
■タムラソウと思ったらちがった!■ヤナギアザミ
海辺から山の方に入り散策しているとタムラソウがあった。撮影しようと見ると「葉」が違う。ぼちぼちさんに「タムラソウと違うみたい」と言うと・・ここには「ヤナギアザミ」があるという返事があった。それならこれは「ヤナギアザミ」だ。しかしタムラソウに似ている。


カマキリが花の番をしているように立ちふさがる。大丈夫撮影しかしないからと言い聞かせる。

完全開花していないのも見受けられます

先にこの姿を見ていればタムラソウとは間違えない。葉がヤナギの葉のよう。タムラソウはキクの葉のようになっている。

カマキリはどうしても別の場所に移動しない。此花に来る昆虫目当てだから無理もないか~。此花の周りには花がないしね。

それならモデルになっていただきましょう。
今までアザミをそれほど綺麗だと思わずにきたけれどこれは綺麗だとおもいました。すっきりとした立ち姿が優雅です。
世界には250種くらいのアザミがありそのうち日本には120種(70~80種とも)くらいのアザミがあるそうです。アザミの宝庫ですねえ。アジア大陸と共通しているのは5種のみでそのうちのひとつはこのヤナギアザミです。後は日本固有・種間雑種も出来やすいそうですので私のような素人では同定不可能。葉を見てヤナギアザミとしましたが間違っていたらごめんなさい。
普通のアザミのようなトゲがありません。小さい柳のような葉先に優しいとげを少しだけ持っているこのアザミは草地の減少により少なくなっているそうです。どうか生き残って欲しいと思います。