ぱたぱた仙鳩ブログ

徳島から書道文化を発信します。

マチ★アソビ2018春3日目

2018年05月06日 | 日記

5月6日(日)、標記最終日でした。午前は、2年生の香川百々子さん・板東杏樹さんが担当です。

明朝活字のようなデザイン文字を、筆で臨書してほしいとのご依頼に応えました。

香川さんが、レイヤーさんのご希望に応えました。

お昼からは2年生の宮崎葵さん・西川実希さんに代わりました。

昨年も訪問されたレイヤーさんのご希望に、西川さんがお応えしました。

阿波町に来られているドイツ人女性と、自然農法の実践をされている方に書いて差しげました。

楽しそうなレイヤーの方と記念撮影だけさせていただきました。

14時になって、1年生の阿部絵梨奈さん・中田昇吾君に代わりました。実は、シコポンの中に阿部さんが入っています。いつもはここではデザインコースの学生が担当していますが、人員が急遽不足して代理担当です。

宮崎さんに担当を1時間延長していただきました。

最後の1時間は阿部さんと中田君にしていただきました。例年、この最終日の最後の1時間に多くの注文が来ますが、案の定、多忙でした。

 

今年の春のマチ★アソビは終了しました。学生の生き生きした姿を見ることができました。

 

 


マチ★アソビ2018春2日目

2018年05月05日 | 日記

5月5日(土)、標記のイベントに今日も参加しました。

午前中に担当してくれたのは2年生の織部里奈さんと、西川実希さんです。

徐々に依頼者が来ました。

時々は依頼者と記念撮影もします。

学長先生も立ち寄って下さいました。学長先生から奥様への言葉です。織部さんが代筆。

午後からは4年生の、仲井眞歩加さん・清田政和君に代わりました。

徳島市の近藤さんです。かつてボランティアで徳島に来ていたイタリア人のフェデリコさんと近藤さんは仲が良くて、ご自分の倉庫をフェデリコ・パブという名のパブに改築されたそうです。今度はこの仲井眞さんのデザインが使われそうです。

レイヤーさんと。四国大学の卒業生だということです。最近はコスプレイヤーは「レイヤー」と略すそうです。

清田君も美しいレイヤーさんと記念撮影です。

マチ★アソビのスタッフさんと。筆文字のデザインのお仕事を頂けそうです。イベントの中には書道のビジネスチャンスも隠れています。

終了間際の16時近くなって、多くの注文が舞い込んで、二人は大忙しでした。

清田君は初めてのマチ★アソビでした。最初は緊張して堅い文字を慎重に書いていましたが、徐々に慣れて調子が出てきて、最後の方はスピード感ある良い作品になってきました。色紙(しきし)やうちわに書くのは難しいのですが、その空間処理の仕方にも慣れてきました。通行者からどのような課題が出るか、その時までわかりませんので、書道の応用実践力の訓練に、このマチ★アソビはたいへん有効です。現実場面で書道を生かすのは、多くは手本がない「当意即妙」の世界です。

当意即妙・・・即座にその場に適応して機転を利かす様子。本来は仏教用語「当位即妙」で、煩悩を持つ凡人がその位のままで真理や悟りにかなっているという意味のある語が変化してできた。

この日の最後には、徳島市出身の有名なイラストレイター「杏仁豆腐先生」も訪れ、仲井眞さんがうちわ作品を書いて贈りました。彼女は、「アイドル・マスター」という育成ゲームのイラストの多くを担当しています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/杏仁豆腐_(イラストレーター)

この日も16時ごろに終了しました。終了後に東新町に行くと、多くの人が集まって公開のゲーム大会に熱中していました。

これは弓道のバーチャルリアリティーゲームです。このような仮想のスポーツを「eスポーツ」と呼ぶのだそうです。

街はとても賑やかです。

今回のマチ★アソビは明日で最終日です。明日、書道のブースは、2時間おきに異なるメンバーが担当します。どうぞお楽しみに。

 

 


マチ★アソビ2018春1日目

2018年05月04日 | 日記

5月4日(金)、標記の行事が今年も始まりました。四国大学のブースがあるのは、徳島駅前のアーケードであるポッポ街です。

この商店街の中央部ほどに、「シコダイ★アソビ」の会場はあります。その前に机を一つ置いて、そこに2名の学生を座らせています。午前中には、2年生の衞藤隼斗君と1年生の組屋雄紀君が担当です。午前10時から書き始めました。

書道作品は9点飾ってあります。

生活科学科デザインコースの作品も展示され、液タブや3Dプリンターも楽しめます。

組屋君は1年生ですが、臆せずにどんどん書くことができました。

リピーターの方が、昨年、星川さんが書いたうちわを持ってきました。「藤原肇」とは、ゲームの女性キャラクターの氏名だそうです。その署名に似せて書いてほしいとの依頼です。これを友人たちに見せたら評判が良かったので、同じものをもう一度書いてほしいとのことでした。このようなリピーターが徐々に増えています。

このイベントでは大学職員の石川翔子さんにも、世話係としてお手伝いいただいています。彼女は書道文化学科の卒業生で、大学の事務職員として就職した方です。このようなイベントでの書道参加の際は、後輩の面倒をたいへんよくみていただいていて、手が足りない時は代わりに作品を書いていただくこともあります。

組屋君が、かっこいい仮面ライダー響鬼の扮装をした人に「響鬼」と書いてあげました。扮装は全部ご自分で作られたそうです。すごい。

午後からは、3年生の坪井佳代さんと、久保田玲代さんです。久保田さんの友人がコスプレで現れました。

18回目のイベント以来、私が最も楽しみにしている、ゴミ箱の扮装の人が現れました。中には若い女性が入っています。もう一人の青い頭の扮装は何を表現しているのでしょうか。今度お会いできたら聞いてみようと思います。

今年はペットボトルと書いてあげました。

このあとも、様々な扮装の方がきました。戦国武将に扮したのは、四国大学児童学科の卒業生です。

四国大学のコスプレ部の人たちもきました。今年は新入生が十数名加入し、現在メンバーは総勢30名ほどいるそうです。コスプレ部の顧問は松重学長先生です。

依頼されて、二人で合作の色紙を書きました。ブースは16時で閉めました。この日はこの二人が4時間担当してくれました。お疲れ様。

この日はポッポ街以外も人でいっぱいです。いつもはひっそりしている東新町のアーケードも人であふれていました。

アーケードの入り口には、藍で染めたシャツがたくさん干されて、オブジェになっていました。Tシャツには20と書いてあります。このイベントは既に20回目の記念大会です。年に2回(5月・10月)ずつ行われますので、既に10年の歴史があります。徐々に知名度があがり、全国から多くの人々が集まるイベントになりました。昨年、19回目の大会では一週間で8万人以上の方が来られましたので、今回はそれ以上の数字になるでしょう。徳島市では、阿波踊りに次ぐ大イベントに成長しました。

マチ★アソビはあと二日続きます。ぜひお出かけ下さい。

 

 

 

 


徳島県勤労者福祉ネットワークの大会タイトル

2018年05月02日 | 日記

5月2日(水)、大学は授業日です。1時限目に授業をした後に、ゼミ学生の星川さんが来て、標記のタイトルを書くところを、依頼者が11時に撮影に来られると言いにきました。

11時ごろに1Fのギャラリーに行くと、既に撮影が始まっていました。

「会員12000人突破記念 感謝と交流の集い」と書きます。先に「感謝と交流の集い」を大きく書いてから上に小文字を入れます。

撮影はこんなふうにしています。さすがにこの日はいつもとは勝手が違うので、星川さんも少し緊張気味でした。メインの文字が出来てから、上部に小さな文字を入れました。大文字の墨が乾いていないので、踏まないように注意しながら余白に足を置いて、上部の小文字を書きます。

完成しました。右に空間が多めにあったので、最後にかぜまーるの印も押しました。依頼者の方にも喜んでいただけました。

少し置いて乾かします。来週に受け取りに来られることになりました。これを会場に飾って、大会でこの日の制作風景を編集したビデオ映像を流すのだそうです。

書道も、出来上がった作品を見るばかりでなく、ビデオ技術が一般化してからは、その制作過程も鑑賞される時代になってきたといえます。それが書道パフォーマンスの認知度向上という形でも表れています。

一般の方もそのような意識になってきたのだということが分かります。このような内容も、星川さんの卒業研究の一部になります。