花遊び 山遊び掲示板 流れ星と供に
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画像を貼り付けられるようにした方がいいのか思案中です。
庭の花
庭に植えてある花がぼつぼつであるが咲いている。最近出歩くことが多くて庭の手入れがおろそかになり草だらけとなっているので余計に咲く花が少ない。それでも咲いてくれている。ありがたいことだ。ゆっくり見る間もないのでいつのまにか盛りを過ぎ終わろうとしていた。でも、土・日と雨に降り込められ珍しく自宅にいたので見た。日曜は綱附森から光石の登山予定だったが中止になりこうしてのんびりした時間がとれ良かったと思っている。
久しぶりに見た庭の花のなかで山野に咲く花といえばフジバカマ・ホトトギスでしょう。山野草は山でみるものとおもっているので殆ど栽培していないのです。
キク科(フジバカマ属)「フジバカマ」
学名のなかにユーパトリアムというのが入っているのですがこれは 紀元前1世紀の小アジア地方のユーパトール王の名前に因むらしいです。この王様がフジバカマ属の植物を薬用にしていたと・・はるか昔のことが今にこうして伝わり名前として残る、面白いですね。
開花時期は10月ごろから霜が降りる頃までです。長く楽しめるし世話もかからないので一度庭に植えつけるとずっとある花だと思います。ただ背丈が伸びるのが難点でしょうか。自生地では環境の変化により減少し絶滅危惧種となっています。まだ自生しているのを見たことがなく憧れの花の1つです。私が栽培しているの園芸品種です。
小さい藤ピンクの花で花弁が袴のようだからフジバカマといわれるようですが、今の私たちにはそんな発想はないです。香りはとてもよくてたとえれば桜もちのようなといえばいいのかな?~。派手な花ではないので飽きがこない。
次から次へ分枝させ花を咲かせるので切花にして香りとともに部屋で楽しめるので植えていてよかったと思っています。ぐんぐん増えて勢力拡大中です。
ユリ科(ホトトギス属)「ホトトギス」
ホトトギス!と聞けば鳥を思い浮かべる人が多いことでしょうが、植物好きの私はこの花を一番に連想します。鳥好きの人ならホトトギスの胸の斑紋をおもいだすでしょうがね。ホトトギス(小鳥)のは横縞模様ですが、こちらの斑紋には横縞模様から大小の斑点まで様々なものがあります。
ホトトギス属植物は世界に19種知られており、いずれも東アジアに生育しています。日本には12種分布。この内の10種は日本だけに生育する日本固有種です。この分布の様子から、日本はホトトギス属の分化の中心地と思っていいらしい。日本の花といっていいみたいですよ。そのなかで前にあげた(9/22掲載)トサジョウロウホトトギスが有るということです。かなり貴重ということですね。
強光を嫌うので葉やけをさせてしまい 葉が綺麗でないのが残念ですが来年は場所移動させもっと沢山花を着けられるよう葉を大切にします。葉があって花が沢山咲くというわけで・・・・
トサジョウロウホトトギスは、運良く葉やけをおこしていなかったらしくてきれいでした。でも、年によっては花があっても葉が汚くなっている場合があると毎年訪問しているモチモチさんが言われていました。自生地では移動できませんから(笑)
山に行き花を見たいし庭で花も見たいし、時間が足りません。