12月4日(月)です。今期から新たに始めた授業が、標記の「グローバル書道」です。4年生の選択授業として開講しています。内容としては漢字・仮名以外の世界の文字の歴史を学びながら、それらを書道作品化します。今後、書道をグローバルに発展させるために発想を広げる授業です。これまで実施したのは、まず世界の文字の総括的な歴史を学んだ後、英文字、アラビア数字、アラビア文字、梵字、ハングルです。この日はハングルの「宮体正字」の作品を書きました。
今年の受講生は6名と少ないですが、皆さん熱心に取り組んでいます。
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次回は、ハングル書道の「宮体崩し字」つまりは行書に挑戦します。
ハングル書道が終わった後は、銅鐸の絵文字やナスカの地上絵の作品化にも挑戦し、最後は外国人に書道を教える方法についての研究もします。
美術や音楽に比べると書道は漢字文化圏だけに限られていますが、文字自体は世界中にいろいろありますから、それぞれの文字で応用的に作品化するのもよいでしょう。今後は書道を活用できる世界を広げていきたいと思います。
学生の発想も広げることで、さらに面白い作品が出てきそうです。
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