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春日井市道風記念館

2019年03月26日 | 日記

親戚の方のお見舞いの為に、二日間お休みをいただき、名古屋を往復しました。3月26日(火)、一泊後のこの日の朝に、春日井市道風記念館に寄りました。親戚のお宅からは7kmほどの距離でした。

10年程前に一度うかがったことがあって、それ以後もたびたびご案内をいただいていますが、なかなか行くことができませんでした。この日は少し時間的余裕があって立ち寄ることができました。今回は「近現代の書」の企画展も行なわれており、興味深く拝見しました。明治三筆を始めとして、明治~昭和の有名な書家の書を見ることができました。前田黙鳳の書に最も惹かれました。実は、この一つ前の企画展「琉球の書」の展示をもっと見たかったのですが、多忙で行けず、今回、図録だけ購入することができました。記念館の前には小野道風の銅像が立っています。この場所で生まれたのだそうです。

企画展を見せていただいた後に、館長兼学芸員の落合哲(さとし)先生ともお話することができました。会館内では研究誌『書論』も販売されていて、感謝の言葉を申し上げました。一応、広報委員を勤めさせていただいているからです。杉村邦彦先生とも昵懇とのことでした。このような書道の博物館が、市営で運営されている状況は貴重です。市から補助があって、入場料もわずか100円の安さで驚きました。いつも良い企画展をされ、日本の書道史の重要な知識を伝えて下さっています。三蹟の文化を後世に伝えていくために、このような博物館のことは多くの人に知ってもらう必要があると思います。

天気が良い中、暖かな春の日差しを見ながら高速で帰りました。明石大橋の模様が印象的だったので、撮影しました。

春休みもこれで終わりです。明日からは新年度準備に追われます。

 


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