
■近くの山で②■
家から近くに蛇紋岩地があるということは植物大好き人間にとっては大層ありがたいことです。この土質で育つ植物がおおいのですから・・・


ミシマサイコ(せり科)
これも高知県では蛇紋岩地のみに生育します。最初そんなことをしらないころにはこの植物が珍しいものとは知らずにいました。撮影していませんがこにはスズサイコもあります。随分前に咲き終わったのでしょう。種をつけていました。
スズサイコの画像はこちら
これも県中央部では蛇紋岩地に多い植物なのです。

タケニグサの背景に写っているのが蛇紋岩。特有の色をした輝きを持った岩です。植物は土とは切っても切れない縁を持っていますので珍しい植物を見たければ石灰岩地・蛇紋岩地へ足を運ぶということになります。

ユウスゲ
これも高知では中部の蛇紋岩地に生育します。花時に見に来ればよいのですが今年の暑さは尋常ではなく夕方見に行く馬力がありませんでした。今年はどうも沢山咲いたようであっちでもこっちでも種を付けた茎がつんつん立っていました。これほどあるのならば来年は是非とも見に来なければと思ったことです。
ユウスゲの画像はこちら

オミナエシ
ユウスゲが咲く近くにはオミナエシ・ススキもあります。ススキの間にはキキョウもあります。ここへ来ると秋の七草をかなり見られ簡単お花見場所なのです。オミナエシはまだ少ししか咲いていなくて少しさびしい状態です。満開になればあたり一面・・・特有の香りが漂います。

アキカラマツ

タコノアシ
タコノアシはまだ咲き始め
満開の花はこちら
タコノアシになった画像はこちらです

クマヤナギ(クロウメモドキ科)
小さい小さい花ですが実は赤くかなり目立ちきれいです。
実の画像はこちらにあります。花よりよほど実の赤が目立ますよね
これも又蛇紋岩地によく見られるのです。
家から自転車ででかけることが出来るこの山は私にとって「宝の山」私だけでなく植物好きにとっても同じことです。もう少し秋が深まれば又別の蛇紋岩地特有の花が咲き始めます。又足を運ばなくてはなりません。