6月22日(木)、5限にF201教室で、標記が実施されました。会場には院生・教員・大学生など30名ほどの人が集まりました。発表者は2年生の3名です。表示は1年生の白石瑞帆さんが書いてくれました。

最初は日本文学専攻の小部さくらさん。古文書を解読して近世阿波の水論についての研究をしています。農業用水をめぐる争いについてです。

次は書道文化専攻の河原玲青さんです。彼の場合は自分の書道作品に関する研究で、今回は黄庭堅の松風閣詩巻を応用した創作作品について発表しました。

最後は、国際文化専攻の菱井彩香さんです。19世紀の分身小説に関するものです。『ウイリアム・ウィルソン』、『ジキル博士とハイド氏』という、分身をテーマにした2作品を中心に研究しています。

3名とも緊張気味に熱心に発表し、研究も一歩進んだ感じです。それぞれの発表後に多くの質問・意見が出されました。これらの意見を参考にこれから論文に完成に向けて頑張ってほしいです。