今日、幹線道路を走っていて、赤信号で止まっていたんだけど、対向車線のほうの横断歩道を杖をついたおばあさんに寄り添ってお巡りさんが歩いているのが見えた。
どうやら、おばあさんが、私から見ると左から右へ横断歩道を渡っていったのだけど、6車線もあるので、途中ですでに歩行者用の信号が赤に変わってしまったようなのだ。
それで、ちょうど渡ったところに交番があるのだが、そこの交番のお巡りさんが、横断歩道を渡ってくるおばあさんを見つけ、車が走り出してしまったら危ないと思い、迎えに行ったらしい。
でも、焦らせることなく、おばあさんが渡りきるまで笑顔で付き添って一緒に歩いている姿であった。
ほぼ道路の端っこに着いたときに、車用の信号が青になって自動車が走り出したので、間に合うことができた。
万が一、おばあさんが渡り切れなくても、おばあさんより背の高いお巡りさんが一緒に渡っていれば目立つから、自動車のほうも待っているに違いない。
お巡りさんて優しいなあ。
そういえば、台風の直後の時、道路の端に雨水が池のように溜まっていたんだけど、お巡りさんが、箒みたいなもので側溝の網の上の落ち葉をよけて水を流してくれていた。
また、風で倒れた看板なんかも、パトカーから警察の人が降りてきて、直してくれたりしているのも見かけた。
そんなの、一般の人が見かけても直しはしないけど、お巡りさんは一般市民にとって危ないなと思うようなものを率先して片づけたりしてくれるんだなあと感心したのだった。
お巡りさん、ありがとう。