3月4日(日)、標記の会が13時からあったので、早めに家を出て、先に勝浦町坂本の「風の駅さかもと」に書道作品の展示替えにいきました。この日は、一気に気温が上がって、ポカポカ陽気でした。
大好きな稼勢山(かせやま)です。座っている雛人形の姿に似ています。
沿線には、紅梅が美しく咲いていました。
色の濃いのもあります。
鴻本さんはお留守でしたが、3点ほど展示替えをしました。一部だけ紹介。左から1年生の宮崎さん、3年生の星川さん。
食事のあと、勝浦町SSOに行くと、会が始まった直後でした。学長さんのお話のあと、この日のメインの吉田基晴氏の講演。東京から本社を徳島県美波町に移したIT企業の経営者です。現在は新たに株式会社「あわえ」という企業も興した社長です。詳しくは下記のサイトをご覧ください。今、日本的に注目されている方で、彼の生き方が映画化されることが既に決まっています。地域における事業や今後の日本の進み方に関してたいへん示唆に富む内容でした。今は過疎地が最先端の場所だという認識には、目からうろこが落ちるような気がしました。
http://www.awae.co.jp/lecture
休憩のあと、パネラー4名、司会が学長先生によるバネル・ディスカッション。吉田氏に勝浦町在住の3名が加わりました。左端の女性は四国大学文学部日本文学科の1年生の松田さんです。香川県高松市出身で、四国大学入学後に勝浦の祖母の家に住み始めたそうです。新たに住み始めて感じた、興味深いエピソードなどがたくさん聞けました。
最後は、生活科学部デザインコースの2年生3名による、各自の作品のプレゼン。夏休みに勝浦町に2週間滞在しながら制作した作品です。上手にプレゼンができました。
たいへん参考になるシンポジウムでした。
会場の後ろには、書道文化学科の学生の書いた軸が展示されています。町の方が詠んだ俳句・川柳・歌詞の作品化です。
展覧会自体は、「風の駅さかもと」が3月18日まで、SSOと人形文化会館が4月8日まで続きます。
3月18日(日)には、4年生の渡邊君を同行して、現地での揮毫会もしようかと考えています。