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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

コスモスの撮影がうまくいかない理由

2015-09-30 15:11:13 | 写真にまつわるエトセトラ

同じ時期に昨年2回、今年2回コスモスの撮影に
滝野すずらん公園に行ってきました。

去年は写真を始めたばかりで???状態でしたが
カメラ操作にも慣れた今年、コスモス撮影にまつわる
雑感です。

今年も2回撮影に行きましたが、現時点での感想も
やっぱり「存外、難しい」。
この「存外」ってなんなんだー?? というのを自分なりに
探求してみました。

1)コスモスはしょっちゅう目にする花である。
全然珍しくもない、フツーの花である。
なので、どこか無意識に「すぐに撮れるだろう」と
たかをくくっている。

2) コスモスは百合などとちがい、どっちかというと
平面的な花。平面的な花は撮りやすいという
固定観念がある。

↑かなり独断と偏見が入ってますが、ざっくり言って
こんな感じかと。



もうちょっとコスモスが撮りにくい理由を
具体的に見ていきませう。

↓昨年、自分が撮った写真


現場で目の前のコスモス(畑)に
「きゃ~~~きれい☆☆☆」などと感動して、
ハイテンションでシャッターを押すとこんな感じの
写真になってしまいがちなのである~。

で、あれ? 変だな~とあとで写真を見て
がっかりな気持ちに^^;

コスモスに限ったことではありませんが、広角ぎみの
画角(スマホなど)で撮るときは構図を考えないと
どうしても雑然とした写真になってしまいがち。

同じ広角写真でも、こちらの写真ならちょっと
ソレっぽい雰囲気が出ているかな、と
思います(今年撮影したもの)

↑なるべく余計なもの(この場合は黒い土)を入れずに
下から見上げるようにして、背の高いコスモスを
意識して撮影。下部はトリミングしちゃってもよかったかもしれません


コスモスが撮影しにくいと思った具体的な点その2。

色の薄いもの、濃いものが混在していること。
かなり濃いピンク~白が同じ場所にかたまって
咲いているため、望遠レンズやマクロで撮影したとき、
背景のボケがうるさくなりがち。

逆にいえば、同じ色が固まっているところを
狙って撮影すると、統一感が出るとも
言えると思います。

↑濃いピンクが背景にあるのでボケとしてはちょっとうるさい

また、花芯の部分が濃い黄色なので
これまた前ボケをつくるときにうるさく
なっちゃったりするのです^^;

↑画面左端にある黄色が、ボケを作ってる手前にある花の
花芯。この写真では黄色が薄目に映っているので
セーフですが、濃く出ると、繊細なコスモスのイメージが
台無しになってしまう


最後に、コスモスは背が高くて風に揺れやすい。
ピントがあった写真を撮るのは至難の業。
根気よく枚数をたくさん撮ったりSSをあげる等の
工夫がいると思います。



真逆の発想で揺れているならいっそ
ブラした写真を撮っちゃうのもアリ。



以上、なかなかあどれないコスモス撮影の雑感まとめ
なのでした。


D750/D5200で撮影
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コメント
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