ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

ALTへの書道指導

2015年11月15日 | 日記

11月10日(火)、夕方から、大学の書道教室で、学生3名が徳島県内のALTの3名に書道指導をしました。

ALTは、アリッサ、ミカ、ロナルドの3名で、学生は加守、神農、橋本の3名です。これは加守さんの卒論資料のために設定した時間ですが、初めて多対多での指導の実験も含んでいます。加守さんが教材もしっかり作成しました。

加守さんが日系米国人のミカに個別指導をしています。ミカのお母さんは愛媛県出身だそうです。

約1時間で、沢山の作品ができ、最後に各自の好きな言葉を色紙作品にしました。

オーストラリア人のアリッサは日本に来て野球放送を見て阪神ファンになったそうで、「虎」を選びました。ミカは愛媛県に縁があるし、自分の名に似ているので「みかん」、米国人のロナルド(通称はロン)は忘れっぽいので「忘れっぽい王」なのだそうです。楽しい時間でした。この後6人で食事をして仲良くなったようです。国籍を超えて友人を作ると、発想は確実に広がります。


モスバーガーの表示

2015年11月06日 | 日記

11月6日(金)、妻が藍住町のゆめタウンのモスバーガー店で昼食を買ってきてくれました。ここには、この春卒業したゼミ生の工藤佳奈子さんが、サブ店長として働いています。卒業研究で、さまざまな書を地域に活かす活動をしましたので、それを今も仕事で続けているようです。

店頭の表示に、上手に書を活用していました。

書や手書きの文字があると、商品も親しみやすくなりますし、思わず手にとってみたくなります。

書を生活の中に実際に活かしていくことが、現代の書道を次代につなげていくための生命線だと考えています。

 


両国本町商店街バナー2015-2 

2015年11月06日 | 日記

11月6日(金)、標記のバナーが新しくなりました。今回は、阿波の名産品です。街路灯に2枚ずつかかっています。風がふくと巻き付いてしまうこともあるので、全部を見るには意外に難しいです。巻き付いていないものをいくつかご紹介します。書いたのはゼミの4年生が中心です。

 

ぜひ実際に行ってご覧ください。


第53回 徳島彫刻集団 野外彫刻展

2015年11月01日 | 日記

11月1日(日)、徳島城公園に標記の展示を見に行ってきました。看板も彫刻作品の写真です。53回目というのがすごいです。

仲の良い井下俊作先生の彫刻作品、「A MESSAGE TO THE EARTH」です。毎回この題名なのですが、年毎に材料は異なります。今年の作品は、リサイクルの大切さを訴えています。日本の不用自転車が中国に送られて部品にばらされてから新たな中古自転車に再生する前の状態をパッキングしたもの、おがくず、不要本のたくさん入ったスチール本棚などが、コンテナの上に載せられているものです。一見、大型ゴミ捨て場のように見えますが、哲学を基礎にした社会派作品です。井下先生の目の付け所は本当にユニークです。

次の作品が、今回の彫刻展で最も目を引いたものです。通路のために一部を切った植え込みを女性の髪形に見立てて、女性の顔や上半身のラインを赤い金属パイプで表現しています。植木はたまたまこの形に成型したものを、彫刻家の想像力が芸術作品にしました。三宅之功氏の作品。

最初は単なる石の塊に見えるのですが、じっと見ていると片膝で座って頭を抱えている女性に見えてきます。不思議です。三原敏文氏の作品。

池の中にも作品がありました。「どちらえか」・・・阿波弁でどういたしましての意味の作品です。水面に写った姿も作品の一部です。中川伸一氏の作品。

全部で29作品が、公園に点在しています。ゆっくり歩きながら楽しめます。11月13日(日)まで開催しています。

 

 

 

 

 

 

 


二期作 その後

2015年11月01日 | 日記

11月1日(日)、住宅の前の水田の稲のひこばえが実っています。でも、オーナーは稲刈りの予定はないようです。

拡大します。一部は、耕運機で起こされましたが、またかなり回復して稔っています。でも稔りは半分ほどであとは空っぽのようです。

田圃は、雀の楽園になっていました。最近は雀も減っていますので、これも人間から自然へのお返しなのかもしれません。