5月12日(土)、標記のイベントに、四国大学書道文化学科3年生の有志グループ「West Girls」が参加しました。私と、スーパーサテライトオフィスのアドバイザーの徳山さんと久米さんと一緒に学生を引率しました。
会場には10時半ごろに着きました。美馬市脇町の中心部にあったショッピングセンター「パルシー」を改築して、市民交流スペース・多目的ホール・図書館・交番・スーパーマーケット等と併合した施設として、リニューアルしたものです。改修資金は総額39億円とお聞きしました。
この2階の一室をお借りして、四国大学の西部地区スーパーサテライトオフィスも移転しました。下の写真がそうです。ここに徳山さんが常駐されます。
既に、落成式が始まっており、市長・県知事・議員さんなどのご挨拶や、表彰式が1時間ほどありました。会場には、300名ほどの招待客が入っていました。
式が一段落して、幕が閉められ、West Girls のうち4名が緞帳の前に登場して、ご挨拶です。司会者から様々な質問が投げかけられて、それに対して4名がハキハキと交代に答えました。実はこの間に幕の内側では、他のメンバーと市役所の職員さんたちが、ステージ上にブルーシートをはったり、毛氈を敷いたり準備をしています。
準備が整うと、パフォーマンスが始まりました。天井からカメラで撮る映像が背景に映し出されて、書く様子がよくわかります。作品は3名が書いて、他の6名は待機です。
作品が書きあがると、他の6名も一緒に、墨をふき取る作業に加わります。全員の衣装の色を変えているために、全員が動き回るたびに、背景に絵が描かれているように美しい光景が表現されました。実はこれも効果に入れて衣装の色を考えているそうです。彼らが2年生の前期に、日崎由美先生の「色彩学」の授業を受講していますが、その効果がこのようなところに表れてきています。
作品を立ち上げました。ミライズの名を「未来図」という漢字に換えて書きました。会場から惜しみない拍手がおくられました。
これを「トリ」として、落成式は終了しました。終了後に、関係者がステージに上がって記念撮影です。松重学長先生を中心に、全員でWest Girls の頭文字の「W」を両手で表現しました。楽しそうです。
この後に学長先生は7人制ラグビーの試合の観戦に移動されました。その際に昼食代を学長先生からいただきました。ありがとうございました。片付けが終わってから、食事の後に、会場前でポーズです。徳山さんと久米さんにも入っていただきました。バッチリ決まりました。
立派な会場の落成式と同時に、West Girls の素晴らしい晴れ舞台でもありました。皆様、お疲れさまでした。
本日の彼女たちの制作した完成書道作品は、後日、センター1Fの壁に展示されるそうです。お出かけの際はご覧ください。