
■久しぶりの登山■
8月は色々あって登山していない。どこかへ登っておかねば体が鈍る。と思っていたら所属する山の仲間から誘いを受けました。綱附森へ行くとのことです。この山は展望がよいのですが花がない・・花は別の山でみることにし今日は足腰の訓練と思って登ってきました。登ってみるとさほどしんどくもなく(ゆっくり歩きだったので)軽く歩けました。

牛の背・天狗塚
天気さえよければ最高なのですがこれくらいに見えたのはほんの少しの間で他の時間帯はガス・曇りでした。
見られる植物はないので期待していなかったのですが



アオベンケイ
大きなブナをみるとあちこちに着生していて2週間もすれば花がみられる状態でした。
かつて見た花です・・・きれいでしたよ

鹿に食べられたため林床には草がなくシダがはびこっているくらいの寂しい景色が広がっています。なのでつい上を向いて木をみます。

ナンカイギボウシ(多分)
木に登ったギボウシを見るのは初めてです。鳥の糞の中に種があり発芽したのでしょうね。蕾もあるので咲いたら面白い画像となります。


ナナカマド
樹木も木肌を齧られ厳しい状態ですがリョウブは復元しやすいのか開花して種になっているのがおおい。後はノリウツギが少しみられ一番今回目についたのがナナカマドの赤い実でした。青空に輝く赤い実だったら綺麗だったのですがガスの中ではどうも仕方ありません。

ススキも花を咲かせ時折吹く風になびいていました。

ゲンノショウコ
登山口でかろうじて白い花を見つけ嬉しくて撮影です。
他にオタカラコウ・少しだけアキチョウジそして車道脇でテンニンソウを見たくらいです。
秋の気配を一番感じたのは大栃近くまで帰ってきたときに車窓からみた「ヒガンバナ」です。彼岸が来ると咲く此花をみると秋だとかんじます。季節は移ろっていますね・