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こおざと桜と書のお花見書道展 搬入

2019年03月28日 | 日記

3月28日(木)、朝9時から標記のために美馬市脇町郡里(こおざと)の旧・郡里小学校に向けて大学を出発しました。学生2名が手伝いに同行してくれました。この小学校は昨年に廃校になって、今は一ヵ月に一度は、地元の実行委員会が様々なイベントを行なっています。そのイベントの一つとして、今回は花見と書道展を開くことになりました。1月に依頼を受けて、学生に「桜」をテーマにした書作品を書かせ、裏打ちと額装を学生に手伝ってもらいました。10時10分ごろに到着しました。

早速、展示作業を始めました。展示会場は、小学校の元の職員室です。展示パネルを部屋の真ん中に立てました。

脇町小星の中妻さんや、大工の金井さんが展示のお手伝いをして下さいました。

かぜまーるの置いていってくれた大作品を窓側に飾りました。藍から精製した墨で布に書いています。大作品は迫力があるので展示が締まります。

24点の小額作品を展示パネルの両面に飾りました。「桜」の大字作品は、この場で学生に書かせて乾かしています。

窓の側に棚があったので、11点の額はそこに立てかけて、上の窓には台紙作品8点を貼りました。廊下の掲示板にも3点の台紙作品を貼っています。

飾り切れない額5点は机の上に台を置いて斜めにして飾りました。この日に展示した作品の総数は52点です。

1年生の松岡尚海君の作品。

2年生の木原和奏さんの作品。

1年生の西水渉くんの作品。

この日に手伝ってくれたのは「書雄」の二人です。作品類を展示後に、学生が看板を書くことになりました。まずは私が例を示した後に、西水渉くんが看板を書いています。

次に組屋雄紀くんが書いています。多くの人に見られながら、自分のスタイルで書ける度胸がついてきました。

金井さんがビニールを貼って、看板の木に貼り付けてくださいました。みんなでそれを手伝って、合計3枚の看板ができました。会場の前と、道路の目立つところに立てられます。書道展は、3月30日(土)~4月8日(月)、10時~15時 開催です。また、その初日の3月30日(土)には「桜と書のお花見」イベントが開かれます。11時~15時です。

作業は12時半ごろに終了しましたので、約2時間でした。この後に手作りの美味しい食事をご馳走になりました。心温まるおもてなしをありがとうございます。このような機会に地域の皆様と様々な会話をする中で、学生のコミュニケーション能力が高まっていきます。

帰り道に、うだつの町並みを見学しました。

大学に戻る直前に、両国本町商店街のウッドアイビスから電話があって、立ち寄りました。4月1日(月)に近くの神社で新元号の文字を書く書道パフォーマンスの依頼の仕事が舞い込んできましたので、ちょうど自家用車に乗っていた二人に依頼しました。事代主神社(えびすさん)の境内で書きます。下の写真がその鳥居です。

人とのつながり=「人脈」ができてくると、学生にもこのようにどんどん外部の仕事が舞い込んできます。待っていては来ません。彼らのように、常に積極的に社会に関わっていこうとする姿勢が大切です。それが最終的に「就業力」につながります。

 

 


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