露天風呂は6時30分までは女性専用、
6時45分から男性専用となるので45分にいそいそと。
東名が左手を東へと延ばす先に富士山が見えた。
今日もいい天気だ、そう思う。
しかし、10分後、日が昇った、あらぬ方向から。
あれ?南?あれ?富士山が知らないうちに移動した?
すっかりアタマが悪くなって部屋に戻る。
1階で嫁さんが朝ごはんを食べるのを眺めて、
9時過ぎにはチェックアウト。
嫁さんが探し出した観光スポットへと向かう。
ホテル前の県道34号を北上し、谷口橋で大井川を渡る。
そこから2kmぐらい上流へ。
大井川蓬莱橋
世界一長い木造歩道橋としてギネスが認定しているらしい。
下から眺めると確かに木造だとわかる。
右岸の小屋で渡橋料100円を支払って、
片道900mのぎしぎしいう橋をてくてくと。
しかし、コレが強烈な風に吹き曝されて、
体温はぐんぐんと低下する。
渡りきった先に何やら施設があるけれど、
旅路は長いし、おまけに寒すぎる。
しかし、戻ってきた中間点で河口から左へ45度ぐらい。
富士山だよ、富士山
嫁さんはそう主張する、わからんでもない、
肉眼で微かに白い物体、雲ではないことは確か。
そこで、またもバカボンになる。
太陽は河口方面に見える。
ここは太平洋側、大井川は南の駿河湾に向けて流れる?
太陽が南に?
富士山が南東に?
さらにアタマが悪くなって大井川から逃げ去る。
元来た道を戻り、県道34号から国道150号に入り、
ひたすら南下する・・・南下?
ここでようやく気付く。
大井川は東へと流れて駿河湾に注ぐ、ということに。
つまり富士山は北東方向にあることになり、
天才バカボンはいないということ。
地頭方交差点で左折して県道241号をかすめて一般道へ。
海沿いをちょっと走る。
御前崎海鮮なぶら市場
鮮魚から海産加工品までかなりの品揃え、
そしてかなりの人出、年末の買い出し?
嫁さんの実家へのお土産も買ってから、
すぐ横のマリンパーク御前崎に行ってみる。
そして、暴風に吹き飛ばされてマーチに逃げ戻る。
県道357号で御前崎をぐるっと。
御前崎・遠州灘県立自然公園
すぐそこに御前崎灯台が見える。
橋を見れば渡る
高いところには上る
それを旨としてきたけれど、狂ったような暴風で、
さすがに身の危険を感じて断念する。
代わりに357号を渡る。
静岡県最南端の岬
これまでずっと駿河湾沿いを進んできたけれど、
ここからは太平洋、そりゃ風も波も強いハズ。
この碑からも吹き飛ばされるように駐車場に戻る。
マーチの中でルートを確認していたら、
強風でぐらんぐらんと、盛大に揺れる。
ホントにヤバいので、県道357号を西進する。
御前崎市から袋井市を通過し、磐田市に入る。
天竜川を渡って浜松市に入ったら県道315号へ。
国道1号を越えたら目的地はすぐ。
かんたろう
浜名湖辺りまで行ければ、鰻屋はもっとあった。
しかし、ここで既に13時。
しかも、けっこうな人気店だし、ここに決定する。
店内には4組が待っていたし、次々とお客さんが来る。
15分ぐらい待って2階の座敷に通される。
漬物盛り合わせ(430円)
鰻屋で焼き上がるのを、酒を飲みながらコレで待つ。
だから、いい鰻屋かどうかは漬物の善し悪しで判断する、
それが大人のたしなみというヤツらしい。
まあ、ウマいからいいんだけれど。
白焼ごはん(2,980円)
関西風なので表面はかりっとしているけれど、
中はふっかふか。
普通はわさびと醤油で食べるけれど、
醤油だと香りが消えてもったいない。
塩を少しつけるぐらいがちょうどいい。
嫁さんもかなり気に入って、ぱくぱくと。
うな重(2,780円)
人気No.1メニューらしい。
確かにウマいし、焼き上がりもちょうど。
甘過ぎないタレもいい感じ。
ただ、白焼きを食べてしまうと・・・
1時間ぐらいかけて堪能して表に出る。
後は1時間前に越えた国道1号を進めばいいだけ、
長かった旅も終わるハズ・・・。
旅先ではなるべく土地のものを食べるようにしている。
だから、日立でガストに入るのには抵抗があった。
チーズINハンバーグを初めて食べるということで、
一応は納得したけれど・・・しかしなあ。
三保の松原で寒風にさらされて、
鼻水でぐずぐずとなり、ノドまで痛くなる。
国道150号を西へ進めば右手に日本平や登呂遺跡、
左手には当たり前のように駿河湾。
ただ、もう疲れ果てているので、静岡ICから東名に入る。
すぐに安倍川を越え、焼津ICを通過する頃には日も暮れる。
大井川を渡ればすぐに吉田IC。
泊まるホテルは道の反対側なので、
そのまま進んでセブンイレブンの駐車場でUターン。
バローなるスーパーで買い物をして、ホテルへと向かう。
カンデオホテルズ静岡吉田
予約するときにチェックイン時間を入力するけれど、
適当にこれぐらいだろうと18時にしたら、
ちょうど18時に到着、神か?
マッサージチェア付きという妙な部屋。
ツインにしたかったけれど・・・。
腹が減ったのかどうかもわからないけれど、
あこがれの店を目指すことにする、iPadを頼りに。
駐車場からマーチを引っ張り出して、
県道34号、国道150号を進んで吉田町役場の先。
炭焼きレストラン さわやか 吉田店
嫁さんの職場の人たちが勧めるのか、薦めていないのか、
それはわからんけれど、とにかく話題になっていた店。
ただ、静岡市まで行かなければ店がないから、ちょっと無理。
なにしろファミレスだからねえ、そうは言っても。
店内は家族連れと女性客でほぼ。
メニュー的にはガッツリ男系なんだけれど。
農園サラダ(410円)
淡路産のタマネギがどっさりと。
磐生福立菜という青菜の正体はさっぱりわからなかったけど。
げんこつハンバーグ(1,058円)
オーストラリア産の牛肉100%の肉塊を、
店員さんが目の前で半分に切り、ソースをかけて、
フォークとナイフで鉄板に押し付けて火を入れる。
所詮ファミレスとなめてかかっていたし、
期待値が低かったせいかもしれないけれど、
コレがアホみたいにウマい。
昼のサバよりもウマく感じるぐらい。
250gという正気の沙汰とは思えないボリューム、
おまけにつなぎもないから完全に牛肉だけれど、
2人でしっかりと食べられる。
何だか1人でも完食できそうな、そんな気すらした。
もちろん気だけれど。
鉄鍋ビビンバ(626円)
ハンバーグ2人前は無理なので、
炭水化物と野菜を摂取できるこのメニューにした。
ひき肉はハンバーグで使っているものと同じだけれど、
ナムルでまったく違う肉のように感じる。
何だろ、この満足感。
東京にも出店してくれないかな?
無理ならせめて御殿場でも。
気楽に行けるのって、その辺りまでだし。
明日の昼も?
いや、それはさすがに無理だけれど・・・。
人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は
正月になると、なぜ小倉百人一首なんだろ?
小学生ぐらいまで実家でやらされたけれど、
しかし、ほとんど覚えていない。
もう少し記憶の欠片にでもなっていればなあ。
千本松原から黄色いマーチを引っ張り出す。
一般道から県道380号、東海道に出る。
左手に千本松原という名の30万本以上の松を見ながら進む。
途中、図書印刷の沼津工場があったり、工場がけっこうある。
檜交差点で海沿いを離れ、国道139号へと。
1号線に入りたいけれど、依田橋西交差点では立体交差で無理。
左富士交差点を左折して南下する。
田子の浦港をぐるっとするように走らせると目的に着く。
田子の浦みなと公園
駿河湾というか、この辺りでは田子の浦に面する公園。
アスレチックなどの施設もあるけれど、そんなもには目もくれない。
てか、沼津港ではどんよりしていたけれど、奇跡的に晴れた。
この展望台をずんずんあがっていく。
富士山
上ったばかりの頃はもっと雲に覆われていたけれど、
雲がどんどん姿を変え、10分ぐらい待ったらここまで。
その後、またも雲にまとわりつかれたから、コレが一番かも。
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ
山部赤人が詠んだこの歌は、さすがに覚えている。
その前段となる文章まで刻んである訳で。
この田子の浦、新幹線で言えば新富士の南側から
富士山を望みたかったということが、この旅の目的のひとつ。
歌碑の間からも富士山が見えたし、すっかりご満悦。
駐車場から黄色いマーチを引っ張り出し、
一般道から国道1号に入って、しかし、すぐ。
道の駅富士
富士川の右岸1kmぐらい、新富士駅の南側にある道の駅。
下り車線側はたいしたことはないけれど、
地下道くぐって、この上り車線側にはこんな駅舎が。
まあ、普通に物産と簡単な食事。
そして展望台という文字を発見して、屋上に上がる。
またも雲が厚くなり、富士山はこれっぽっちも。
ホントに一瞬にしか見えなかったよなあ。
国道1号で富士川を渡ったら、すぐに1号線から逸れる。
富士川越し、富士山をバックに黄色いマーチの写真を撮る、
それも今回の旅の目的の一つ。
しかし・・・
富士山は全く見えないし、
新幹線だって、どこよ?それぐらい。
河川敷に下りてみたりするけれど、
まあ、ひどい結果。
完璧な企画倒れ・・・
1号線に戻り、由比の手前で東名の下をくぐる。
ここは東名を走ればよかった、由比を通り過ぎながらそう思う。
ずんずん進んで清水駅前で国道1号とさようなら、
149号を南下する。
駒越東町交差点で左折して、今度は北上。
三保の松原
富士山とともに世界遺産に登録された場所だけれど、
しかし、駐車料金も取らないし、入場料もとならい。
どうやって維持するんだろ?
羽衣伝説がある松は二代目が枝を大きく張り出し、
なかなか立派ではあるけれど、絶景では決して・・・。
波打ち際に出ると、かなりの波。
しかも、相当に風が強く、ホントに冷える。
松林の向こう側に富士山がある・・・
ハズだけれど、分厚い雲に覆われて、ホントにわからん。
だから、ここがなぜ世界遺産に認められたのかも・・・。
清見潟 富士の煙や 消えぬらむ 月影磨く 三保の浦浪
百人一首の99番目、後鳥羽天皇がこの地で詠んだ歌。
清見潟は過去の遺物だし、月影にはまだ早い。
そこは諦めがつくけれど、富士の煙はねえ、
見たかったんだよなあ、コレはホントに。