本日は、本当に久しぶりに、公共施設の貸しピアノ(防音練習室)を弾きに行った。
ここはとても安いのでいつも予約が入っていて全然借りることができないのだ。
前もっての申し込み期間というのがあり、その時点で申し込むと抽選などで当たるらしいが、そんなに早く予定は立てられないので、いつもたぶん直前にキャンセルが入ったやつを、前夜や当日になって発見し、急遽申し込みを入れる。今回も昨夜遅くにネットで予約を入れた。
前回最後にピアノを弾きに行ったのは昨年の6月23日だったようだ。
その後、上の写真の楽譜である「月刊ピアノ2022年7月号」を、イオンのお店で見かけて衝動買いしてきた。ここに載っている「さとうきび畑」を弾こうと思ったのだ。
ところが、その後新型コロナの波がやってきたんだったか、自分が忙しかったんだか、すっかりピアノを弾こうという気もなくなり、この楽譜のことも忘れていた。
最近時々ピアノの予約状況を開いてみたりしていたが、相変わらず取れない日々の連続だった。
そんな中、何の気なしに予約サイトを開くと1時間利用可能だったのである。
それで、「月刊ピアノ」を持って出かけたが、本当に一度も開いていなかったし、別の記事も何1つ読んでいないのである。
「さとうきび畑」というのはどうしたって夏の曲なので、どうも季節外れだ。
それに、昨年は「海の声」を練習していて、これも全然弾けるようになっていないのだが、こちらも夏の曲である。
まあ、これから練習を始めると、またちょうど夏になるから良いのかもしれない。
それにしても、ピアノを習っている子どもなどは、毎日練習してどんどん上達していくというのに、私の場合、ただでさえ週に1度1時間も弾かないうえ、それさえも1年近く放置となると、ピアノを習っている子がレッスンを退会し1年後にまた始めるよりももっと少ない頻度なんだから、これじゃあ上達するわけもない。
まあ、ボケ防止のためのアタマと指の関連体操くらいなところである。
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ところで、初見でこの「さとうきび畑」を弾いてみたのだが、元々ソナチネくらいしか弾けないのだけど、なんか左手が弾きにくいなあと思った。
よく見ると、オカリナとギターで演奏する楽譜らしい。だから左手の分散和音みたいなのが、楽譜が単純な割になんと無く弾きにくいのである。(あっそうじゃないか、オカリナの音とギターの自動伴奏で弾くのか?電子ピアノの楽譜らしい。)
それで、別の曲を弾いてみる。最近の曲は知らないものばかり。
西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」もちょっと弾いてみた。映画「ひまわり」の愛のテーマはウクライナが話題になっていたことで注目された曲で、これも弾いてみたけど、なんか和音が変な感じがする部分も・・。
結局オペラ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」が一番弾きやすかった。ああ、この曲知ってるわ、と言う感じ。なんで知ってるのかわからないけど、よく聴く曲である。
そのあとは、「海の声」や、昔弾いてたソナタアルバムなどをひいたが、指が動かないので、ソナタはみな2楽章ばかり弾く。昔は2楽章のゆっくりな曲が嫌いで、自分で弾いていてもたいくつで眠くなってしまうのだった。
元々音楽のセンスがないのでダメなのだけど、今となっては昔嫌いだったゆっくりな曲がちょうどアラカンの自分のテンポに合ってるわというかんじ。
そうこうする間に、制限時間3分前となり、曲の最後まで弾きたいところを中断し、あわててピアノの鍵盤を拭いて荷物をまとめ退散したのであった。
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「私のお父さん」ってこれだった。プッチーニのオペラ
【感動】突然通行人がオペラを歌いはじめたら【オペラドッキリ】ストリートピアノO mio babbino caro
折角なので街角ピアノ弾いて下さい。
生まれ変わったら楽器が出来る人間になりたい、
なんてふと思ったりするけど人間に生まれかわるとは限らないですからねぇ。
私は前世、虫だったかもしれないと姉に行ったら、姉は自分が人間以外であったことは想像もできないそうです。私は自分が人間以外の生物に生まれ変わる可能性があると思っているのですが、姉は人間は人間にしか生まれ変わらないと言っており、私は下等動物と人間を行ったり来たりしているらしく、姉は人間を繰り返しているとのことでした。
ボッケニャンドリさんも人間以外のものに生まれ変わる可能性があるとのことで安心しました。