去る10月30日(木)、夕方に大学で「阿波学事始め」の今年度第2回例会が開かれて、私が「幕末徳島の書家 喜根井善種とその後裔 ―16歳の原鵬雲が描いた肖像画から始まる物語ー」と題して1時間のお話をしました。
この写真は、その肖像画の主である 喜根井善種の子孫である喜根井恒兒さんと、その肖像画を描いた画師である原鵬雲の子孫である原史麿さんが、その肖像画を挟んで一緒に写っている、歴史的な映像です。
このお二人はこの日が初対面ですが、この肖像画は嘉永3年(1850)に描かれたものですから、164年の時を超えた2ショットです。今後も、このご縁がつながっていくと素晴らしいと思います。
歴史の研究を進めていくと、このような奇遇がたくさんあります。作品も素晴らしく、聴衆の皆さんも楽しんでくれる例会でした。
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