6月10日(水)、午後に徳島市立高校に教育実習の巡回指導をしてきました。書道文化学科からは2名が2週間の日程で行っていますが、2週目の中間です。橋本君と神農さんです。たまたま神農さんの授業を1時間参観できました。もう授業も何回か実施していますので、落ち着いて取り組んでいました。授業内容は、唐の書道史を教える講義式の授業でしたが、途中に示範も取り入れていました。言葉がはっきりしていて、黒板やプリントの表示も工夫されていて、たいへんわかり易い授業でした。でもさすがに本人は緊張したようで、終わった後に話を聞いたら、クーラーのきいた教室でしたが汗びっしょりでした。
橋本君もこの授業を見学していたので話を聞くと、この日の午前中に授業をしたということで、自分が思ったようには進まないと歎いていました。教育実習は苦労しますが、その分やりがいも大きいものです。それを通して学生は大きく成長します。実習が終わった後に、大学の授業で互いの状況や感想を発表し合うのですが、それが今から楽しみです。
この高校の玄関ホールには、書道部の生徒さんたちの作った巨大な合同作品が展示されていました。たいへん生き生きした良い作品だったので写真に収めてきました。迫力いっぱいで素晴らしい作品です。