8月8日(水)、四国大学書道文化館1Fで、標記の講習会を実施しました。これは、昨年から、徳島県内の3校の書道部生徒を招いて行なっている書道パフォーマンスの講習会です。今年で第2回となりますが、昨年とは異なる3校を招きました。今年は、名西高校・富岡東高校・城ノ内高校です。
互いに簡単な自己紹介を行なったあと、書道パフォーマンスが書道史の中でどんな位置づけにあるのか、そしてその意味は何かを説明しました。次に、昨年、NHK徳島で放映された本学書道クラブのパフォーマンス映像を見せました。右の写真はその映像です。さらに書道文化学科の2年生4名によるサンプルのパフォーマンスを見せ、高校生から技術的な質問をとり、大学生が答えます。この後は3校に分かれ、事前に用意してきた題材を練習します。この時に、大学生が1~2名分かれて指導に入ります。
右の写真は、各高校を大学生が指導をしている場面です。これによって1時間ほど練習し、出来あがったものを、この後、順番に全員の前で披露してもらいます。
高校生たちは時間を忘れて、書道パフォーマンスを楽しみ、発表もそれぞれ個性的で魅力的でした。
筆の使い方は今後、各校に分かれて個別に練習することが必要ですが、文化祭で、発表することで、また書道を楽しむ人たちが増えることでしょう。
指導した大学生にとっても、教え方の研究になりました。彼らは4年生になって教育実習もあり、将来教員を目指している学生も多いからです。
充実した企画となりました。また来年は異なる3校を招く予定です。