ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

第53回 徳島彫刻集団 野外彫刻展

2015年11月01日 | 日記

11月1日(日)、徳島城公園に標記の展示を見に行ってきました。看板も彫刻作品の写真です。53回目というのがすごいです。

仲の良い井下俊作先生の彫刻作品、「A MESSAGE TO THE EARTH」です。毎回この題名なのですが、年毎に材料は異なります。今年の作品は、リサイクルの大切さを訴えています。日本の不用自転車が中国に送られて部品にばらされてから新たな中古自転車に再生する前の状態をパッキングしたもの、おがくず、不要本のたくさん入ったスチール本棚などが、コンテナの上に載せられているものです。一見、大型ゴミ捨て場のように見えますが、哲学を基礎にした社会派作品です。井下先生の目の付け所は本当にユニークです。

次の作品が、今回の彫刻展で最も目を引いたものです。通路のために一部を切った植え込みを女性の髪形に見立てて、女性の顔や上半身のラインを赤い金属パイプで表現しています。植木はたまたまこの形に成型したものを、彫刻家の想像力が芸術作品にしました。三宅之功氏の作品。

最初は単なる石の塊に見えるのですが、じっと見ていると片膝で座って頭を抱えている女性に見えてきます。不思議です。三原敏文氏の作品。

池の中にも作品がありました。「どちらえか」・・・阿波弁でどういたしましての意味の作品です。水面に写った姿も作品の一部です。中川伸一氏の作品。

全部で29作品が、公園に点在しています。ゆっくり歩きながら楽しめます。11月13日(日)まで開催しています。

 

 

 

 

 

 

 


二期作 その後

2015年11月01日 | 日記

11月1日(日)、住宅の前の水田の稲のひこばえが実っています。でも、オーナーは稲刈りの予定はないようです。

拡大します。一部は、耕運機で起こされましたが、またかなり回復して稔っています。でも稔りは半分ほどであとは空っぽのようです。

田圃は、雀の楽園になっていました。最近は雀も減っていますので、これも人間から自然へのお返しなのかもしれません。

 

 


晩秋の桜の木

2015年11月01日 | 日記

11月1日(日)、いよいよ11月に突入しました。10月は多忙で、あっという間に過ぎ去った感じです。公園に行くと、秋は確実に進んでいました。桜の葉が不思議な状態で紅葉していることに気が付きました。網状に空が透けて見えるのです。

一枚の葉を拡大してみます。

虫が葉の柔らかい所だけを食べているために、葉脈の部分が網状に残っているからだとわかりました。桜にとっては、随分迷惑な話でしょうが、この葉は虫と桜の合同作品ともいえる美しさです。

この公園は、徳島マラソンのゴール会場にもなるので安全を考慮してまったく農薬を使いません。ですから虫もたくさんいますので、一時的にこのようなこともありえますが、それを食べるクモや鳥もたくさん集まってきますので、決して木が枯れるようなことはありません。自然はうまくできているものです。その代わりごみの処理や道路の掃除は、毎朝担当の職員が熱心に行なっていますので、いつも気持ちのよい公園の通路を歩くことができます。

徳島市のこの公園行政はなかなか優れものだと思っています。


徳島ビジネスチャレンジメッセ2015 点描

2015年11月01日 | 日記

10月29日(木)~31日(土)、アスティ徳島で行なわれた標記のイベントで学生たちが活躍した様子を撮影しました。木・金は私は仕事で行けませんでしたので、他の方に撮影していただいたデータもいただきました。

29日(木)は、佐藤さん、永岡さん、竹さんの3名が担当しました。初日から大勢の方がブースを訪問されて、学生は依頼された作品を書くのに多忙です。

30日(金)は午前中に神農さん、午後は漆原さん、和田さん、3年生の杉本さんの計4名が担当しました。

杉本さんに、このブースのテーマを書いてもらいました。

31日(土)は、神農さん、郡さんの2名が担当しました。この日は私も行くことができましたが、常にブースをお客さまが訪問していて、学生はほとんど休む暇がない状態でした。

会場の他のブースの表示としても、学生たちの担当した作品がたくさん飾られて、とても目立っていました。各ブースの担当者が、この期間中に学生達に依頼したものです。このような表示は事前に準備するのではなく、会場設置をした後でその状態を見てから準備する方が的確なイメージになるものですが、書道のブースがあると、それをその場で作ることができます。大勢の皆様のお役に立つことができました。

書道は、ビジネスに確実に活用できることがわかりました。