【春よ、来い / 松任谷由美】をソプラノサックスで演奏してみた
最近、気に入っている津田征吾さんのサックス演奏ですが、「春よ、来い」の演奏がありましたので、共有させていただきました。
「春よ、来い」は、1994年に放送されたNHK朝の連続ドラマの主題歌(松任谷由美/作詞作曲)であり、このドラマは橋田壽賀子さん自身の自伝ドラマだったわけです。
なので、この曲を聴くと、橋田壽賀子さんがまず第一に連想されるのでした。
津田征吾さんの演奏がアップされたのは、3月30日なのですが、これから5日後の4月4日に橋田壽賀子さんがお亡くなりになりました。
橋田さんは、1925年5月10日生まれで、95歳だったそうです。
熱海在住で、健康に気づかい、水泳や運動も積極的に行っていて、元気に暮らしていらっしゃったので、まさかこんな急に亡くなってしまうとは思いませんでした。
でも、95歳ということですので、寿命を全うされたということでしょう。
橋田さんは、たしか早くに父親を亡くし、母一人子一人で育ったと思います。それから、日本女子大を卒業しますが、そのあと東大に入り直そうとして失敗したため、早稲田大学に入って勉強し、その後映画会社だったかな?、に入社してシナリオを書くものの、かなり変更されたりしてしまったそうです。
その後、テレビの仕事を始め、プロデューサーの石井福子さんと仕事をしますが、テレビでは一切橋田さんの原稿内容を変更されることなどなく尊重されたそうです。
それから、橋田さんの書くシナリオは、誰もが知る「渡る世間」を始めとして、人気テレビドラマになっていきました。不倫と殺人のドラマは絶対に書かなかったそうです。
よくある人間ドラマ、人と人とのつながりや軋轢が良く描かれていましたね。
橋田さんの活動や生き方は、素晴らしいと思いました。
このような偉業を成した女性は、やはり子供は生んでいない方が多いかもしれません。
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熱海は、静岡県出身の私にとっても身近な地域であり、そこに橋田さんが暮らしている、という意識はいつも持っていました。
しかし、いったい熱海のどの辺に住んでいるのかは知らなかったのですが、亡くなられた後に追悼番組などを見ると、熱海の高台の熱海港が見おろせる場所に家があったことがわかりました。
それは、私が好きなトーマス・マックナイトの絵のような景色で、私があこがれる景観でした。
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さて、この音楽「春よ、こい」ですが、この曲は、当時エレクトーンで弾いたことがあります。
そして、娘たちがヤマハ音楽教室に通っており、このころ長女が4年生くらいだったかと思いますが、
エレクトーンの発表会でこの曲を弾いたのでした。たしか7級くらいの曲だったかな。
そんなこともあり、この曲にはかなり親しみがあるものです。
この曲を作ってくださった松任谷由美さんのお陰でもありますね。
ソプラノサックスの演奏は、音色がとてもきれいですね。
リズムやパーカッションの入り方が、エレクトーンのフロッピーに入っていたのと同じで、懐かしいな~と思いました。
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橋田壽賀子さんについては、何か書いておきたいなと思いながら書いていなかったと思うので、今日書くことにしました。
橋田さん、ありがとうございました。新型コロナがおさまったら熱海に行ってみたいと思います。
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