花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ナツノタムラソウ・ツルニンジンなど

2013-09-15 | 山野草
山野草
■足慣らしに登山②■
昨日の山で見た花を続けてUPすることにします。
車を駐車場に止め歩き出してすぐに好きな花がありました。今の季節目にする花ですがこの度はかなりの株数みられこの山には多いなと実感しました。
            
植栽されているアジサイに巻き付いています
      
ツルニンジン(キキョウ科ツルニンジン属)
蕾のふくらみもよいけれど種も又好き。後ろからみる蕚もまた魅力です。
キキョウ科で高知県内に生育してる種は15種。自生してるものは14種みています。残り1種のヤマホタルブクロは萼片に特徴があります。県外で見たことがあるので次は高知で見たいとは思っています。
            
登山口すぐのせり出した岩を通過するレーサー
登り始めても連れ合いのレーサーがなかなかきません。少し時間が空きました。追いついてきたので尋ねると「蜂がいるので注意して登山を」と森林管理局の人に注意を受けたとのことです。春に来た時に一人刺され毒吸いを使い事なきをえたことを思い出しました。おっかなびっくりで注意しつつ登山道を登ります。樫山峠付近にいるとのこと。ツルニンジンの撮影中に来たのでささっとシャッターを押しその場を逃げました。下山後前日5人組の女性グループのうち2名も刺されたと聞きました。危ない!危ない。
      

             
ナツノタムラソウ
8月に見たときには良い状態のがなかったのに今になって綺麗な花を見る事が出来ました。茎の開出毛もばっちり撮影。
      
樫山峠ではススキが綺麗に穂を出し、花も咲かせて風に揺れ秋だなと思わせてくれましたが暑かったですね。
一番多かった花はと「シコクママコナ」でした
      

      
登山道の両側に100M以上ず~~っと咲いている。そんなか中歩くのは至福の時です。それなのに「白花がないか」と探すのです。欲深いとは思いますがずっと気にかけて歩いたのですが見つかりませんでした。
             
登山者は少なくほとんど貸切状態の山中、ゆっくり花を探し寄り道をしつつ歩きます。同じ山にいつも同行散策しているもちもちさんがいるとは露知らずでした。知っていれば「蜂に注意だよ~」と伝えられたのですが・・


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ヒメコウモリソウなど

2013-09-14 | 山野草
山野草
■足慣らしに登山■

暫く山に登っていなくて足が弱っている。水曜日に登ったものの軽くしか歩いていない。もう少し歩きたいし花も見たい。でも、天気は午後は良くない。となると近くで花が見える場所はここだと決めて登ってきました。昨日花を沢山見てきたのでそれもUPしたいけれど「今日の花を優先したら」と連れ合いのレーサーが言うので従いましょうかねえ・・・
8:40発(駐車場)
      
8:56登山口
      
三辻山頂上着10:30それから杖塚で昼食を20分とりその後工石頂上をめざします。
      
工石山頂上着13:00ここも残念展望なし。
下山は直下コースです。寄り道をして林道に降りついたのが13:30それから花を見ながら車道歩きをして14:15帰着。
のんびり歩いて5時間で二つの山の頂上を踏んできました。
      
三辻山登山欠かせない「木に登る鹿」もいつものように撮影
             
      その木の根元まで行ってました
      
ツルリンドウ
上の画像でへっぴり腰にみえるのはこのツルリンドウをどうやって撮影しようかと覗きこんでいたのです。石灰岩の岩場に立つ白骨樹の根元に毎年見事に咲いているのですよ。
      
 別の場所ではほとんど白にみえるツルリンドウも見つけました。
足慣らしだけでなく目的の「ヒメコウモリソウ」もしっかり見て来ましたよ。
      
               

               

               

        

               
昨年は開花適期をずいぶん過ぎてから見ていたのですが今年はベスト期に見られ嬉しい限りです。




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秋の花をもとめて

2013-09-13 | 山野草
山野草
■暑い1日■
予報では今日は天気が良いが暑いとのこと。先日の山に花がなかったし天気も良くなかったので不完全燃焼です。「どこか山へ~」と思っていたら「花を見に山へいきましょう」とお誘いを頂きました。軽い腰なのででかけ秋の花・夏の花の残りなど色々見てきました。
      
タカネハンショウヅル
秋になるとどうしても見たくなる大好きな花です。まだ咲き始めで花数が少しでした。濃い色が凛として魅力。ここには白ももう少しすれば咲くのでそれを見るのも楽しみなのです。
             
リンドウ
これも秋を代表する花なので探し回ったのですが開花は1輪のみでした。
             
ツルリンドウ
             
センブリ
今だ咲かず・・辛うじて色が見え始めです。後ろで小さく咲いているのは「アリノトウグサ」咲いているのがなんとかわかる程度です。
             
ホツツジ
少しだけ残り花がありました。葉は色づいて秋模様となっています。
      
ツルニンジン
夏の花ですのでこれも残り花と言えるのです。
      
空は青く秋の気配はしていますが温度はかなり高く夏の名残濃厚。でも、ススキは風に揺れ間違いなく秋がそこに来ています
      
アキノノゲシ
             
キハギ
             
シコクママコナ
      
紅葉を始めたネジキのエンジ色・青空・白い雲
暑くても気持ち良い花散策です。
この時点では林の中に入って行ってないので「来てよかった~、気持ち良いな」とばかり思っていました。

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綱附森(1643.1M)

2013-09-12 | Weblog
山野草
■久しぶりの登山■
昨日は3台の車で12人でのぼり、途中であったのは若者1名のみ。展望の良い山ですがすぐお隣の土佐矢筈と比較すると登山者はかなり少ないように思います。
      
登山口8:35発
熊注意の看板にはいつもながら目が行き、こころ引き締めます
最初の登りがやや急なのが嬉しくない。
             
  ブナが目につきはじめます。くの字に見える特長的なブナですね
      
尾根に登りつき天気さえよければ眼前に綱附森がど~~んと見える場所まで来ましたが・・ガスでぼんやり。大体がこんな天気でしたがときおり晴れ間が覗く。
      

      
振り返ると土佐矢筈山
      
 牛の背・天狗塚はみえるけれど剣・次郎笈・三嶺などまでは見えません。湿度は高く汗が流れる。時折吹く風がここちよい。
      
行き成り青空になると心踊る。足もも軽くなり暫くトップを歩きました。
      

          
頂上着10:55
ほんの少しのあいだだけ青空を見せてくれたのですが
            
昼食をとり11:25に下山するころには又ガスってしまいました。
      
輝くススキの原ではなく幻想的なススキの原です。ガスばかりではなくころころと変化しすぐに青空も覗く。なので頂上前の青空はラッキーだったということでしょう。
      
ブナも沢山見て
           
13:25帰着


山と渓谷社の分県ガイドの歩行時間4時間30分と大差ない時間で歩いてきました。この山アップダウンがあるので下山時に「また登るの!」と思うので意外としんどいですが天気さえよければ展望抜群だし、冬には霧氷もつくのでお奨めです。
春の天気の良い時の綱附森はこちら
霧氷の時はこちらです

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綱附森で

2013-09-11 | 山野草
山野草
■久しぶりの登山■
8月は色々あって登山していない。どこかへ登っておかねば体が鈍る。と思っていたら所属する山の仲間から誘いを受けました。綱附森へ行くとのことです。この山は展望がよいのですが花がない・・花は別の山でみることにし今日は足腰の訓練と思って登ってきました。登ってみるとさほどしんどくもなく(ゆっくり歩きだったので)軽く歩けました。
     
牛の背・天狗塚
天気さえよければ最高なのですがこれくらいに見えたのはほんの少しの間で他の時間帯はガス・曇りでした。
見られる植物はないので期待していなかったのですが
      

                

     
アオベンケイ
大きなブナをみるとあちこちに着生していて2週間もすれば花がみられる状態でした。
かつて見た花です・・・きれいでしたよ
      
鹿に食べられたため林床には草がなくシダがはびこっているくらいの寂しい景色が広がっています。なのでつい上を向いて木をみます。
              
ナンカイギボウシ(多分)
木に登ったギボウシを見るのは初めてです。鳥の糞の中に種があり発芽したのでしょうね。蕾もあるので咲いたら面白い画像となります。
      

      
ナナカマド
樹木も木肌を齧られ厳しい状態ですがリョウブは復元しやすいのか開花して種になっているのがおおい。後はノリウツギが少しみられ一番今回目についたのがナナカマドの赤い実でした。青空に輝く赤い実だったら綺麗だったのですがガスの中ではどうも仕方ありません。
      
ススキも花を咲かせ時折吹く風になびいていました。
      
ゲンノショウコ
登山口でかろうじて白い花を見つけ嬉しくて撮影です。
他にオタカラコウ・少しだけアキチョウジそして車道脇でテンニンソウを見たくらいです。
秋の気配を一番感じたのは大栃近くまで帰ってきたときに車窓からみた「ヒガンバナ」です。彼岸が来ると咲く此花をみると秋だとかんじます。季節は移ろっていますね・
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日日草

2013-09-10 | 折り紙
折り紙
■好きな夏の花■
夏の暑い盛りにお日様にもまヶず毎日咲き続ける日日草は昔から好きです。その花を折ってきました。夏の暑さが戻った今日は、気持ち良く晴れわたり自転車こいでいく道も秋の風を感じながら鼻歌まじりです。なにか花がないかとカメラ持参だったのでシロバナサクラタデを見つけ撮影しました。
      

             
真夏とは違う空の青・稲刈りがおわった高知平野でのびのびと咲いてました。
一息入れて1時半から教室がはじまり日日草についての説明をうけました。一日花だとは知っているし、キョウチクトウ科であるから毒だとか花好きの私は色々知っているつもりでしたが初めて知ったことがあります。ガンに効くのだそうです。毒は薬にもなるのです。素人が手を出すのは難しいそうですがきちんと薬として利用されているんですって。
折るのは簡単でしたので5時過ぎには折り上げ額にいれることができました。
           
手に入れるのは難しい特注の和紙だからこそのボカシ染めがあるからこそ素敵にみえます。正方形の紙から5弁の花を折り出すのは難しいのでかなり苦労して創作された折りです。
      
拡大してもどこに秘密があるかは分からないところがすごい。
庭に咲くニチニチソウを撮影しました。
      

             
今年の暑さは尋常ではなかったので水分不足だったのかできはよくありませんが霜が降りるころまで咲いてくれるでしょう。
暑さと先日の雨の所為で野菜が高騰し軟弱野菜も手に入りにくい昨今ですので、折り紙教室開始前に隣の産直市へ寄りました。な~~にもありませんでした。花を見てもお腹が張らない。昨日なんとか手に入れていた「芋の茎」が今夜のおかずとなりました。
      
買っていなければ「スベリヒユ」がシロバナサクラタデの近くで沢山あったので今日こそおかずにしたんですがね。


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サワトウガラシ・アブノメなど(水田雑草)

2013-09-09 | 山野草
山野草
■西部へ①■
稲刈りが済んだ後の水田は面白い植物が見られます。何年か前に観察会があり「え~!こんなものがあるんだ!」と驚いたことがあります。刈り取った後とはいえ「水田に入っては駄目」と教えられて育ったので入ることには抵抗があります。今回もまた観察会。お邪魔して見せて頂くという感謝の気持ちを持ちながら田の持ち主の方が不快な思いをしないように畔を踏まないよう注意して見せて頂きました。
                

      
岸にはタヌキマメが愛嬌のある姿で咲いています
切り株の間を注意深く見ると我が家の隣の水田ではまだまだ小苗のミズネコノオが開花していました
            

            
ミズネコノオ
群生の満開の様子はこちらです
例年稲の2番穂がでた後の間でみているので刈ったばかりの水田で元気に大きく育ったのを見て驚いたのですが、本来は昨日見たような姿がおおいとのことです。 
           

アブノメ(ゴマノハグサ科・アブノメ属)
            

           
サワトウガラシ(ゴマノハグサ科サワトウガラシ属)
      

      
ゴマクサ(ゴマノハグサ科・ゴマクサ属)
ゴマクサはかなりレアな植物ですがここにはあまりにも沢山あり撮影意欲消失。見るだけで満腹しました。満開時に一面黄色にみえるとのこと。まさかこんな場所が残っているとは・・農薬に弱いこれらの植物が沢山あるということはここの田の持ち主は手間暇かけお米を作っているのでしょうねえ。
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ベニシュスランなど

2013-09-08 | 山野草
山野草
■東部へ②■
東部散策の目的のシノノメソウ以外に珍しい花は残念ながらありませんでした。良く見かけるクサギの花がとっても美しかったので撮影
            

実は我が家の近所で先日
      
白のクサギを見ていたので比較して見たかったからでもあります。調べるとクサギには個体差が多くあり、色にもかなり違いがあるとのこと。一見して白と思えるのを見たのは初めてだったので驚きました。
久しぶりに見られて嬉しかった花はベニシュスランでした。
       

       
ベニシュスラン(シュスラン属)
       
マツカゼソウ
シカが食べないのでこれは群生しています。
       
ネジキ
       
オオルリソウ(種)
花の種類は沢山はみられませんでしたが今後はまず通行しないだろうと思われる林道を走り抜けぐるりと回って国道へ出て帰ってきました。

今日は朝5時半起床で帰宅18時40分・・・金曜日とはちがってはるばる西の端まで3時間半かけて行っておりました。おやすみなさい


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チャボホトトギス・シノノメソウなど

2013-09-07 | 山野草
山野草
■東部へ①■
シノノメソウはこの前カルストへ行って見てきました。此花の分布は高知県内ではっきり東西に分かれています。東部ではまだ一度もみていなかったので昨日、天気も良いので出かけてきました。気持ち良い秋の空を見ながら車を走らせます。
      
 それも期待に胸ふくらませてです。というのも昨年見た人の言によると「それはそれはすごかった」と・・ところが今年の天候の所為でしょうね。株数は少ないし、成長も良くなく期待はずれでした。昨年誘いを受けていながら訪問しなかったのを悔やみました。刈り払いなどにはあっていませんのでカルストで見るのよりはずっと大きく草丈は30センチほどです。昨年見たのは60センチもあったとのことですからさぞかし見事だったでしょうね
             


             

             

             
  アケボノソウも近くにありましたが全く開花していませんでした。
一番の目的のこれを見たらさてどうしましょ!せっかくあまり足を運ばない東部にきたのだからと探索が始まりました。車を走らせては花が有りそうな場所で止まって探すのです。
             

             

              
 ミヤマウズラ
この季節ですから目敏い花好きの集まりの事とてすぐにみつけました。
次は嬉しい花、地上に落ちた星
      

      

      

           
チャボホトトギス
此花も高知県内分布が東西に分かれる。開花期が短く適期になかなか見られないのですが今回は運よくすばらしい群生に出会えました。ただしはるか遠くに余計に咲いている。3花並んで咲く姿などは滅多に見られないので「わ~」賑やかに林道脇で「あれが良い、これも良い」と騒ぎ立て見て回りました。  


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ミシマサイコなど

2013-09-06 | 山野草
山野草
■近くの山で②■
家から近くに蛇紋岩地があるということは植物大好き人間にとっては大層ありがたいことです。この土質で育つ植物がおおいのですから・・・
      

               
ミシマサイコ(せり科)
これも高知県では蛇紋岩地のみに生育します。最初そんなことをしらないころにはこの植物が珍しいものとは知らずにいました。撮影していませんがこにはスズサイコもあります。随分前に咲き終わったのでしょう。種をつけていました。
スズサイコの画像はこちら
これも県中央部では蛇紋岩地に多い植物なのです。
      
タケニグサの背景に写っているのが蛇紋岩。特有の色をした輝きを持った岩です。植物は土とは切っても切れない縁を持っていますので珍しい植物を見たければ石灰岩地・蛇紋岩地へ足を運ぶということになります。
               
ユウスゲ
これも高知では中部の蛇紋岩地に生育します。花時に見に来ればよいのですが今年の暑さは尋常ではなく夕方見に行く馬力がありませんでした。今年はどうも沢山咲いたようであっちでもこっちでも種を付けた茎がつんつん立っていました。これほどあるのならば来年は是非とも見に来なければと思ったことです。
ユウスゲの画像はこちら 
             
オミナエシ
ユウスゲが咲く近くにはオミナエシ・ススキもあります。ススキの間にはキキョウもあります。ここへ来ると秋の七草をかなり見られ簡単お花見場所なのです。オミナエシはまだ少ししか咲いていなくて少しさびしい状態です。満開になればあたり一面・・・特有の香りが漂います。
      
アキカラマツ
      
タコノアシ
タコノアシはまだ咲き始め
満開の花はこちら
タコノアシになった画像はこちらです
 
           
クマヤナギ(クロウメモドキ科)
小さい小さい花ですが実は赤くかなり目立ちきれいです。
実の画像はこちらにあります。花よりよほど実の赤が目立ますよね
これも又蛇紋岩地によく見られるのです。
家から自転車ででかけることが出来るこの山は私にとって「宝の山」私だけでなく植物好きにとっても同じことです。もう少し秋が深まれば又別の蛇紋岩地特有の花が咲き始めます。又足を運ばなくてはなりません。
      

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ゴマクサ・など

2013-09-05 | 山野草
山野草
■近くの山で①■
台風の影響で雨が連続3日降った。それもかなり強い雨だったのでどこへも行けずに仕方なく家で過ごした。朝起き、上天気だとわかると「どこへ行こう!」と考える。食器を洗い・洗濯を済ませるころには行先が決まっていました。散策仲間も同じことを考えたのだろう。行き着いたら5人とばったりあう。自宅から近いこの山には貴重な花が沢山咲く。その中でも開花時間が短く花数も少ない気難しい「ゴマクサ」が今回の一の目的。「咲いていてくれ!」と願いつつ登って行く。2花しか咲いていない。そのうち1花は終わり気味。ま、見られて良かったと撮影しました。
      

              
ゴマクサについてはこちらに詳しくあります。
途中では早くも秋の花でも好きな花「ナガバノコウヤボウキ」も咲いてます。
              


              

        
高知では蛇紋岩地・石灰岩地で良く見られる此花・・・ここは確かに蛇紋岩地です~って思いながら登りました。
ゴマクサの開花を確認したらもう1つ気にかかるものを見に登ります。
      
オケラ
これも高知では蛇紋岩地のみに生育する貴重な植物です。今年の少雨の所為でここより少し下にあった株は全滅していました。これがなんとか生き残っていてくれほっとして撮影。
オケラの画像はこちらにあります
      

             
キキョウ
周りを見ると終盤ですがキキョウがぽつぽつ咲き残っていました。
咲き残っていたのはほかにもありました。
             

             
ヒキヨモギ
この山に登り始めたころには株数が少なかったのですが群と株数を増やし群生しているといえる状態になっています。今年の暑さをものともせず株を増やすヒキヨモギはかなり丈夫な植物なのでしょう。



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探索

2013-09-04 | 山野草
山野草
■湿地探索②■
28日の湿地探索の主目的はギボウシでした。でも、咲いているのが少なく葉のみではというわけでほとんど撮影せずじまい。再度訪問予定です。他の花も種々あったのがうれしかったですね。湿地探索と言っても広いし湿地が広いj場所があるわけではないので山地の草地もあります。なので乾燥地に咲く花から水の中に生育するものまで見られました。足元は長靴で終日歩きましたよ。湿地で見た花をまとめます
      
ミズユキノシタ(アカバナ科チョウジタデ属)花が咲いていましたがあまりにも小さく私のカメラでは無理でした。
近くには同じ科・属のヒレタゴボウ・チョウジタデも咲いていました。
             
ヒレタゴボウ
      
サワギキョウ
高知県内では1ヶ所のみ生育。立ち入りできないのでかなり遠方から撮影。
湿地ではないけれど水分豊富な場所に生育するソクズも咲き残り
      

             

      
ソクズは山すそ、川端など湿り気のある場所に自生する大型の多年草です。大きくなるのでこの場所でも刈り払いにあい花をみることがなかったのですが今年は運よく刈り取られなかったようです。花も好きなのですが茎が紫になるのも又魅力です             
             
イガタツナミ
             
コガンピ
      
ヒメノハギ(マメ科・ヌスビトハギ属)
             
タヌキマメ(マメ科・タヌキマメ属)
             
此花、開花時間が午後なので花が見られませんでした。毎年見ているのでま、いいかとは思いますが毎年みているからこそ見たいですよね。
             
コマツナギ(マメ科・コマツナギ属)
             
クサネム(マメ科・クサネム属)
秋が近づいた兆しを感じたのがマメ科植物の開花を沢山みたことでしょうか。そういえば近所ではコガネタヌキマメも咲いていますしね
コガネタヌキマメの画像はこちら
栽培していたのが逸出して線路脇とか道路脇でも見られるようになっています。2008年には珍しかったのですが今では本当にあちこちで見られます。タヌキマメはさほど見られません。

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カルストで

2013-09-03 | 山野草
山野草
■見た花■
自宅近くにはなくてカルストをあるけば見られるから写した花達も結構おおいですね。
              
オタカラコウ
      
ヤマシロギク
      
モミジガサ
      
シオガマギク
シオガマギクは形の面白さが好きなので群生を撮影したかったのですが小雨の為でしょう、葉も汚く花の状態が良いのがなく写す気力失せ・・
            
シコクフウロ
              
ナンカイギボウシ
              
テンニンソウ
テンニンソウは牛が草を食んでいるすぐそばで大群生していて今が一番きれいなのかなと思われました。
              
ソバナ
              
ハバヤマボクチ
      
他にクルマバナ・カワラナデシコ・オトコエシ・アザミ類2種・ヤマトウバナ・コウゾリナ・キンミズヒキ・ヒメキンミズヒキ・アキチョウジなどあったのです。

国民宿舎天狗荘横の駐車場で写した空が当日の天気を表現していています。微妙でしょう?晴れたと思って喜ぶと曇り、曇ると晴れる空でした。でも、どうこう言っても咲いている花は秋を教えてくれましたし、吹く風は秋。場所によっては寒くて一枚上着を必要としたのです。さすがに昼食は夏定番のソーメンは持たず「出し巻卵・ナスの炒めもの」などすぐにできるおかずでした。前は店で買うことも多かったのですがささっとおにぎりをつくり出てくるパターンが定着しました。東屋で食べると普段のおかずもそれなりに美味しいものです。帰り道ではいつものお気に入りのソフトクリームを2つも食べて満足・満足と帰り着きました。カワミドリ咲く場所へよればよかったと思ったのは帰り着いてからのこと・・・でも、欲張ってもまわれませんからこれだけで十分でしょう。
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ヒナシャジン・ツクシクサボタンなど

2013-09-02 | 山野草
山野草
■気になって■
カルストに行くと沢山あってさほど珍しくはないですが全国的にレアな植物がいくつかあります。そのうちの1つ「ヒナシャジン」風が吹いて揺れて揺れてまともに撮影できない・・
     
釣鐘状の細い花冠から飛び出たオシベが特徴。
茶色になった花が一つもないきれいな状態のはあまりなくこれが一番の美人さんでした。
クロタキカズラも葉はたくさんみましたが撮影していません。
開花盛期は過ぎていましたなぜか綺麗にさいていたのが「ツクシクサボタン」
             

            
これも分布は四国・九州
石灰岩地のある中でぽつぽつ木がある。実が見える!ズームしてみました。マユミですね
      
マユミに見事に実が付いているので熟れたころにはかなり見応え十分になりそう。
      
昨年別の山で見て「わ!」と思ったことを思い出しました。これに雪が積もったときもそれはそれは美しいんですよ
             
ツチアケビ
いつものところにいつものようにありました。(ツチアケビの花はこちら
丁寧に撮影ぜずぼけぼけですが記録として残すための2種

コフウロ                            ミツバベンケイソウ
コフウロはここではとっても多くて歩いているとすぐに目に入ってきます。葉を注意してみていればゲンノショウコとは判別着きやすい。
ミツバベンケイソウは見たのは全部蕾ばかりでした。(開花状態のはこちら
      
ノカンゾウ
             
オミナエシ
草原で牛がいる近くで大群生している場所がありシャッターチャンスだとは思ったのですが風が吹いているうえ車のすれ違いのために停車できず目にとめるだけ・・8月下旬~9月初旬はオミナエシ見物ができるほど咲いている場所があるということがわかったのです。気にかかる花をあれも見ておきたいこれもと欲張らなければオミナエシ咲く場所にたたずむ?流れ星がいたかも?です。他にオオナンバンギセルも近くに生育しているのですが昨日UPしたタチコゴメグサなど確認したく遠方まで車を走らせたため見られませんでした。気になる花が多すぎるのです。

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タチコゴメグサ・レイジンソウなど

2013-09-01 | 山野草
山野草
■気になって■
カルストへは花を見に出かける事は多いのですがなにせ広いのでああれもこれもと欲張るとみられない花が多くなります。ぜひ見ておきたい花とか気になる花を念頭に置いてみて回り大体はみてきました。2011年10月に見てから見ていないタチコゴメグサも見ておきたかったので車を走らせてもらいました。コゴメグサは小さいので場所をしっかり覚えておかないと見つけられません。最初によった場所では見られない。念を入れて探したんですがねえ(ツクシコゴメグサ見たかったな!)・・・次の場所で諦め気味でみていたらありました。
             

      
タチコゴメグサ
コゴメグサ属はほかにナヨナヨコゴメグサ・ツクシコゴメグサ・トサノコゴメグサがあります。
ナヨナヨコゴメグサの画像はこちら
ツクシコゴメグサだと思われる画像はこちら
カルストを歩いていて多かった花はレイジンソウでした。適期に来られたということです。
濃淡があるので1つ1つ見て行くのも楽しかったです。
            

            

            
レイジンソウ
ガガイモ科が好きなので今回嬉しいものに出会いました。お腹が空いたので急いで山を下りていると「イケマがあるよ~」と同行のS女史の声が後ろから聞こえてきました。登り返していくと「ま!」花は終わっていますが袋果が見事についているではないですか。ガガイモ科は種を花の割にはつけませんのでこのような状態をみることがすくない。
            

      
イケマ
イケマの花はこちらにあります。
好きな植物は目につくものですねえ。花がないのが残念でしたが
            
ガガイモもありました。
ガガイモの花の画像はこちら
タチコゴメグサは見られたもののこの周辺で見たかったカセンソウは時間足らずで発見できませんでした。・カルストは広いのです。

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