山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

一緒に居ても傷つけあうだけ

2025-01-10 21:11:10 | 日記2025

年末年始の実家母との摩擦は、数えきれないほどあります。

例えば、母がテレビの画面の文字が近づかないと良く見えないというので、「だから中近両用メガネを作ればよかったのに」というと、メガネはこれ(ただの老眼鏡)で良かったと言い張る。
以前から私より見えていないだろうと思っていたのだが「あんたは目が悪いけど私は見えるから・・・」が口癖の母。ことあるごとにそれを言うのでイラっとしていた。
私は中近両用メガネをかけているが、メガネをかけなくても母よりテレビの文字は見えるのだ。
しかし、裸眼で手元のものが見えないことに関して、ことあるごとに「あんたは目が悪い、私は目がいいから見える」といちいちマウントをとる母。

到着した日の夕方、母が数足の靴下の親指の穴を繕っていたら首が痛くなったと言っていた。針に糸を通すのも大変だそうだ。そんなにまでして靴下の穴なんか繕わなくてもよいのに、他に穴の空いていない靴下はないのかというと、あるけど、穴の空いたのがもったいないから、まずそれを直して履いて、空いていないのは履かないでとっておくのだとか。
それで、履かない靴下の中には、私が奮発して買ってあげた1足1600円もするソックスがあるのだが全然履かない。この貧乏性なんとかしてほしい。
その他にも私が買って持って行った衣類は着ないままのものが大部分。

私が作った料理は母の口に合わないので、なかなか食べない。結局私が責任を取って全部食べて帰る。

私の荷物(リュックサックとカバンとマイバッグ)を見て、母が「あんたの荷物はなんでそんなに多いの?〇〇(姉の名)は小さな荷物を1つもってただけだよ」という。
はあっ?姉は夫婦で旅館に一泊して、実家の母のところには昼間ちょっと立ち寄っただけなのだ。浴衣だって旅館についているんだから着替えもいらないよ。
私は、パジャマと在宅用上下と下着・靴下など3泊分持っていかなきゃならないから荷物が多くなる。
荷物が多くて格好が悪くても必要なんだからしょうがない。
実家は二層式洗濯機で水も自動で止まらない旧式のものなので、あっちでは洗濯が大変。余計な洗濯物を増やしてはいけないので、パジャマなど置いてくることもできない。お風呂に入る時も洗濯の都合でバスタオルが使えないので、小さい浴用タオルを使う。

母が姉夫婦が帰るときの後ろ姿を見たら、二人ともスタイルが良く、お似合いだったそうだ。姉は相変わらず白いズボンを履いてしゃれた格好をしてきたそうだ。
そうですか、よかったですね。こちらは旅館にも泊まらないし、夫婦でも帰省しません。夫は毎年カップラーメンを食べて年を越してます。私が帰るときは、母はこたつに座ったままで見送りなどはしません。

帰宅した翌朝ご飯を食べている時に、「なんだね、今朝はバカに頭が白髪だらけじゃ」と母がいう。
今朝急に白髪になるわけないじゃん。昨夜からずっと白髪だらけなのは変わらない。
昨夜は気が付かなかったけど、朝日に当たって白髪が良く見えたのだ、と母が言う。
だいたい、なんでこんな白髪のままだと思ってんだか。美容院に行く暇がないんだってば。
ヘアマニキュアをすれば数日間は染まるのだけど、そうすると美容院でカラーリングしにくくなるので、美容院に行く前にはあまりやりたくないから白いままにしているのである。
年末に美容院の予約を入れようと思ったんだけど、空きがなかった。

朝、2階で、8時過ぎに母がトイレから出てきて顔を合わせたので、そのまま階下に降りてくると思ったら、またベッドに入って寝てしまったらしく朝の9時を過ぎても降りてこない。
母は、東側の竹やぶの上から朝日が出てこないと起きないのである。
それで、母は朝日が出てから、東側の窓際で朝日に当たりながら着替えをすることにしている。
早く起きないのは近所の竹やぶのせいだそうだ。
エアコンつけて部屋を温めて着替えればいいのにと思うが、ドケチは母は電気を使わない主義。
私が朝ご飯を作ってしばらくしてもぜんぜん降りてこなかったので、やっと降りてきたときに「なんで8時過ぎに起きたときに、降りてこなかったの?」と言った。
そうしたら「あんたはおっかない。朝から大きい声でどなりつけられて心臓が止まりそうだ」などという。
別に怒鳴ってなんかいない。私は普通の声で言っているつもりなのだが、声が大きすぎるという。
だったら、私も何も声を出さないほうが良い。
母も口を開けば、私がイラっとすることばかり言うので、お互いに何も話さないほうが良いのだ。

極めつけは「〇〇(姉の名)はあんたみたいにどなりつけたりしない。もっとやさしい。」という。

確かに姉は口調は穏やかで優しいのだろう。だが、何もしない。ただ立ち寄るだけだ。
姉が言うには、そのほうが母に負担をかけないそうだ。一人で勝手にくらしているから、年寄りの生活リズムを崩さないほうが良いとのこと。
実は、姉と母は非常に似ていて、昔から野菜が好きでキャベツに醤油をかけたりして食べていた。いまでもネギの根を植えたり干からびた大根の切れ端を食べたりしている。金があるのに貧乏くさいところがそっくり。というかドケチだから金が残るのか?思考回路が同じで、姉と母の気が合うんだったら、一緒に暮らせばいいのに。そうすれば、ぶつかることもないわけだ。

私と母は、その他にも、多々ぶつかること、相容れないこと、考え方の違うことばかり。
だから、今後は帰省してもあまり一緒にはいないで、私は一人でどこかに出かけてしまうと思う。

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正月から母と大ゲンカ

2025-01-10 13:54:48 | 日記2025

実家母は、高齢化して順応力がなくなってきたため、自己流・マイペースの生活をしているので、身内家族もあまり寝泊りさせたくない。
かなり強烈な個性があるため、それに合わせられるのはこの世に私一人しかいない。
私の夫は、私の実家に滞在すると、一晩で身体の調子が悪くなってしまうので、このごろはいかなくなった。生活リズムも食べ物も考え方もあまりにも違いすぎるのだ。
別室にテレビでも置かせてくれたら、夫はそこでくつろげそうだが、母が許可してくれない。
たまに来た時くらい、居間で同じものを食べ、同じテレビを見ればいいだろという。
それで、ここ数年は、私が一人で実家と自宅を往復している。
お正月も毎年そうである。

この年末年始も、母は紅白歌合戦の前半は全く受け付けないので、BSの演歌なんかをずっと見ていた。
この頃母は微妙に認知がかっているため、ドラマの筋が追えなくなってきて、ドラマもNGである。
その他は、動物の番組を見ることくらいだ。

その程度のことは2~3日なら我慢ができる。

が、昭和一桁生まれの母の物品に関する節約感覚には耐えられなくなる。

1日の朝、母は新聞受けから新聞をもってきた。
ものすごい厚さで、ポストの中に無理やり押し込まれていたので、取り出すのが大変だったそうだ。
なんでこんなに厚いんだと文句を言う。
正月だから仕方がないでしょ、と私。

母は新聞の折り込み広告をひとつづつ確認していたが、その中にひときわしっかりした光沢のある上質紙の広告があり、そのカラー印刷も綺麗であった。
どこかの商業施設の初売りのものだ。実家からは遠いところで、母には全く関係がない。

すると、母がそれを見て
「なんでこんな広告をうちに入れるの!? こんなの入れたってぱっと見て捨てるんだから、経費がもったいないよ。こんないい紙使って資源の無駄だね」というのだ。

母はいつも、自分が利用しない店や物に関する広告に対して文句を言うので、
「お母さんが行かなくても、他の人は車でそこまで買いに行ったりするのが普通なんだよ。100軒配って99軒の人が行かなくたって、1軒の人がそこに行って何十万円の買い物をすれば元が取れるんだから。しかも、広告を出す人の自由なんだから、お母さんが経費がもったいないとかいうことないの」と言った。

母「でも、こんな高級な紙使うことないのに。見てみなよ、こんなきれいな印刷ですぐすてちゃうだけなんだよ。なんでこんなことにお金と資源を使うんだか。まったくいやになるねえ」などという。

私「おかあさんは、どうしてそういうものを見たときに、もったいないとか経費の無駄だとか言って、文句を言ったり、暗い気分になるようなことばかり言うの?よその人はそうじゃないんだよ。普通は、そういうのを見たら『わあ、綺麗な広告、この福袋3万円だって買おうかしら、楽しそうね~、わあ、このレストランでこんな料理食べたいわ。このケーキもおいしそう!今から買いに行こうか』っていう反応を示すんだよ。そうやってみんな楽しく暮らしているのに、経費の無駄だとかもったいないとか文句ばっかり言ってて、こっちまで気分が悪くなるよ」

などと言い合うことになった。

母「だけど、もったいないからもったいなと思って言っただけなんだよ。思ったことをいう相手はあんたしかいないんだから言わせてくれたっていいら」

私「そういうことをいちいち言われるたびにこっちは嫌な気分になるんだよ。全く楽しい気分になれない。ネギの根っこだの干からびた大根の端っこを捨てるなとか、私が食べたあとの干物のかすを食べたりしないでもらいたいよ」

母「私は自分が物を大切にしたくてやってるだけなんだよ。世の中じゃ何でもかんでも無駄にするけど、私だけでも物を無駄にしないようにしてるんだから、いいだろ」

私「お母さんが家で腐った野菜や食品を食べているうちに、スーパーじゃもっとちゃんとしたものを廃棄してるんだよ。だったら、次々に新しいもを買ってあげたほうが社会全体では無駄がないってことなの。広告だってお金をかけて印刷して、それで売り上げが上がって経済が回ることが必要なんだから、お母さんみたいになんでもかんでも節約して縮小してたっていいことはないんだよ」

母「あんたはいちいちうるさいよ。私がもったいないと思って、その思ったことを言っただけなんだから、思ったことくらい言わせてくれたっていいじゃ。普段は一人で誰にもこんなことは言わないんだから」

私「だったら、私にも言わないでよ。いちいちもったいないもったいないって、ここに来るとそんなことばかり聞かされてストレスがたまるよ」

母「じゃあ、私は何も物を言わないで黙ってるしかないね」

母は節約を美徳としているのだ。節約のできる人間が価値があると思っている。母の思考回路はまずそこから始まるのである。
この親から育てられた私もまったく娯楽というものを知らない人間だった。でも、60年も生きてきたら世間の人は母のような考えではないことがわかってきた。
みんな楽しく暮らしているのだ。私は世間から見たらかなり質素な人間なのだが、母に合わせるのは限界だ。

世間には節約を生きがいにしている人間がいるのだそうで、そんな番組があったと母が言う。
だからってそんな人間が一般的な人間であるというわけではなく、多くの人間は極端な倹約家を「えらいなあ」とは思わないし、自分もやろうなんて思わない。

ことあるごとに母に言動にイラッとしてしまうのだ。

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