

遠くでしか見られなかったのでなぜ「サクラ」と付いているのか分かりませんでした。それが今回運良く目の高さで見られ納得です。小さいのですが5弁ですし、サクラの形をしています。
春の花だけでなく秋には、赤い実が付く事も調べ分かりました。、赤から黒色に熟していく果実は、立ても目立つそうです。英名は、 Japanese Bird Cherry 。野鳥が好んで食べるので、この木の周りにはたくさんの幼苗が生えるとのこと。赤い実は見たことがないのですがこの木の名前・生えているところを知った今は、見ることは簡単そうです。この木のお陰で今から秋を心待ちにしています。
昔から人々の生活と関わり深い木で、この材のことを波波迦(ははか)と呼び、材の上面に溝を彫り(和名ウワミズザクラの由来)その材を火の中に入れ、亀の甲羅を焼いて、甲羅のヒビの割れ方により吉凶を占ったりしたそうです。(亀甲占い)。

近寄って写してばかりで、全体がふんわりしていて優しいサクラの風情を伝える画像がないのが残念です。今の季節に山道を走行していて白いブラシ状の花をみかけたらこの木です。