
■ナツノタムラソウ■8/8
今日鏡川自然塾と言う自然と親しむ会があり参加しました。歩いていく途中目にする植物を全部記録していく。オオバコ・ゲンノショウコ・キキョウ・ウツギ・ススキ・どこにでもあるものでも記録します。途中珍しいものも突然目に入ってきて驚くこともありますので気の置けない作業ではあります。
今回探し出したい植物「ナツノタムラソウ」など3種があって特にそれを注意して歩いていました。と別行動をとっていたモチモチさんから「発見~!」の報が届きました。大急ぎで駆けつけると「あるわあるわ!」レアな植物とは思えないくらいにあるではないですか。

花冠より突出するシベ

茎の開出毛

なかなか魅力ある濃い紫の花色


ナツノタムラソウ(シソ科・アキギリ属)
高知県内では1961年に採取されて以来確認されていなかったのが今回確認され、標本が採取されたのです。大発見でした。
タムラソウという名のキク科の花はありますがこちらはシソ科。
シソ科アキギリ属にタムラソウがつくのははアキノタムラソウとハルノタムラソウ・があるのを知っていました。でも同じ科、属にナツノタムラソウがあることを知りませんでした。なので今回参加するに当たり「ナツノタムラソウ」を下調べだけはしていました。シベが花冠より突出し茎に開出毛が多く、花色が紫に近いという。本当によく見るアキノタムラソウとはかなり違っていました。何気なくみているとアキノタムラソウより色が濃いので「変わったアキノタムラソウだな」ですむのですが探して歩いていたのでモチモチさんの目に留まったのです。お手柄ですね。さすがだとおもいます。
珍しい花を見つける目をもっているメンバーはほかにも目を向けますのでラン2種も見つけました。

オオヤマサギソウ
4株ありました。

オオバノトンボソウ
そして何度見ても撮影したくなる


ヤマジオオウもありました。
他の花は又明日。